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6章 花子さんのいるトイレ
きっとまた明日もここへ来る
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みたび一階の女子トイレ。もうすっかり慣れた……とは言えず、踏み出す足がこわばっているのが自分でも分かった。
「いいか、少しでもおかしいと思ったら俺に構わず逃げろ」
神木先輩は手短に言うと女子トイレのドアを開けた。その言葉は自己犠牲ではなくて「何かあった時に自分の身は守れても僕のことまで手が回らない」という意味かもしれない。神木先輩だって万能じゃないんだ。足を引っ張らないようにしないと。
例の一番奥の個室。僕は個室のドアを三回ノックして呼びかけた。
「花子さん、花子さん。遊びましょう」
狭いトイレの中で僕の声が反響する。
「お友達を連れてきました。今日からこの子が花子さんのお友達です」
僕の声は花子さんに届いているんだろうか。分からないけど静まり返った個室に向かって呼びかける。
「お友達がいないと寂しいですよね。僕たちも同じなんです。真咲渉さんを返していただけないでしょうか」
できるだけ丁寧な言葉を選ぶ。花子さんの機嫌を損ねてしまったら取り返しがつかなくなるかもしれない。こういう感情に訴えるやり方が効果的かは分からないけど。
「僕たちはもう一度、真咲渉さんに会いたいんです。どうかお願いします」
僕は誰もいない個室に向かって頭を下げた。静かなトイレの中に、息を殺した神木先輩と僕が二人。僕たち以外の人間は消えてしまったのかと思うほど無音の空間。しばらく何も起きなかったけど、ぴちゃんという、水の跳ねる音がした。花子さんに僕の声は届かなかったんだろうか。
コンコンとドアをノックする音がした。びっくりして後ずさる。隣の個室からだ。確かに隣の個室は閉まっている。けど、個室の“中”からノックがするってどういうことなんだろう。僕と神木先輩がじっとドアを見つめていると、錠前を外す音がしてすっとドアが開いた。音もなく開いたドアから出てきたのは
「先輩……!」
僕が近寄ろうとすると――個室から出てきた真咲先輩が手のひらを上げて制した。
「騒々しいな保科くん。いや、心配を掛けてすまなかったね」
いつも通り飄々とした先輩を見て思わず脱力した。膝から崩れ落ちそうになる。けれど次に放った先輩の一言は衝撃的だった。
「しかしひどい目にあったね。こんなことはもうこりごりだよ。クラブは解散にしよう」
え――? 僕はにこにこと笑う真咲先輩の顔を見つめる。どうして彼は笑っているんだろう。“怪異体験クラブを解散する”だって? その提案にも驚いたけど、彼が笑いながらそんなことを言うのがさらに不思議だった。本気で言ってるのか――?
「今回のことでよく分かったよ。この学校に潜む怪異は恐ろしすぎる。とても僕たちの手に負えるものじゃない。今は花子さんの気まぐれに生かされただけだ。このトイレももう近づかない方がいい」
放心している僕に気づくと、真咲先輩は笑った。
「どうしたんだい? 情けない顔をして。さ、早く帰ろう。部室に戻ったらみんなに説明しないとね。今日限りをもって部は解散にすると」
まるでなんてこともないかのようにそう言って先輩はトイレを出ていこうとした。「どうしたんだい?」だって……? 僕はふつふつとこみ上げるものを抑えきれずに言った。
「……それはこっちのセリフですよ」
押し殺すような僕の声を聞いて真咲先輩が振り返った。彼は立ち止まって、じっと僕を見つめる。瞬間、僕はせきを切ったように遠慮なくまくしてた。相手が先輩だということも忘れて率直に言う。
「情けないのは真咲先輩です。たった一度怖い目に遭ったから諦めるなんて。だったら怪異体験クラブなんか作らなくてよかったじゃないですか」
一度口から言葉が飛び出すと、その先は止まらなかった。
「おかしいですよ。そんなの」
僕の机の上に呪いの本が置かれていたあの日。そのまま座して死を待つ運命だった僕に、救いの手を差し伸べてくれたのは真咲先輩だった。わざわざ巻き込まれる必要なんかなかったのに、彼は自分から飛び込んできてくれた。そんな真咲先輩が
「そんなの……いまさらです。みんな“そうだと分かっていて”クラブにいるんですから」
みんな危険だと知っていながらこの部活に通っているのだ。僕だってそう。今度はどんな怪異に出遭えるのか、恐れながらも楽しみにしている自分がいる。きっとこのクラブのメンバーとならどうにか出来ると思えるから。
そしてたぶん……このクラブを一番楽しんでいるのは真咲先輩のはずだ。いつ僕が部室に行っても必ず彼はいた。部室の一番奥にある窓辺の席。そこが彼の指定席で、一番乗りに部室へ来ては他のメンバーが来るのを待っている。僕が旧校舎へ行くことを勝手に決めたり微妙なホラー映画のDVDに夢中になったり、ちょっと困ったところがある人だけど彼はいつだって助けてくれた。現世で迷える怪異と、怪異に悩まされる人たちのことを。
僕は疑問を口にした。
「あなたは“誰”なんですか?」
目の前にいる真咲先輩。彼の襟元には学年章があった。“真咲先輩がいなくなった時、僕がトイレで拾ったはずの真咲先輩の学年章をつけているのだ”。真咲先輩――らしき人はにやりと笑った。
「つまんない」
頭の上からあどけない声がした。顔をあげると、天井がゆらゆらと揺れてその中から少女が顔を出している。花子さんだった。不機嫌を隠さない渋面を作って僕たちを見上げている。
「それ、ちょうだい」
花子さんが腕を伸ばしてきたので反射的にのけぞったけど、僕の右手に握られた市松人形のことを言っているのだと気づいておずおずと手渡した。花子さんは市松人形を受け取るとためつすがめつした。なんとなく彼女に似ているような気がする。市松人形なんてどれも似たようなものかもしれないけど、そんな風に思えた。自分に似た人の写せ身がお気に召したのか、花子さんは人形を懐に抱いて僕から顔を背ける。
「もう、来なくていいよ」
彼女のその言葉はどういう意味だったのか。二度と僕たちの顔を見たくないという言葉通りの意味か。あるいは、新しい友達が出来たからもう寂しくないという意味も含まれていたのかもしれない。けれどそれを確かめることはできなかった。花子さんの姿は消えてしまったのだ。天井にできた波紋の中に入り込んで、ちゃぽんと水の跳ねる音がしたきり波紋も消えてしまった。しいんと静まり返った女子トイレに僕と神木先輩だけが残される。
瞬間、隣の個室で何かが倒れる音がした。慌てて覗いてみると、便器の上にそれはいた。背もたれに寄り掛かって気を失っている様子の――真咲先輩だった。
「先輩!」
僕は飛びつくように真咲先輩の肩を掴むと必死に揺らした。「おい」と神木先輩が止めるのも聞かずに僕は真咲先輩の名前を呼び続けた。うん、と小さく呻いて真咲先輩がうっすら目を開ける。彼はぼうっと夢心地のような表情で顔を上げて言った。
「保科くん……?」
僕はとても情けない顔をしていたんだろう。先輩はしばらく僕をじっと見つめたあと、申し訳なさそうに小さく笑った。
「ありがとう。僕の見込みに間違いはなかったようだ」
「え?」
「あの日、君の机の上に呪いの本が置かれていたのは偶然だ。けれど君が怪異体験クラブに入ったのは起こるべくして起こったことだ」
僕がぽかんとして言葉を失っていると、困惑の色を見て取った先輩は楽しそうに言った。
「怪異に対抗する力なんかなくたっていいんだ。怪異の存在を認める素直さと怪異に立ち向かう勇気。それさえあれば、あとは周りがついてきてくれるからね」
何せ僕の自慢の部員たちだから、と真咲先輩は続けた。彼は僕の顔を見つめ直してもう一度笑った。
「もう一度礼を言おう。ありがとう保科くん。これはクラブの部長としてではなく、僕個人としての言葉だ。……それと、心配をかけて悪かった」
心なしか普段よりくだけた喋り方の真咲先輩はそう言うと、便器から腰を上げた。よろける彼の肩を僕と神木先輩が支える。
「はは。いい部員を持ったなぁ、僕は」
神木くんも本当に背が高くなったなぁなんて言いながら、真咲先輩は僕と神木先輩に支えられつつ部室へ戻った。
それから後の話。校舎裏(ちょうど女子トイレの裏)にあった祠は神木先輩のつてで修繕してもらった。ずっとそばにいてくれる友達も手に入れた彼女は満ち足りたのだろう。花子さんの噂はそれきり聞かなくなった。まるでフタでもしたようにピタッと止まったのだ。長い長い眠りについた花子さんの祠に、僕たちは手を合わせた。
そして怪異体験クラブはといえば……何も変わらなかった。放課後に部室へ行けば誰かいて、その日はいないという人もいる。やっぱり鈴原先輩はあまり部室に来ない。野々宮先輩が携帯電話を見ながらヒマをもてあますのと対照的に、浅場先輩は資料をまとめるのに忙しい。神木先輩は気まぐれに部室に来るけど、真咲先輩はいつでも部室にいた。
夕闇迫る“あいつら”の時間。放課後の部室に行けば、怪異体験クラブはいつもそこにいる。
「いいか、少しでもおかしいと思ったら俺に構わず逃げろ」
神木先輩は手短に言うと女子トイレのドアを開けた。その言葉は自己犠牲ではなくて「何かあった時に自分の身は守れても僕のことまで手が回らない」という意味かもしれない。神木先輩だって万能じゃないんだ。足を引っ張らないようにしないと。
例の一番奥の個室。僕は個室のドアを三回ノックして呼びかけた。
「花子さん、花子さん。遊びましょう」
狭いトイレの中で僕の声が反響する。
「お友達を連れてきました。今日からこの子が花子さんのお友達です」
僕の声は花子さんに届いているんだろうか。分からないけど静まり返った個室に向かって呼びかける。
「お友達がいないと寂しいですよね。僕たちも同じなんです。真咲渉さんを返していただけないでしょうか」
できるだけ丁寧な言葉を選ぶ。花子さんの機嫌を損ねてしまったら取り返しがつかなくなるかもしれない。こういう感情に訴えるやり方が効果的かは分からないけど。
「僕たちはもう一度、真咲渉さんに会いたいんです。どうかお願いします」
僕は誰もいない個室に向かって頭を下げた。静かなトイレの中に、息を殺した神木先輩と僕が二人。僕たち以外の人間は消えてしまったのかと思うほど無音の空間。しばらく何も起きなかったけど、ぴちゃんという、水の跳ねる音がした。花子さんに僕の声は届かなかったんだろうか。
コンコンとドアをノックする音がした。びっくりして後ずさる。隣の個室からだ。確かに隣の個室は閉まっている。けど、個室の“中”からノックがするってどういうことなんだろう。僕と神木先輩がじっとドアを見つめていると、錠前を外す音がしてすっとドアが開いた。音もなく開いたドアから出てきたのは
「先輩……!」
僕が近寄ろうとすると――個室から出てきた真咲先輩が手のひらを上げて制した。
「騒々しいな保科くん。いや、心配を掛けてすまなかったね」
いつも通り飄々とした先輩を見て思わず脱力した。膝から崩れ落ちそうになる。けれど次に放った先輩の一言は衝撃的だった。
「しかしひどい目にあったね。こんなことはもうこりごりだよ。クラブは解散にしよう」
え――? 僕はにこにこと笑う真咲先輩の顔を見つめる。どうして彼は笑っているんだろう。“怪異体験クラブを解散する”だって? その提案にも驚いたけど、彼が笑いながらそんなことを言うのがさらに不思議だった。本気で言ってるのか――?
「今回のことでよく分かったよ。この学校に潜む怪異は恐ろしすぎる。とても僕たちの手に負えるものじゃない。今は花子さんの気まぐれに生かされただけだ。このトイレももう近づかない方がいい」
放心している僕に気づくと、真咲先輩は笑った。
「どうしたんだい? 情けない顔をして。さ、早く帰ろう。部室に戻ったらみんなに説明しないとね。今日限りをもって部は解散にすると」
まるでなんてこともないかのようにそう言って先輩はトイレを出ていこうとした。「どうしたんだい?」だって……? 僕はふつふつとこみ上げるものを抑えきれずに言った。
「……それはこっちのセリフですよ」
押し殺すような僕の声を聞いて真咲先輩が振り返った。彼は立ち止まって、じっと僕を見つめる。瞬間、僕はせきを切ったように遠慮なくまくしてた。相手が先輩だということも忘れて率直に言う。
「情けないのは真咲先輩です。たった一度怖い目に遭ったから諦めるなんて。だったら怪異体験クラブなんか作らなくてよかったじゃないですか」
一度口から言葉が飛び出すと、その先は止まらなかった。
「おかしいですよ。そんなの」
僕の机の上に呪いの本が置かれていたあの日。そのまま座して死を待つ運命だった僕に、救いの手を差し伸べてくれたのは真咲先輩だった。わざわざ巻き込まれる必要なんかなかったのに、彼は自分から飛び込んできてくれた。そんな真咲先輩が
「そんなの……いまさらです。みんな“そうだと分かっていて”クラブにいるんですから」
みんな危険だと知っていながらこの部活に通っているのだ。僕だってそう。今度はどんな怪異に出遭えるのか、恐れながらも楽しみにしている自分がいる。きっとこのクラブのメンバーとならどうにか出来ると思えるから。
そしてたぶん……このクラブを一番楽しんでいるのは真咲先輩のはずだ。いつ僕が部室に行っても必ず彼はいた。部室の一番奥にある窓辺の席。そこが彼の指定席で、一番乗りに部室へ来ては他のメンバーが来るのを待っている。僕が旧校舎へ行くことを勝手に決めたり微妙なホラー映画のDVDに夢中になったり、ちょっと困ったところがある人だけど彼はいつだって助けてくれた。現世で迷える怪異と、怪異に悩まされる人たちのことを。
僕は疑問を口にした。
「あなたは“誰”なんですか?」
目の前にいる真咲先輩。彼の襟元には学年章があった。“真咲先輩がいなくなった時、僕がトイレで拾ったはずの真咲先輩の学年章をつけているのだ”。真咲先輩――らしき人はにやりと笑った。
「つまんない」
頭の上からあどけない声がした。顔をあげると、天井がゆらゆらと揺れてその中から少女が顔を出している。花子さんだった。不機嫌を隠さない渋面を作って僕たちを見上げている。
「それ、ちょうだい」
花子さんが腕を伸ばしてきたので反射的にのけぞったけど、僕の右手に握られた市松人形のことを言っているのだと気づいておずおずと手渡した。花子さんは市松人形を受け取るとためつすがめつした。なんとなく彼女に似ているような気がする。市松人形なんてどれも似たようなものかもしれないけど、そんな風に思えた。自分に似た人の写せ身がお気に召したのか、花子さんは人形を懐に抱いて僕から顔を背ける。
「もう、来なくていいよ」
彼女のその言葉はどういう意味だったのか。二度と僕たちの顔を見たくないという言葉通りの意味か。あるいは、新しい友達が出来たからもう寂しくないという意味も含まれていたのかもしれない。けれどそれを確かめることはできなかった。花子さんの姿は消えてしまったのだ。天井にできた波紋の中に入り込んで、ちゃぽんと水の跳ねる音がしたきり波紋も消えてしまった。しいんと静まり返った女子トイレに僕と神木先輩だけが残される。
瞬間、隣の個室で何かが倒れる音がした。慌てて覗いてみると、便器の上にそれはいた。背もたれに寄り掛かって気を失っている様子の――真咲先輩だった。
「先輩!」
僕は飛びつくように真咲先輩の肩を掴むと必死に揺らした。「おい」と神木先輩が止めるのも聞かずに僕は真咲先輩の名前を呼び続けた。うん、と小さく呻いて真咲先輩がうっすら目を開ける。彼はぼうっと夢心地のような表情で顔を上げて言った。
「保科くん……?」
僕はとても情けない顔をしていたんだろう。先輩はしばらく僕をじっと見つめたあと、申し訳なさそうに小さく笑った。
「ありがとう。僕の見込みに間違いはなかったようだ」
「え?」
「あの日、君の机の上に呪いの本が置かれていたのは偶然だ。けれど君が怪異体験クラブに入ったのは起こるべくして起こったことだ」
僕がぽかんとして言葉を失っていると、困惑の色を見て取った先輩は楽しそうに言った。
「怪異に対抗する力なんかなくたっていいんだ。怪異の存在を認める素直さと怪異に立ち向かう勇気。それさえあれば、あとは周りがついてきてくれるからね」
何せ僕の自慢の部員たちだから、と真咲先輩は続けた。彼は僕の顔を見つめ直してもう一度笑った。
「もう一度礼を言おう。ありがとう保科くん。これはクラブの部長としてではなく、僕個人としての言葉だ。……それと、心配をかけて悪かった」
心なしか普段よりくだけた喋り方の真咲先輩はそう言うと、便器から腰を上げた。よろける彼の肩を僕と神木先輩が支える。
「はは。いい部員を持ったなぁ、僕は」
神木くんも本当に背が高くなったなぁなんて言いながら、真咲先輩は僕と神木先輩に支えられつつ部室へ戻った。
それから後の話。校舎裏(ちょうど女子トイレの裏)にあった祠は神木先輩のつてで修繕してもらった。ずっとそばにいてくれる友達も手に入れた彼女は満ち足りたのだろう。花子さんの噂はそれきり聞かなくなった。まるでフタでもしたようにピタッと止まったのだ。長い長い眠りについた花子さんの祠に、僕たちは手を合わせた。
そして怪異体験クラブはといえば……何も変わらなかった。放課後に部室へ行けば誰かいて、その日はいないという人もいる。やっぱり鈴原先輩はあまり部室に来ない。野々宮先輩が携帯電話を見ながらヒマをもてあますのと対照的に、浅場先輩は資料をまとめるのに忙しい。神木先輩は気まぐれに部室に来るけど、真咲先輩はいつでも部室にいた。
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