『雨と、白シャツと、奪われる熱』

なまみ

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第3話

雨の神社、社務所の静寂

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古びた神社の境内に、雨音が激しく降り注いでいる。
大学生の拓海は、雨宿りのために忍び込んだ薄暗い社務所で、その「雨の女」に捕まった。

「……誰も来ないわ。この雨だもの」

冴子はそう言うと、濡れた白いシャツを自ら脱ぎ捨てた。
雨に打たれて白く輝く、暴力的なまでのIカップ。拓海は、その現実離れした肉体の質量を前に、逃げ出すことさえ忘れて見惚れていた。

「君……なんなんだ、一体……」

「なんなのか、その体で確かめてみて?」
彼女は拓海の手を掴み、その巨大な胸の谷間へと沈めた。
指先から伝わる、トク、トクという激しい鼓動。拓海の理性が、ぷつりと切れた。

「……っ、ああ!」

拓海は彼女を畳に押し倒し、濡れた身体を重ねた。畳の匂いと、彼女の肌から漂うむせ返るような芳香が混ざり合う。
拓海は無我夢中で、彼女の豊かな肉体に食らいついた。
Iカップの双丘を両手で挟み込み、左右から激しく揉みしだく。彼女の喉から、野獣のような喘ぎが漏れる。

「あ、ん、あぁ……っ! もっと、もっと奥を突いて……っ!」

拓海は自身の昂ぶりを、彼女の熱い空洞へと一気に突き立てた。
ヌルリと、抵抗なく飲み込まれる快感。畳を叩く雨音と同期するように、二人の肉体は激しくぶつかり合う。

「イク、いくぞ……っ!!」

「いって……! 私を、真っ白にして……っ!!」

拓海が腰を強く押し当てたまま、彼女の最深部へとすべてを吐き出した。

「あああああ!!」

冴子もまた、腰を激しく突き上げ、拓海のすべてを受け止めながら絶頂の震えに身を任せた。
……静寂。
雨が小降りになった頃、拓海が呆然と天井の木目を見つめていると、不意に視界から彼女の重みが消えた。

「……満足したわ。ありがとう、元気な坊や」

冴子はすでに立ち上がり、乱れた髪を掻き上げながら、涼しい顔でシャツを羽織っていた。

「えっ、もう行くの……?」

「ええ。雨も止みそうだし」

彼女は千切れたボタンの一つすら気にする様子もなく、あっさりと社務所を後にした。残されたのは、濡れた畳の冷たさと、拓海の手に残る、消えない肉の熱い記憶だけだった。
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