18 / 35
高校2年生編
3.修学旅行へ行って思い出を作ろうと思う。
しおりを挟むこの世界で観光地として有名な国へ向かう事になった。この世界、前世みたいに都道府県がないんだよな…でも、馬車ではなくて普通に車とかバス、飛行機まであんの…
外国とも違うし…風景は日本って感じなんだけどな…
何かパチモン感満載の有名な建物あるし…ちなみに名前もそれっぽい…
変なところで日本の文化出してくるんだよな…
BLゲームの世界観だけあって、学校や公園でもたまにセックスしてるヤツとかいるしな…ある意味、カオスだわ…
アレが前世だったら気持ち悪くて吐いてるかもしれんが…この世界では普通なので、別に何も感じてないんだよな…
慣れって恐ろしいと思う…
近い未来、俺もああなるのかもしれない…
微妙にゲームの世界観が反映されているようで、何とも言えない…
しかも、毎日1回は必ずリンを抱いてるしな…理性も獣並みなんだ!直ぐに本能に負ける!自信がある!
その俺が前世の事を持ち出し、非現実的なこの世界の事を批判するのは説得力に欠ける気がするのは気のせいではないだろう…
郷に入っては郷に従え、である。
いや、むしろこの世界に染まっている気がする…
とはいえ、流石に乱れてるリンの姿を誰にも見られたくなくて家とか絶対に見られる心配のない屋内でヤってる…
学校とか公園とかではシた事ないな…今のところはだけど…
ホテルとか宿泊先の部屋では学校行事とか関係なくヤるけど…
この身体に転生してから本能に負ける事が多くなったのも考えものである…
理性が飛ぶんだよな…リンが可愛く誘ってくるし…いや、アレが無意識なら恐ろしいんだけど…
あの可愛さ…周りが放っておかないかもしれないな…少し周りに圧力かけとくか?
実際の話、計算なのか無意識なのか…どうなんだろうな…
まぁ、どっちでも最終的には変わらないんだけど…
恐らく、旅行中も我慢できずにヤるんだろうな…と今から何とも言い難い感情に襲われている…
だって学校自体がそういう行為を禁止してない…
ゲームのユルユル設定とか要らねーから!
もう少し、俺の理性を強くしてください!と切実に願う!
まぁ、叶うことはこの先ないんだろうけど…自分の努力でも難しそうだと思ったのは仕方ないと思う…
★
何事もなく、1日目を送っている…
「ウィル様!見てよアレ!」というリンの言葉にソレを見るとどこぞで見たような建物だ…
楽しそうに支給されたパンフレットを見つつ観光地の文化に触れるという活動をしている。
これが1日目の活動な…2日目はアミューズメントパークでハメを外す事になっている。
ちなみに特級クラスは含まれていない…こんな庶民的な修学旅行ではない…
参加してないから、内容自体の把握はしていないが…その内どうだったかの感想は聞けるだろう…
それはさておき…修学旅行が終われば、班に別れてレポートを書かなくてはならない…感想文じゃダメなのか?と思わなくもないが…高校生にもなって感想文というのもおかしいよな…とも思う。
何はともあれ、各地でメモをしておく必要があるのだ…大丈夫、元社畜なめんな!既に手帳にはびっしりと文字が書かれている。
「築250年の歴史を誇る建物なんだと…」とメモを見ながら教えてやると…
「へぇ~、何か適当な設定だね~」
なんてのほほんと笑いながらメタ発言をしてくる…いや、俺も最近メタ発言を連発したんだけど…
「250年前に建て替えたらしいぞ…何でも近辺で起こった大火災に巻き込まれたようだな」
「何、そのよく分からない設定…この世界の歴史もなんか辻褄あわないし…ご都合主義ってやつ?」
「メタ発言禁止な。誰に何を聞かれているのか分からないからな…」
「え~…ウィル様がそう言うなら…分かったよ…」
というやり取りを今日は何回しただろうか…前にこういうやり取りをした時に「今度、メタ発言したらお仕置きな」って言ったんだよ…
そうしたら、何か凄~くリンが興奮して、俺も燃え上がって最終的に『お仕置き』にはならなかったから…その発言は控えている…
その辺はちゃんと学習した。
★
そして、普段通りに2日目を向かえた…若干、歩きにくそうなリンが視界に入ってくるが…皆の前ではいつもの光景そのものなので、気にした様子もない…
「修学旅行くらい我慢してやれよ」という呆れを滲ませたお言葉なら今しがた頂いた。
俺もそう思って普通にベッドへと滑り込んだんだ…夜中に夜這いされて流されたんだよ!
あんな事されたら我慢なんてできるわけがない…
何度も言うが―…理性も獣並みなんだぞ!
