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第1話
氷の瞳に見初められて
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【紬(つむぎ)視点:突然の指名と夜の恐怖】
「明日から、君が私の秘書だ」
一ノ瀬蓮社長のその一言は、静かなオフィスに冷たく響いた。
佐藤紬、二十四歳。これといった特技もなく、度の強い眼鏡に膝下丈のスカート。地味であることだけを美徳に生きてきた私が、なぜグループの頂点に立つ若き独裁者に目をつけられたのか。
理由は分からぬまま、私の日常は一変した。
秘書になって一週間。一ノ瀬社長は仕事中は極めて淡々と、そして非情なまでに厳しかった。私は彼を、感情を持たない「氷の彫像」のような人だと思っていた。
あの日、エントランスで同期の男性社員とほんの数秒、立ち話をした。
「秘書、大変そうだけど頑張れよ」
「ありがとう、なんとかやってるよ」
そう言って、私が少しだけ微笑んだ、その瞬間。背後から突き刺さるような冷気を感じて振り返ると、そこには無表情でこちらを見下ろす一ノ瀬社長が立っていた。
その日の仕事終わり、私は地下駐車場に待機していた黒塗りのリムジンへ、有無を言わさぬ勢いで押し込まれた。
走り出した直後、前席との仕切りであるパーティションが音もなく閉じられ、後部座席は息苦しいほどの密室へと変わる。
「あの、社長……? 送迎は結構だと言ったはずですが……」
「黙れ」
返事の代わりに、私は強引に本革のシートへと押し倒された。
一ノ瀬社長の大きな手が私の眼鏡を外し、地味なブラウスのボタンを容赦なく弾いていく。
「や、だ……! 運転手さんが……っ」
「防音だ。だが、君が大きな声を出せばどうなるか分からないな」
冷徹だったはずの彼の瞳は、今は見たこともないような「嫉妬」という名の濁った情熱で燃え上がっていた。
私のスカートがたくし上げられ、安物の下着が引き裂かれる音が響く。
初めて触れられる、強引で熱い指先。驚きと羞恥で涙が滲むが、同時に身体の奥底から、経験したことのない熱い疼きが突き上げてきた。
【一ノ瀬(れん)視点:執着の原点と独占の悦び】
佐藤紬。この女を初めて「認識」したのは、一ヶ月前の深夜だった。
静まり返ったオフィスで、誰に頼まれたわけでもない膨大な資料を一人で修正し、終わったあとにふっと誰もいない給湯室で可憐に微笑んだ彼女を見た時。
私の胸の中に、これまで感じたことのない真っ黒な独占欲が鎌首をもたげた。
(この女の、あの笑顔を私だけのものにしたい)
それ以来、彼女を秘書室という手元に引き寄せ、じわじわと外堀を埋めてきた。
だが今日、エントランスで他の男に向けて放たれたあの無防備な微笑みを見た瞬間、私の理性は限界を超えて弾け飛んだ。
「……っ」
リムジンの後部座席。私の下で、恐怖に怯えながらも、私の愛撫に身体を震わせる紬。
眼鏡を外した彼女の瞳は、これほどまでに潤んで、これほどまでに淫らな光を宿すのか。
他の男には絶対に見せたくない。この表情も、震える声も、すべて私だけが所有するべきものだ。
私は自身の熱を、躊躇なく彼女の最奥へと突き立てた。
「っ……あ、あぁ……っ!」
きつく私を締め付ける、彼女の純潔な熱。
それは想像を絶するほどに心地よく、私の征服欲をこれ以上ないほどに満たした。
パーティションのすぐ向こうには運転手がいる。そのスリルが、彼女の身体をより敏感にさせているのが手に取るように分かった。
「……紬。君が笑いかけていいのは、私だけだ。君のすべてを、私だけの愛で染め上げてやる」
彼女の白い首筋に、消えないほどの強い痕を刻みつける。
