32 / 354
第1章『俺の召喚獣だけレベルアップする/雪ん子の章』
第32話 ラーニング天国(2)
しおりを挟む
機械型の魔物----パトロール・ゴーレムを初めとした、巡回警備兵の魔物達を倒して、数十分後。
俺は、《第七アルクエイド廃棄予定地区》の最奥、つまりはボスフロアの前まで辿り着けていた。
ファイントの強化計画も、このダンジョンで覚えるべきスキルはあらかた取ったので、満足である。
===== ===== =====
【スキャン】;対象を鑑定し、ステータスを覗き見るスキル
【レーザービーム】;光を集束させ、ビームのようにして放つスキル
【マルチアーム】;自動的に対処する腕を、何本も生み出すスキル
【ハリケーンプロペラ】;プロペラを回し、竜巻を生み出すスキル
【自爆】;体力を0にする代わりに、最大体力の3倍の爆発を起こすスキル
【フロートシューズ】;地面から少し浮くことにより、床の効果を失くすスキル
【スタンブレード】;武器に気絶効果を付与し、相手を殴るスキル
【自動修復】;修理用機械を出し、武器を修復するスキル
===== ===== =====
なんともまぁ、便利なスキルのオンパレードである。
特に【スキャン】、【フロートシューズ】、【自動修復】などはダンジョン探索に非常に役立つスキルなので、覚えておいて本当に良かった。
【スキャン】さえあれば、相手のステータスを覗き見るだけで、ある程度のスキルを覚えられるからね。
とまぁ、順調に進んできたので、体力も全然問題ないのだが----
「この奥は、行くべきではないね。Dランクダンジョンのボスは、まだ俺には重すぎる」
ここのボスは、第七アルクエイド----一般的には、人造人間(※1)と呼ばれる生き物だ。
===== ===== =====
【第七アルクエイド 聖なる舞踏】 レベル;Ⅳ 《第七アルクエイド廃棄予定地区》ボス魔物
全部で9体あるとされる、最強アルクエイドの1体。人造人間の中でも、格闘技術に優れている
あまりにも強すぎたため、史上最強の錬金術師に廃棄処分されてしまった。その経緯から人間を強く恨み続けている
===== ===== =====
この先に居るのは、今の俺の戦力では絶対に対処できないほどの強敵だ。
このダンジョンはここのボス----強すぎて廃棄できなかった人造人間である。
そんな相手に、体力が有り余っているからという理由だけで、特攻するのはヤバすぎる。
そもそも今日の目的は、聖霊型召喚獣を呼び出し、ここの魔物達からスキルを青魔法でコピーする事。
その目的とやらは、既に達成されている。
「目的は達成した、帰るぞ」
「《了解、デス》」
「えぇ~!!?? ここで?! こーんな、ボス前でセーブせずに帰還するだなんて、ゲーマーだったら許さんでプンプンですよ? でーんもまぁ、ご主人のそーいう、真っすぐ道を進まない所は、ファイントは好きですよー!」
俺の号令と共に、雪ん子とファイントは即座に撤退を始める。
うむ、ちゃーんと話を聞いてくれる子は好きだぞ?
でもまぁ、「試しにちょっと攻撃して良いかなぁ?」的に、扉を開けようとしていた雪ん子には、後でお仕置きをしておこう。
俺がボスフロアに入らないのは、俺では絶対勝てないからだ。
絶対勝てない、死ぬ可能性があるから、扉を開けようとしないのだ。
指示を越えて利益を出してくれるなら良いが、逆に損としかならないような行動をするのには罰を与えないとな。
「----俺の次の目的は、レベルⅡになること。
そのために達成すべき目標は、これだ」
===== ===== =====
召喚士 レベルⅡになるための条件
・Eランクダンジョン以上のボス 3種類以上撃破 《達成》
・100体以上の魔物撃破 《達成》
・召喚士ダンジョン大会 ランクⅠ 優勝 《未達成》
===== ===== =====
この3つは、俺がレベルⅡの召喚士になるための条件であり、この3つを達成することで、俺はレベルⅡの召喚士になることができる。
レベルⅡの召喚士になればレベルⅡの召喚獣を召喚できるようになるだけではなく、今やレベルⅡとなった雪ん子にも絶対的な支配力が発揮される。
つまりは、もう雪ん子を完全に支配できて、安定した冒険者生活を送れるようになれるのだ。
出来れば、レベルⅡになった後に、聖霊型召喚獣を召喚したかったのもある。
だが、制御できない雪ん子の状態を鑑みるに、大会で「いうことを聞きません」状態があると困るため、今のタイミングで召喚したのだ。
兎にも角にも、目指すはレベルⅡの召喚士。
そのためにも、ランクⅠの召喚士大会、優勝だ!
(※1)人造人間
錬金術師が作り出す人造の人間。生まれながらにして、あらゆる知識を身に着けているとされる
その能力の本質は、因果律の操作。世界の根幹部分を揺るがす、神にも等しいこの力は、多くの魔術師の犠牲が必要であり、そのため危険視されている
俺は、《第七アルクエイド廃棄予定地区》の最奥、つまりはボスフロアの前まで辿り着けていた。
ファイントの強化計画も、このダンジョンで覚えるべきスキルはあらかた取ったので、満足である。
===== ===== =====
【スキャン】;対象を鑑定し、ステータスを覗き見るスキル
【レーザービーム】;光を集束させ、ビームのようにして放つスキル
【マルチアーム】;自動的に対処する腕を、何本も生み出すスキル
【ハリケーンプロペラ】;プロペラを回し、竜巻を生み出すスキル
【自爆】;体力を0にする代わりに、最大体力の3倍の爆発を起こすスキル
【フロートシューズ】;地面から少し浮くことにより、床の効果を失くすスキル
【スタンブレード】;武器に気絶効果を付与し、相手を殴るスキル
【自動修復】;修理用機械を出し、武器を修復するスキル
===== ===== =====
なんともまぁ、便利なスキルのオンパレードである。
特に【スキャン】、【フロートシューズ】、【自動修復】などはダンジョン探索に非常に役立つスキルなので、覚えておいて本当に良かった。
【スキャン】さえあれば、相手のステータスを覗き見るだけで、ある程度のスキルを覚えられるからね。
とまぁ、順調に進んできたので、体力も全然問題ないのだが----
「この奥は、行くべきではないね。Dランクダンジョンのボスは、まだ俺には重すぎる」
ここのボスは、第七アルクエイド----一般的には、人造人間(※1)と呼ばれる生き物だ。
===== ===== =====
【第七アルクエイド 聖なる舞踏】 レベル;Ⅳ 《第七アルクエイド廃棄予定地区》ボス魔物
全部で9体あるとされる、最強アルクエイドの1体。人造人間の中でも、格闘技術に優れている
あまりにも強すぎたため、史上最強の錬金術師に廃棄処分されてしまった。その経緯から人間を強く恨み続けている
===== ===== =====
この先に居るのは、今の俺の戦力では絶対に対処できないほどの強敵だ。
このダンジョンはここのボス----強すぎて廃棄できなかった人造人間である。
そんな相手に、体力が有り余っているからという理由だけで、特攻するのはヤバすぎる。
そもそも今日の目的は、聖霊型召喚獣を呼び出し、ここの魔物達からスキルを青魔法でコピーする事。
その目的とやらは、既に達成されている。
「目的は達成した、帰るぞ」
「《了解、デス》」
「えぇ~!!?? ここで?! こーんな、ボス前でセーブせずに帰還するだなんて、ゲーマーだったら許さんでプンプンですよ? でーんもまぁ、ご主人のそーいう、真っすぐ道を進まない所は、ファイントは好きですよー!」
俺の号令と共に、雪ん子とファイントは即座に撤退を始める。
うむ、ちゃーんと話を聞いてくれる子は好きだぞ?
でもまぁ、「試しにちょっと攻撃して良いかなぁ?」的に、扉を開けようとしていた雪ん子には、後でお仕置きをしておこう。
俺がボスフロアに入らないのは、俺では絶対勝てないからだ。
絶対勝てない、死ぬ可能性があるから、扉を開けようとしないのだ。
指示を越えて利益を出してくれるなら良いが、逆に損としかならないような行動をするのには罰を与えないとな。
「----俺の次の目的は、レベルⅡになること。
そのために達成すべき目標は、これだ」
===== ===== =====
召喚士 レベルⅡになるための条件
・Eランクダンジョン以上のボス 3種類以上撃破 《達成》
・100体以上の魔物撃破 《達成》
・召喚士ダンジョン大会 ランクⅠ 優勝 《未達成》
===== ===== =====
この3つは、俺がレベルⅡの召喚士になるための条件であり、この3つを達成することで、俺はレベルⅡの召喚士になることができる。
レベルⅡの召喚士になればレベルⅡの召喚獣を召喚できるようになるだけではなく、今やレベルⅡとなった雪ん子にも絶対的な支配力が発揮される。
つまりは、もう雪ん子を完全に支配できて、安定した冒険者生活を送れるようになれるのだ。
出来れば、レベルⅡになった後に、聖霊型召喚獣を召喚したかったのもある。
だが、制御できない雪ん子の状態を鑑みるに、大会で「いうことを聞きません」状態があると困るため、今のタイミングで召喚したのだ。
兎にも角にも、目指すはレベルⅡの召喚士。
そのためにも、ランクⅠの召喚士大会、優勝だ!
(※1)人造人間
錬金術師が作り出す人造の人間。生まれながらにして、あらゆる知識を身に着けているとされる
その能力の本質は、因果律の操作。世界の根幹部分を揺るがす、神にも等しいこの力は、多くの魔術師の犠牲が必要であり、そのため危険視されている
28
あなたにおすすめの小説
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
異世界帰りのハーレム王
ぬんまる兄貴
ファンタジー
俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ?いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか?でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。
で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ?甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ!なんだこれ、チート能力の延長線上か?それとも人生ハードモードのお知らせか?
異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす!最高にアツいハーレムバトル、開幕!
異世界帰りのハーレム王
朝7:00/夜21:00に各サイトで毎日更新中!
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
催眠術師は眠りたい ~洗脳されなかった俺は、クラスメイトを見捨ててまったりします~
山田 武
ファンタジー
テンプレのように異世界にクラスごと召喚された主人公──イム。
与えられた力は面倒臭がりな彼に合った能力──睡眠に関するもの……そして催眠魔法。
そんな力を使いこなし、のらりくらりと異世界を生きていく。
「──誰か、養ってくれない?」
この物語は催眠の力をR18指定……ではなく自身の自堕落ライフのために使う、一人の少年の引き籠もり譚。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる