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第2話
支配のドレスコード
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【紬(つむぎ)視点:肌に刻まれた主従】
昨夜のリムジンでの出来事は、悪い夢だったのではないか。
そう思いたかった私の元に、早朝、一ノ瀬社長からの「命令」が届いた。
届けられた高級ブランドの箱を開けると、そこには、秘書が仕事で着るものとは到底思えない、身体のラインを露骨に強調するタイトなボルドーのワンピース。そして、見るだけで顔が火照るような、極薄のレース一枚で作られたランジェリーが入っていた。
『今日から、私が買い与えたもの以外を身につけることは許さない』
同封されたカードの文字に、背筋が震える。私は迷った末、そのあまりに心細い布地を肌に纏った。
歩くたびに、昨夜彼に激しく貫かれた場所がレースと擦れ、熱い記憶を呼び起こす。
出社して社長室に入ると、一ノ瀬社長は平然とした顔でデスクに向かっていた。
「……おはようございます、社長」
「遅い。……こっちに来い」
彼に命じられるままデスクの側へ寄ると、一ノ瀬社長は立ち上がり、私の背後に回った。首筋に触れる冷たい指先。
「中に何を履いているか、一刻も忘れるな。それは私が選んだ、私だけの所有物の証だ」
その低い囁きだけで、膝が震えそうになる。
昼時、取引先の若い男性担当者が訪れた。「佐藤さん、今日は一段と素敵ですね」という、何気ない褒め言葉。けれど、その瞬間、背後から放たれた一ノ瀬社長の殺気にも似た視線に、私は息が止まりそうになった。
客人が去った直後、彼は私の腕を掴み、社長室の奥にある休憩室へと引きずり込んだ。
「あ、社長……っ、まだ午後の会議が……」
「黙れ。あの男に、その汚い視線でどこを舐め回された?」
彼は私を壁に押し付け、ワンピースの裾を乱暴にめくり上げた。
「ひっ……! ぁ、あ……っ」
壁一枚向こうには、午後の仕事に戻る社員たちの足音や話し声が聞こえる。見つかればすべてが終わる。その恐怖に、私は必死で自分の口を両手で塞いだ。
【一ノ瀬(れん)視点:蹂躙される理性の限界】
昨夜、彼女に教え込んだ「悦び」が、まだ私の指先に残っている。
佐藤紬という女は、予想以上に私の理性を狂わせる。今朝、あえて過激な下着を送りつけたのは、彼女が一日中、自分の身体が私の支配下にあることを自覚させるためだった。
出社してきた彼女は、案の定、不安げに腿をすり合わせ、潤んだ瞳で私を見つめていた。
その「地味な女」の皮の下に、私が選んだ淫らなレースが張り付いている。そう思うだけで、仕事中も私の下腹部は熱く疼いて止まらなかった。
そこに、あの無礼な男が現れた。
紬の身体を値踏みするように眺め、ランチに誘うなどという不敬。
私のものだ。その髪一本、指の先まで、他の男が触れることも、想像することも許さない。
客を追い出した瞬間、私は彼女を密室へと連れ込んだ。
「……っ!?」
壁に押し付け、ドレスをめくり上げる。そこには、期待通り、私が選んだ花びらのようなレースが彼女の秘部を飾っていた。
「あ……んっ! ふ、ぅ……っ!」
パーティションのない、オフィスのすぐ隣。彼女は必死に声を殺しているが、その震える肩、溢れる涙、そして私をきつく締め付けるその内側の熱さが、たまらなく私を煽る。
私は彼女の口を片手で塞ぎ、自身の欲望を荒々しく突き立てた。
「声を出してみろ。すぐに扉を開けて、社員全員に君のこの無様な姿を見せてやる」
耳元で囁くと、彼女はさらに身体を硬くし、悦びと恐怖が混ざり合った瞳で私を見上げた。
激しく腰を叩きつけるたび、彼女の小さな身体が壁に押し付けられ、白目を剥いてのけ反る。
社員たちの足音を聞きながら、私の腕の中で果てていく女。
地味な事務員だった彼女の輪郭は、今、私の情熱によって完全に溶かされている。
「いい子だ、紬。……一生、私以外の男には何も感じない身体にしてやる」
果てた後の彼女の瞳に宿るのは、もうおどおどした事務員の色ではない。