これは契約であり、宣告だ。
地味な殻を脱ぎ捨て、私好みの美しい女へと作り変えていく。
彼女が私の名前を呼んで果てるまで、私はその柔らかな身体を何度も、何度も蹂躙し続けた。
「明日から、君が私の秘書だ」
一ノ瀬蓮社長のその一言は、静かなオフィスに冷たく響いた。
佐藤紬、二十四歳。これといった特技もなく、度の強い眼鏡に膝下丈のスカート。地味であることだけを美徳に生きてきた私が、なぜグループの頂点に立つ若き独裁者に目をつけられたのか。
理由は分からぬまま、私の日常は一変した。
秘書になって一週間。一ノ瀬社長は仕事中は極めて淡々と、そして非情なまでに厳しかった。私は彼を、感情を持たない「氷の彫像」のような人だと思っていた。
あの日、エントランスで同期の男性社員とほんの数秒、立ち話をした。
「秘書、大変そうだけど頑張れよ」
「ありがとう、なんとかやってるよ」
そう言って、私が少しだけ微笑んだ、その瞬間。背後から突き刺さるような冷気を感じて振り返ると、そこには無表情でこちらを見下ろす一ノ瀬社長が立っていた。
その日の仕事終わり、私は地下駐車場に待機していた黒塗りのリムジンへ、有無を言わさぬ勢いで押し込まれた。
走り出した直後、前席との仕切りであるパーティションが音もなく閉じられ、後部座席は息苦しいほどの密室へと変わる。
「あの、社長……? 送迎は結構だと言ったはずですが……」
「黙れ」
返事の代わりに、私は強引に本革のシートへと押し倒された。
一ノ瀬社長の大きな手が私の眼鏡を外し、地味なブラウスのボタンを容赦なく弾いていく。
「や、だ……! 運転手さんが……っ」
「防音だ。だが、君が大きな声を出せばどうなるか分からないな」
冷徹だったはずの彼の瞳は、今は見たこともないような「嫉妬」という名の濁った情熱で燃え上がっていた。
私のスカートがたくし上げられ、安物の下着が引き裂かれる音が響く。
初めて触れられる、強引で熱い指先。驚きと羞恥で涙が滲むが、同時に身体の奥底から、経験したことのない熱い疼きが突き上げてきた。
【一ノ瀬(れん)視点:執着の原点と独占の悦び】
佐藤紬。この女を初めて「認識」したのは、一ヶ月前の深夜だった。
静まり返ったオフィスで、誰に頼まれたわけでもない膨大な資料を一人で修正し、終わったあとにふっと誰もいない給湯室で可憐に微笑んだ彼女を見た時。
私の胸の中に、これまで感じたことのない真っ黒な独占欲が鎌首をもたげた。
(この女の、あの笑顔を私だけのものにしたい)
それ以来、彼女を秘書室という手元に引き寄せ、じわじわと外堀を埋めてきた。
だが今日、エントランスで他の男に向けて放たれたあの無防備な微笑みを見た瞬間、私の理性は限界を超えて弾け飛んだ。
「……っ」
リムジンの後部座席。私の下で、恐怖に怯えながらも、私の愛撫に身体を震わせる紬。
眼鏡を外した彼女の瞳は、これほどまでに潤んで、これほどまでに淫らな光を宿すのか。
他の男には絶対に見せたくない。この表情も、震える声も、すべて私だけが所有するべきものだ。
私は自身の熱を、躊躇なく彼女の最奥へと突き立てた。
「っ……あ、あぁ……っ!」
きつく私を締め付ける、彼女の純潔な熱。
それは想像を絶するほどに心地よく、私の征服欲をこれ以上ないほどに満たした。
パーティションのすぐ向こうには運転手がいる。そのスリルが、彼女の身体をより敏感にさせているのが手に取るように分かった。
「……紬。君が笑いかけていいのは、私だけだ。君のすべてを、私だけの愛で染め上げてやる」
彼女の白い首筋に、消えないほどの強い痕を刻みつける。
これは契約であり、宣告だ。
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