「ウィル様?楽しくない?」
「いや、別に…」
思いに耽っていたのが悪かったのか不安そうに上目遣いで様子を伺ってくるリンに昨晩の熱が戻って来そうになったが…
なんとか振り払う事に成功した…やればできる子!良いぞもっとやれ!
「でも、何だか…楽しくなさそうだよ?」
「戸惑ってはいるが…楽しくないわけではない」
その俺の返事に安心したのか『ふにゃ』っと笑って俺の手を引き歩き始める。リンの尻尾も嬉しそうに動いているので、俺の口元も勝手に緩む…
振り返ったリンが絶叫するまで俺の口元が緩んでいる自覚はなかったんだけどな…
その後も、問題なく過ごしてパーク内のホテルへと帰った…
*
2
あなたにおすすめの小説
【本編完結】最強魔導騎士は、騎士団長に頭を撫でて欲しい【番外編あり】
ゆらり
BL
帝国の侵略から国境を守る、レゲムアーク皇国第一魔導騎士団の駐屯地に派遣された、新人の魔導騎士ネウクレア。
着任当日に勃発した砲撃防衛戦で、彼は敵の砲撃部隊を単独で壊滅に追いやった。
凄まじい能力を持つ彼を部下として迎え入れた騎士団長セディウスは、研究機関育ちであるネウクレアの独特な言動に戸惑いながらも、全身鎧の下に隠された……どこか歪ではあるが、純粋無垢であどけない姿に触れたことで、彼に対して強い庇護欲を抱いてしまう。
撫でて、抱きしめて、甘やかしたい。
帝国との全面戦争が迫るなか、ネウクレアへの深い想いと、皇国の守護者たる騎士としての責務の間で、セディウスは葛藤する。
独身なのに父性強めな騎士団長×不憫な生い立ちで情緒薄めな甘えたがり魔導騎士+仲が良すぎる副官コンビ。
甘いだけじゃない、骨太文体でお送りする軍記物BL小説です。番外は日常エピソード中心。ややダーク・ファンタジー寄り。
※ぼかしなし、本当の意味で全年齢向け。
★お気に入りやいいね、エールをありがとうございます! お気に召しましたらぜひポチリとお願いします。凄く励みになります!
【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件
表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。
病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。
この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。
しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。
ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。
強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。
これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。
甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。
本編完結しました。
続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください
異世界に勇者として召喚された俺、ラスボスの魔王に敗北したら城に囚われ執着と独占欲まみれの甘い生活が始まりました
水凪しおん
BL
ごく普通の日本人だった俺、ハルキは、事故であっけなく死んだ――と思ったら、剣と魔法の異世界で『勇者』として目覚めた。
世界の命運を背負い、魔王討伐へと向かった俺を待っていたのは、圧倒的な力を持つ美しき魔王ゼノン。
「見つけた、俺の運命」
敗北した俺に彼が告げたのは、死の宣告ではなく、甘い所有宣言だった。
冷徹なはずの魔王は、俺を城に囚え、身も心も蕩けるほどに溺愛し始める。
食事も、着替えも、眠る時でさえ彼の腕の中。
その執着と独占欲に戸惑いながらも、時折見せる彼の孤独な瞳に、俺の心は抗いがたく惹かれていく。
敵同士から始まる、歪で甘い主従関係。
世界を敵に回しても手に入れたい、唯一の愛の物語。
転生したらスパダリに囲われていました……え、違う?
米山のら
BL
王子悠里。苗字のせいで“王子さま”と呼ばれ、距離を置かれてきた、ぼっち新社会人。
ストーカーに追われ、車に轢かれ――気づけば豪奢なベッドで目を覚ましていた。
隣にいたのは、氷の騎士団長であり第二王子でもある、美しきスパダリ。
「愛してるよ、私のユリタン」
そう言って差し出されたのは、彼色の婚約指輪。
“最難関ルート”と恐れられる、甘さと狂気の狭間に立つ騎士団長。
成功すれば溺愛一直線、けれど一歩誤れば廃人コース。
怖いほどの執着と、甘すぎる愛の狭間で――悠里の新しい人生は、いったいどこへ向かうのか?
……え、違う?
異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました
ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載
転生悪役弟、元恋人の冷然騎士に激重執着されています
柚吉猫
BL
生前の記憶は彼にとって悪夢のようだった。
酷い別れ方を引きずったまま転生した先は悪役令嬢がヒロインの乙女ゲームの世界だった。
性悪聖ヒロインの弟に生まれ変わって、過去の呪縛から逃れようと必死に生きてきた。
そんな彼の前に現れた竜王の化身である騎士団長。
離れたいのに、皆に愛されている騎士様は離してくれない。
姿形が違っても、魂でお互いは繋がっている。
冷然竜王騎士団長×過去の呪縛を背負う悪役弟
今度こそ、本当の恋をしよう。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる