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なでなでが必要な蓮先輩
「んぅ.........」
安心するぬくもりに包まれている感覚で気持ちいいな~と思いながら、少しずつ覚醒する。
目を開けると....
え?人肌??
目の前には綺麗な筋肉が...見上げると蓮先輩と目が合う。
「ぎょえーーーー!!!!」
あまりに驚いて奇声を上げてしまった。
先輩はそんな僕の様子もじっと瞬きもせずに見ている。
するとはぁっと息を吐き出して先輩の目元が緩んだ。
『目覚めなかったらどうしようかと思った....』
は!そうだった....僕連れ去られて、危険なところを先輩に助けられて....
気を失っちゃったんだ。
思い出したら嫌悪感が....
「うぅ.....気持ち悪かったです....。まさか先輩が助けに来てくれると思わなくて、本当に嬉しかった....」
『夏樹は俺のなんだから当たり前でしょ?けど俺のせいでこんな目に合わせたのは事実で、すまなかった。』
え....先輩から謝られるなんて....見た目と違って実直な人なのかもしれない。きゅん♡とまた胸がうずく。
おもちゃは壊れたら取り換えるって思ってたけど、少しは大事にしてくれている...?気がする。
「僕....先輩以外の人に触れられるのが本当に嫌でした。先輩だけのおもちゃじゃなきゃ嫌です!」
『おもちゃ...違うけど、まあ、俺以外のやつに今後一切触れさせないのは間違いないよ~』
そして今気づいたけど、ここ....どこ?
少し周りを見渡すと僕の部屋じゃないことは分かる。病院とかでもない。
僕のとは比べ物にならないサイズのベッドとこれがシルク?というような肌触りのいいシーツ
部屋も物は少ないがモデルルームなのかと思えるくらいおしゃれな空間だ。
「あれ....ここどこですか?」
『俺ん家だよ』
「ご立派な.......は!お邪魔してますってご家族にご挨拶しないと!」
『いや、一人暮らし』
さすがお金持ち...お金はあっても親は忙しくて家族との接点が少なく寂しく生活している説かもしれない。お金持ちの家あるあるっぽい気がする。
蓮先輩...
「それは寂しかったですね...よしよし」
と、彼の幼少期を勝手に想像して頭をなでなでして慰めようとする夏樹。
『はぁ.......これ...離せないわ......
俺になでなでなんて出来るのはこの世で夏樹だけ』
と蓮先輩は熱を帯びた瞳で僕を見てくる。
蓮先輩....そんなに親の愛情に飢えていたなんて...よしよししてくれるのも僕だけって....
先輩は怖がられすぎてみんな距離を置いてきたのかもしれない。
これからはいっぱいしてあげなきゃ!
『夏樹どこまで何された?』
「えっと...首はナイフでちょっと傷ついたのと、お腹は何回か蹴られたくらいですかね。」
『体触られた?』
「え....」
男の襲われ方じゃなかったもん...なんか男のプライドとして恥ずかしくて言いたくない...先輩に対して今更だけど。
『言えよ』
先輩の声音の温度が変わった。
「えっと..ち..ちくびをいじられて、首を噛まれました...」
『口は?』
「え?口は何も!」
『あいつの舌も抜こうかと思ったけど、そっか』
ちょっとよく分からないが少しほっとしている先輩を見てよかったと思う。
『夏樹エロイから、気持ちよくなっちゃったりした?』
「エロくないですよっ///反射的に声は出ちゃいましたけど、とにかく気持ち悪くて我慢できなくて泣いちゃいました....」
『へぇ・・啼き声聞かせたんだ。耳も壊さなきゃね。』
ちょっとイライラし始めている雰囲気の先輩は、僕の服の中に手を入れてまさぐってきた。
『上書きしような~』
「せんぱ....嫌です...。僕汚い.....」
『夏樹が汚いわけないだろ?んーじゃ、風呂入ろうか?』
と先輩が起き上がり、なんと僕の膝下に手を入れてお姫様抱っこをしてきた。
「ひゃ!!!蓮先輩!歩けますよ///」
放してくれるわけはなく、夏樹は連れていかれるのであった....
安心するぬくもりに包まれている感覚で気持ちいいな~と思いながら、少しずつ覚醒する。
目を開けると....
え?人肌??
目の前には綺麗な筋肉が...見上げると蓮先輩と目が合う。
「ぎょえーーーー!!!!」
あまりに驚いて奇声を上げてしまった。
先輩はそんな僕の様子もじっと瞬きもせずに見ている。
するとはぁっと息を吐き出して先輩の目元が緩んだ。
『目覚めなかったらどうしようかと思った....』
は!そうだった....僕連れ去られて、危険なところを先輩に助けられて....
気を失っちゃったんだ。
思い出したら嫌悪感が....
「うぅ.....気持ち悪かったです....。まさか先輩が助けに来てくれると思わなくて、本当に嬉しかった....」
『夏樹は俺のなんだから当たり前でしょ?けど俺のせいでこんな目に合わせたのは事実で、すまなかった。』
え....先輩から謝られるなんて....見た目と違って実直な人なのかもしれない。きゅん♡とまた胸がうずく。
おもちゃは壊れたら取り換えるって思ってたけど、少しは大事にしてくれている...?気がする。
「僕....先輩以外の人に触れられるのが本当に嫌でした。先輩だけのおもちゃじゃなきゃ嫌です!」
『おもちゃ...違うけど、まあ、俺以外のやつに今後一切触れさせないのは間違いないよ~』
そして今気づいたけど、ここ....どこ?
少し周りを見渡すと僕の部屋じゃないことは分かる。病院とかでもない。
僕のとは比べ物にならないサイズのベッドとこれがシルク?というような肌触りのいいシーツ
部屋も物は少ないがモデルルームなのかと思えるくらいおしゃれな空間だ。
「あれ....ここどこですか?」
『俺ん家だよ』
「ご立派な.......は!お邪魔してますってご家族にご挨拶しないと!」
『いや、一人暮らし』
さすがお金持ち...お金はあっても親は忙しくて家族との接点が少なく寂しく生活している説かもしれない。お金持ちの家あるあるっぽい気がする。
蓮先輩...
「それは寂しかったですね...よしよし」
と、彼の幼少期を勝手に想像して頭をなでなでして慰めようとする夏樹。
『はぁ.......これ...離せないわ......
俺になでなでなんて出来るのはこの世で夏樹だけ』
と蓮先輩は熱を帯びた瞳で僕を見てくる。
蓮先輩....そんなに親の愛情に飢えていたなんて...よしよししてくれるのも僕だけって....
先輩は怖がられすぎてみんな距離を置いてきたのかもしれない。
これからはいっぱいしてあげなきゃ!
『夏樹どこまで何された?』
「えっと...首はナイフでちょっと傷ついたのと、お腹は何回か蹴られたくらいですかね。」
『体触られた?』
「え....」
男の襲われ方じゃなかったもん...なんか男のプライドとして恥ずかしくて言いたくない...先輩に対して今更だけど。
『言えよ』
先輩の声音の温度が変わった。
「えっと..ち..ちくびをいじられて、首を噛まれました...」
『口は?』
「え?口は何も!」
『あいつの舌も抜こうかと思ったけど、そっか』
ちょっとよく分からないが少しほっとしている先輩を見てよかったと思う。
『夏樹エロイから、気持ちよくなっちゃったりした?』
「エロくないですよっ///反射的に声は出ちゃいましたけど、とにかく気持ち悪くて我慢できなくて泣いちゃいました....」
『へぇ・・啼き声聞かせたんだ。耳も壊さなきゃね。』
ちょっとイライラし始めている雰囲気の先輩は、僕の服の中に手を入れてまさぐってきた。
『上書きしような~』
「せんぱ....嫌です...。僕汚い.....」
『夏樹が汚いわけないだろ?んーじゃ、風呂入ろうか?』
と先輩が起き上がり、なんと僕の膝下に手を入れてお姫様抱っこをしてきた。
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