「ねぇ、俺以外に触れられないように閉じ込めるしかないよね」最強不良美男子に平凡な僕が執着されてラブラブになる話

ちゃこ

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突然の来訪者

はぁっと色気いっぱいの溜息を吐きながら先輩は僕の上に跨るような体制になった。

キスだけで教室に戻るはずが、すっかり頭から抜け落ち先輩と一緒に気持ちよくなることしか考えられなくなる。


コンコン
「御堂総長失礼します、海道です。」

部屋のドアをノックして声をかけられた。

え?声掛けられたの気のせいだったかな?くらいに先輩は全く気にも留めずに僕の先輩を受け入れる孔に手をかける。

コンコン 再度ノックされる。
「いらっしゃるとメンバーに聞きました。急ぎの要件がありまして」

思わぬ他人の声掛けに冷静さをやや取り戻した僕。

「せ....先輩!お知り合いがきてますよ」

『関係ない。気にしなくていい。』

「いやいや急ぎかもしれないですし。僕は気になちゃって....」

『ちっ......』

色気いっぱいの先輩が溜息と共に、明らかに不機嫌モードに一変した。

『気になる?俺より気になるの?』

「ひぇ?先輩よりとかじゃなくて、誰か外にいるって思ったら気になりますよ」

『あー虫唾が走る。分かった。静かにさせてくる。』

すると先輩は僕の上から退いて立ち上がると、大きめのブランケットを持ってきて僕を包むようにかけてくれて視界が塞がる。

『夏樹のこと他人に見られたら目を潰さなきゃいけないから、ここから出ないでねー』

そうすると先輩はドアの方に向かっていったようだ。
そして乱暴にドアを開けた音が聞こえたかと思うと.....

ガンッ ドスッ 
「グホッ、ゲホッッ」

ゴスッ、ドゴッッ 
「グァッ、グァァァッ 総長っ ゴホっっ ど...どうして....  ぐぁ"っ」

え....見えないけど、人に暴力を振るっている音がするんだけど。。。。
さっきの綾人を前にした蓮先輩を思い出す。
先輩加減が分からない人みたいだから僕が止めないと.....でも出るなって言われたし.....

「グゥッ、グフッ、う"ぅ"ぅ"!  ぐぁ"ぁ"っっ」

いよいよヤバそうな音になってきている。

ど....どうしよう....総長って言ってたし不良グループの人ってことだと思うから先輩の知り合いってことだよね......。

先輩は僕に見られないように出るなって言った。

ん...?もしかして、こんな僕が恋人って知られるのが嫌なのかな....
確かに美しくてかっこいい先輩とは不釣り合いかもしれないよ.....?
けど、僕は綾人の前でも教室のクラスメートも聞こえているところでも堂々と恋人って言ったのに....
もうパシリじゃないのに......

え.....それって....
なんかヤダ!!!!!!
珍しくちょっとムカムカした感情が出てくる。

そして、少し天然な夏樹は暴力を止めなきゃという冷静な思考を忘れ、このムカムカを何とかしなきゃとブランケットの下で衣服を整えて、立ち上がった。

部屋のドアの外で倒れている男を踏みつけて暴力を振るっている先輩。
表情はやはり不機嫌だ。

先輩は振り返り僕に気づくとさらに目が鋭くなった。

『あーあ。俺の約束守れないの?悪い子だね』

そんなに嫌なの...?さらにむむむっとなった僕は、ムカムカしながら先輩に近づく。

先輩は知り合いだろう男の人の顔を踏み込んだ。

『目を開けたら殺す』

そんなに........

僕は先輩のもとに行くと、

「蓮先輩....そのお知り合いに僕を紹介してください....」

『は....?何?こいつに興味あるの?』

「はい。だって先輩の知り合いなんですよね?」

『夏樹は知り合う必要ない。俺以外は。』

ムカムカっ!

「先輩...むかつく.....」

『は?』

先輩はお知り合いから足を離して僕に向き合う。目は鋭いままだが少し心配そうにしているようにも見える。

『何が?どしたの夏樹?』

「僕にとって先輩は自慢の恋人なんです。みんなに自慢したいくらいに!」

『.......』

「なのに!先輩は僕と一緒に出掛けたりすると不機嫌になったりすることあるし....今だって...僕のこと恋人として紹介してくれるどころか隠そうとするんだもんっ!」

ぷんぷんの僕は先輩を僕なりに見上げながら睨みつける。

『あーそゆことじゃないんだ。俺には夏樹だけだよ。けど、他人は一切必要ないと思ってるから関わらせたくないだけで....』

「ふんっ」

いつも冷静でかっこいい先輩がややタジタジしている。

『機嫌直して?夏樹?』

と先輩は僕の頬をなでなでしてくる。

僕は無言で寝転がっている先輩のお知り合いに向けて指さす。

『はぁ...わかったよ。』

すると下に横たわってグデっとなっている男の人の腕を掴んで軽々と起き上がらせる。
その方はもはや顔からも血が出てたり腫れていたりで、目が片方あまり開いていない状態だ。

「ゴホッ ぐっ」
「ひえっ」

『こいつは、海道っていうレボルトのやつね。おい海道、これが俺の夏樹。俺の嫁ね。手出したりしたら殺す。』

嫁だって♡えへへ。
一気に機嫌が直った僕

「えっと、佐藤夏樹と言います!よろしくお願いします。」

「ごほっ...え....総長..の.....嫁.......  よ...よろしくお願いしますっ」

もはや立ってられないのか先輩に腕を掴まれたままの海道さんという方が、深々と頭を下げてくる。

「そういえば、何か用事があったんですか?」

「は...はい!それが急用でして..!天狼のやつらが報復にきています...っ」





















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二人ともお互いのことになると冷静さを失ってしまい、二人の世界で物事が判断されちゃいます....
夏樹の天然はある意味やや狂気ですねw 
一方通行のヤンデレよりもラブラブヤンデレカップルを目指しております♡






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