私の独占欲によって磨かれ、内側から色気が滲み出た「私の女」の顔だ。
この変貌こそが、私の求めていた最高の贅沢だった。
昨夜のリムジンでの出来事は、悪い夢だったのではないか。
そう思いたかった私の元に、早朝、一ノ瀬社長からの「命令」が届いた。
届けられた高級ブランドの箱を開けると、そこには、秘書が仕事で着るものとは到底思えない、身体のラインを露骨に強調するタイトなボルドーのワンピース。そして、見るだけで顔が火照るような、極薄のレース一枚で作られたランジェリーが入っていた。
『今日から、私が買い与えたもの以外を身につけることは許さない』
同封されたカードの文字に、背筋が震える。私は迷った末、そのあまりに心細い布地を肌に纏った。
歩くたびに、昨夜彼に激しく貫かれた場所がレースと擦れ、熱い記憶を呼び起こす。
出社して社長室に入ると、一ノ瀬社長は平然とした顔でデスクに向かっていた。
「……おはようございます、社長」
「遅い。……こっちに来い」
彼に命じられるままデスクの側へ寄ると、一ノ瀬社長は立ち上がり、私の背後に回った。首筋に触れる冷たい指先。
「中に何を履いているか、一刻も忘れるな。それは私が選んだ、私だけの所有物の証だ」
その低い囁きだけで、膝が震えそうになる。
昼時、取引先の若い男性担当者が訪れた。「佐藤さん、今日は一段と素敵ですね」という、何気ない褒め言葉。けれど、その瞬間、背後から放たれた一ノ瀬社長の殺気にも似た視線に、私は息が止まりそうになった。
客人が去った直後、彼は私の腕を掴み、社長室の奥にある休憩室へと引きずり込んだ。
「あ、社長……っ、まだ午後の会議が……」
「黙れ。あの男に、その汚い視線でどこを舐め回された?」
彼は私を壁に押し付け、ワンピースの裾を乱暴にめくり上げた。
「ひっ……! ぁ、あ……っ」
壁一枚向こうには、午後の仕事に戻る社員たちの足音や話し声が聞こえる。見つかればすべてが終わる。その恐怖に、私は必死で自分の口を両手で塞いだ。
【一ノ瀬(れん)視点:蹂躙される理性の限界】
昨夜、彼女に教え込んだ「悦び」が、まだ私の指先に残っている。
佐藤紬という女は、予想以上に私の理性を狂わせる。今朝、あえて過激な下着を送りつけたのは、彼女が一日中、自分の身体が私の支配下にあることを自覚させるためだった。
出社してきた彼女は、案の定、不安げに腿をすり合わせ、潤んだ瞳で私を見つめていた。
その「地味な女」の皮の下に、私が選んだ淫らなレースが張り付いている。そう思うだけで、仕事中も私の下腹部は熱く疼いて止まらなかった。
そこに、あの無礼な男が現れた。
紬の身体を値踏みするように眺め、ランチに誘うなどという不敬。
私のものだ。その髪一本、指の先まで、他の男が触れることも、想像することも許さない。
客を追い出した瞬間、私は彼女を密室へと連れ込んだ。
「……っ!?」
壁に押し付け、ドレスをめくり上げる。そこには、期待通り、私が選んだ花びらのようなレースが彼女の秘部を飾っていた。
「あ……んっ! ふ、ぅ……っ!」
パーティションのない、オフィスのすぐ隣。彼女は必死に声を殺しているが、その震える肩、溢れる涙、そして私をきつく締め付けるその内側の熱さが、たまらなく私を煽る。
私は彼女の口を片手で塞ぎ、自身の欲望を荒々しく突き立てた。
「声を出してみろ。すぐに扉を開けて、社員全員に君のこの無様な姿を見せてやる」
耳元で囁くと、彼女はさらに身体を硬くし、悦びと恐怖が混ざり合った瞳で私を見上げた。
激しく腰を叩きつけるたび、彼女の小さな身体が壁に押し付けられ、白目を剥いてのけ反る。
社員たちの足音を聞きながら、私の腕の中で果てていく女。
地味な事務員だった彼女の輪郭は、今、私の情熱によって完全に溶かされている。
「いい子だ、紬。……一生、私以外の男には何も感じない身体にしてやる」
果てた後の彼女の瞳に宿るのは、もうおどおどした事務員の色ではない。
私の独占欲によって磨かれ、内側から色気が滲み出た「私の女」の顔だ。
この変貌こそが、私の求めていた最高の贅沢だった。
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