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第4章『ダンジョンの試練、最強の黒鬼と雪ん子に師匠?!/雪ん子(オーバーロード)の章』
第126話 四大力【オーバーロード】(2)
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===== ===== =====
【《悪童ポリアフ》雪ん子】が 四大力【オーバーロード】を 発動しました
専用スキル 【蒼炎】を 解放します
【蒼炎】;より高次元度の炎を扱うスキル。炎を扱う者がこのスキルを持つ場合、全ての身体能力を一段階向上させます
……
…………
……………………
【《悪童ポリアフ》雪ん子】 レベル;Ⅲ+15
個体レベル;15
種族名;雪の女神ポリアフ(←雪ん子)
装備職業;悪の蒼剣士(←悪の剣士)
攻撃力;C+47→B+47
属性攻撃力;C+57→B+57
防御力;C+47→B+47
素早さ;C+48→B+48
賢さ;B+78→A+78
===== ===== =====
青い炎の魔剣をしっかりと握りしめて、雪ん子は油留木和花を見つめていた。
油留木和花は先程、自分でも気づかないうちに斬られたことで、状況を飲み込めていないみたいだが、それでも不敵に笑っていた。
「びっくりはしましたが、それでもこの私の勝利は揺るぎませんよ。
----回復魔族【黒の自動回復】!」
油留木和花が《プラーナ》系統の、回復技を使うと、彼女の身体を黒い光が包み込む。
黒い回復の光によって、雪ん子につけられた傷が回復していく。
それと同時に、傷がなかった場所から、血が噴き出していく。
「《ぴぃ……》」
「四大力を全て用いる私にとっては、回復を使う《プラーナ》系統も、勿論対象。しかしながら、今まで使わなかったのは、単純に回復量よりも、反動ダメージの方が多いから」
【魔族】の力は、全ての技の威力を爆発的に上げるが、その代わりに反動ダメージが多いのが特徴。
それは勿論、技である以上、自分の体力を回復するという回復技であろうとも反動ダメージを受ける。
使えば使うほど、回復する量よりも反動ダメージが多いのだから、使う必要なんてないだろう。
だがしかし、反動ダメージならば相手に押し付けられるスキルを持つ油留木和花にとっては、それも強みとなる。
「自分は体力を回復し、そして反動ダメージは【鬼怒楽園】で押し付けてあげますよ。
喰らえ、【鬼怒楽園】!」
そうして先程と同じように、油留木和花は【鬼怒楽園】を発動させて、雪ん子に反動ダメージを押し付ける。
「《フんッ!!》」
それを、雪ん子の瞳の中の青い炎が一瞬大きくなったかと思うと、【鬼怒楽園】で押し付けられるはずだった反動ダメージは虚空へと消え去っていた。
「----?! 【鬼怒楽園】の反動ダメージが消えたっ?! その青い炎、厄介ですなぁ」
「《反動ダメージ、モウ効かない! 次デ、止め刺すッ》」
瞳の青い炎を強く燃やし、青い炎の宿る魔剣を強く握りしめる。
雪ん子が強く握り、魔剣の炎が揺らめくと、いつの間にか魔剣は複製されており、2本の蒼炎の魔剣を持っていた。
「次で止めを刺すつもりですか。その心意気、とても興味深いですねっ!
反動ダメージは押し付けられなかったけど、ダメージを自分の身体からダメージは消せたから良いでしょう。そちらが最大限の力で来るならば、こちらも最大限に、お相手させていただきましょう!」
油留木和花はそう言うと、魔法を使う《マナ》の力によって黒い、雷の魔法球を作り出していた。
そして、その魔法球の中に対して、【鬼怒楽園】を発動させてダメージを押し付ける。
「対象が生物だった場合、【鬼怒楽園】はその対象にダメージとして傷を負わせる。しかしながら、仮に魔法などの生物以外にこの【鬼怒楽園】のスキルを使うと、威力が上がるんだよ。
詳しい経緯とかは知らないが、そういうスキルだと割り切ってる」
【黒の自動回復】によって、油留木和花の身体はどんどん回復していく。
その回復量よりも、多くの反動ダメージが油留木和花に与えられ、その反動ダメージ全てを雷の魔法球に加えていた。
「これが私の全力の一撃----喰らえ、スキルを合わせた最強の合成四大力【漆黒の黒雷鳴】!」
そうして油留木和花が放ったのは、【鬼怒楽園】によって最大限にまで威力を上げた黒い魔法球。
与え続けられた反動ダメージは黒い魔法の姿を変え、大きな龍の形となって、雪ん子へと襲い掛かる。
「《飲み込めっ!!》」
そんな最大級の威力を誇る魔法球を、雪ん子は魔剣の蒼炎を大きくして飲み込ませる。
ごっくん、そんな音が聞こえそうになるくらいに呆気なく、蒼炎は黒い雷魔法を飲み込んでしまう。
「ははっ……笑うしかないなぁ、その出鱈目な力! 良いね、良いね、良いねっ!! 久しぶりにこの【鬼怒楽園】を貰う前の、命のやり取りを思い出す!
----良いね、物凄く良い!! さぁ、戦いを始めようじゃないか!!」
「《ぴぴぴっ!! お前、タオ……》」
しかし、雪ん子は言葉を続ける事は出来なかった。
彼女は自らの青い炎に飲み込まれて、そのまま死んで、【送還】されてしまったからである。
「----は?」
好敵手になりえるかもしれない相手の、突然の戦線離脱。
自分が手を下した訳でもなく、ただ力に飲み込まれての自滅。
その呆気ない幕引きに対して、油留木和花は憤慨する。
「……どうしてくれるんですか、この不毛な戦いの決着を。久方ぶりに、このスキルを多用しても勝つかどうか分からない、ギリギリの戦いが繰り広げられるかと思ったのにぃぃぃ!!
こうなったら、このストレス! 全て、【召喚士】のあなたに----」
----ぴゅんっ!!
その時である。
油留木和花の頭に、ファイントが放った悪精霊達による強力なビーム攻撃が炸裂したのである。
「油断大敵、ってね☆ 雪ん子ちゃんの対決に夢中になっていたから、これで止めですよ♪」
ビーム攻撃による的確な急所攻撃により、油留木和花の体力はなくなり。
そのまま、油留木和花は倒されたのであった。
===== ===== =====
強制戦闘が 終了しました!!
冒険者と戦い 勝利しました!!
敗者である 油留木和花は ダンジョン外へ 蘇生状態で 放逐されました
アイテム 【三日月の連鎖証】を 獲得しました!!
【三日月の連鎖証】 特殊アイテム
……6種類の【三日月の証】を1つにしたアイテム。【三日月の証・壱】、【三日月の証・弐】、【三日月の証・参】、【三日月の証・肆】、【三日月の証・伍】、【三日月の証・陸】の6つを合成することによって作成することが出来る
Cランクダンジョン《三日月の塔》でこれを使用することにより、隠し通路に行くことが出来る
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【《悪童ポリアフ》雪ん子】が 四大力【オーバーロード】を 発動しました
専用スキル 【蒼炎】を 解放します
【蒼炎】;より高次元度の炎を扱うスキル。炎を扱う者がこのスキルを持つ場合、全ての身体能力を一段階向上させます
……
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【《悪童ポリアフ》雪ん子】 レベル;Ⅲ+15
個体レベル;15
種族名;雪の女神ポリアフ(←雪ん子)
装備職業;悪の蒼剣士(←悪の剣士)
攻撃力;C+47→B+47
属性攻撃力;C+57→B+57
防御力;C+47→B+47
素早さ;C+48→B+48
賢さ;B+78→A+78
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青い炎の魔剣をしっかりと握りしめて、雪ん子は油留木和花を見つめていた。
油留木和花は先程、自分でも気づかないうちに斬られたことで、状況を飲み込めていないみたいだが、それでも不敵に笑っていた。
「びっくりはしましたが、それでもこの私の勝利は揺るぎませんよ。
----回復魔族【黒の自動回復】!」
油留木和花が《プラーナ》系統の、回復技を使うと、彼女の身体を黒い光が包み込む。
黒い回復の光によって、雪ん子につけられた傷が回復していく。
それと同時に、傷がなかった場所から、血が噴き出していく。
「《ぴぃ……》」
「四大力を全て用いる私にとっては、回復を使う《プラーナ》系統も、勿論対象。しかしながら、今まで使わなかったのは、単純に回復量よりも、反動ダメージの方が多いから」
【魔族】の力は、全ての技の威力を爆発的に上げるが、その代わりに反動ダメージが多いのが特徴。
それは勿論、技である以上、自分の体力を回復するという回復技であろうとも反動ダメージを受ける。
使えば使うほど、回復する量よりも反動ダメージが多いのだから、使う必要なんてないだろう。
だがしかし、反動ダメージならば相手に押し付けられるスキルを持つ油留木和花にとっては、それも強みとなる。
「自分は体力を回復し、そして反動ダメージは【鬼怒楽園】で押し付けてあげますよ。
喰らえ、【鬼怒楽園】!」
そうして先程と同じように、油留木和花は【鬼怒楽園】を発動させて、雪ん子に反動ダメージを押し付ける。
「《フんッ!!》」
それを、雪ん子の瞳の中の青い炎が一瞬大きくなったかと思うと、【鬼怒楽園】で押し付けられるはずだった反動ダメージは虚空へと消え去っていた。
「----?! 【鬼怒楽園】の反動ダメージが消えたっ?! その青い炎、厄介ですなぁ」
「《反動ダメージ、モウ効かない! 次デ、止め刺すッ》」
瞳の青い炎を強く燃やし、青い炎の宿る魔剣を強く握りしめる。
雪ん子が強く握り、魔剣の炎が揺らめくと、いつの間にか魔剣は複製されており、2本の蒼炎の魔剣を持っていた。
「次で止めを刺すつもりですか。その心意気、とても興味深いですねっ!
反動ダメージは押し付けられなかったけど、ダメージを自分の身体からダメージは消せたから良いでしょう。そちらが最大限の力で来るならば、こちらも最大限に、お相手させていただきましょう!」
油留木和花はそう言うと、魔法を使う《マナ》の力によって黒い、雷の魔法球を作り出していた。
そして、その魔法球の中に対して、【鬼怒楽園】を発動させてダメージを押し付ける。
「対象が生物だった場合、【鬼怒楽園】はその対象にダメージとして傷を負わせる。しかしながら、仮に魔法などの生物以外にこの【鬼怒楽園】のスキルを使うと、威力が上がるんだよ。
詳しい経緯とかは知らないが、そういうスキルだと割り切ってる」
【黒の自動回復】によって、油留木和花の身体はどんどん回復していく。
その回復量よりも、多くの反動ダメージが油留木和花に与えられ、その反動ダメージ全てを雷の魔法球に加えていた。
「これが私の全力の一撃----喰らえ、スキルを合わせた最強の合成四大力【漆黒の黒雷鳴】!」
そうして油留木和花が放ったのは、【鬼怒楽園】によって最大限にまで威力を上げた黒い魔法球。
与え続けられた反動ダメージは黒い魔法の姿を変え、大きな龍の形となって、雪ん子へと襲い掛かる。
「《飲み込めっ!!》」
そんな最大級の威力を誇る魔法球を、雪ん子は魔剣の蒼炎を大きくして飲み込ませる。
ごっくん、そんな音が聞こえそうになるくらいに呆気なく、蒼炎は黒い雷魔法を飲み込んでしまう。
「ははっ……笑うしかないなぁ、その出鱈目な力! 良いね、良いね、良いねっ!! 久しぶりにこの【鬼怒楽園】を貰う前の、命のやり取りを思い出す!
----良いね、物凄く良い!! さぁ、戦いを始めようじゃないか!!」
「《ぴぴぴっ!! お前、タオ……》」
しかし、雪ん子は言葉を続ける事は出来なかった。
彼女は自らの青い炎に飲み込まれて、そのまま死んで、【送還】されてしまったからである。
「----は?」
好敵手になりえるかもしれない相手の、突然の戦線離脱。
自分が手を下した訳でもなく、ただ力に飲み込まれての自滅。
その呆気ない幕引きに対して、油留木和花は憤慨する。
「……どうしてくれるんですか、この不毛な戦いの決着を。久方ぶりに、このスキルを多用しても勝つかどうか分からない、ギリギリの戦いが繰り広げられるかと思ったのにぃぃぃ!!
こうなったら、このストレス! 全て、【召喚士】のあなたに----」
----ぴゅんっ!!
その時である。
油留木和花の頭に、ファイントが放った悪精霊達による強力なビーム攻撃が炸裂したのである。
「油断大敵、ってね☆ 雪ん子ちゃんの対決に夢中になっていたから、これで止めですよ♪」
ビーム攻撃による的確な急所攻撃により、油留木和花の体力はなくなり。
そのまま、油留木和花は倒されたのであった。
===== ===== =====
強制戦闘が 終了しました!!
冒険者と戦い 勝利しました!!
敗者である 油留木和花は ダンジョン外へ 蘇生状態で 放逐されました
アイテム 【三日月の連鎖証】を 獲得しました!!
【三日月の連鎖証】 特殊アイテム
……6種類の【三日月の証】を1つにしたアイテム。【三日月の証・壱】、【三日月の証・弐】、【三日月の証・参】、【三日月の証・肆】、【三日月の証・伍】、【三日月の証・陸】の6つを合成することによって作成することが出来る
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