196 / 354
第5章『夏だ! 海だ! 千山鯉だぁ~!/雪ん子の座を奪いし召喚獣・千山鯉の章』
第186話 その者の名は----
しおりを挟む
ダブルエムの身体を乗っ取った魔王シルガは、欲深い魔王であった。
なにせ、彼はドラゴンという、一番を目指す種族なのだから。
ドラゴンは、夢を見る種族だ。
悪癖龍マルガリータがトップアイドルを目指すように、その世界での一番を目指す種族。
魔王シルガは魔王として生まれ、魔王の中での一番を目指していた。
----にも関わらず、魔王シルガは弱かった。
赤坂帆波が倒した107いる魔王の中で、一番弱い魔王であった。
どんなに頑張っても、魔王シルガが最弱の魔王であるという事実は変わらなかった。
でも、だからこそ魔王シルガは、欲深かった。
魂の状態でダブルエムの身体に入り込んだ時も、虎視眈々とその身体を奪うチャンスを狙っていた。
そんなにまでなっても生を望む魔王シルガだったからこそ、ダブルエムの身体を奪えたのかもしれないが。
そして、魔王シルガは、ドラゴン種の魔王の時よりも、圧倒的なる力を得た。
【オーバーロード】という、圧倒的なる力。
部品さえあれば、自分の身体をノーリスクで復活できる能力。
そして、世界を再構築する際に得た、好きなように世界を作り替える能力。
まさしく魔王シルガは、この世界における魔王の中での一番であった。
「でも、何故だ? 何故、この魔王シルガ様の上に誰かが居ると、我が本能は告げているのだ?」
それは、ドラゴンとしての本能であった。
一番を夢見るドラゴンとしての本能が、自分がまだ一番ではないと告げていた。
その相手がだいたいどの辺りに居るかまでは分かるが、何故かその相手が誰なのかは分からなかった。
「おかしいぞ。居場所は分かるのに、何故その相手が誰なのかは分からないんだ?」
居場所が分かるならば、相手が誰なのかも分かるはずだ。
しかしながら、その相手が分からない。
その事実が、魔王シルガを余計に、苛立たせる。
「----こうなれば、我が配下を送り込んで始末させよう」
自分の上の1位の席に君臨する者がいるならば、対処する方法は2つ。
----そう、たったの2つだけ。
その者よりも強くなって1位の座を奪い取るか。
もしくは、その者を殺して1位の座を空っぽにするか。
魔王シルガが選んだのは、後者である。
顔も知らない1位を殺して、1位の座を空っぽにするという、そういう方法である。
「幸いにも、配下候補はいくらでもいる」
魔王シルガはそう言って、【世界球体】を手にする。
ダブルエムが所有していた、1000以上にも及ぶ【世界球体】。
魔王シルガに乗っ取られるほど、非好戦的で消極的な彼女が持っている【世界球体】は、戦いに向いている物は少なかった。
----というか、なかった。
色物と呼ばれるような、そんなのしかなかった。
「----とりあえず、これで行こうか」
魔王シルガはそう言って、1つの【世界球体】を手に取る。
「あまり好戦的とは言えないが、こんなのでも役に立つかもしれない」
早速、魔王シルガはその【世界球体】を自身の配下へと変えて召喚するスキル【黄金召喚】を発動させる。
そして、出来た召喚獣を、件の相手がいるダンジョンに送り届ける。
----そう、Cランクダンジョン《東神話大陸》に。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「ほ~ほけきょ♪ 撃つべし、放つべし、射るべしっ!!」
いきなり俺、冴島渉の目の前に現れたその巨大な黒鬼は、拡声器型の二丁拳銃から銃弾を放ってきた。
「くそっ! 召喚、【ガードガーゴイル】----って、一撃?!」
俺は防御に特化した石像型のガーゴイルを生み出すも、拡声器型拳銃から放たれる銃弾によって、一瞬で倒されていた。
ガードガーゴイルは、がっちがちに硬くて、普通の拳銃なんかでやられるほど柔じゃないはずなのに。
「----というか、何だ? この巨大な黒鬼は?」
俺は、鑑定を使って正体を確かめる。
===== ===== =====
【《ウグイス嬢》黒鬼・巨躯】 レベル;Ⅴ
別世界に住まう者達に頼まれて宣伝広報活動に従事する者達の世界を閉じ込めた【世界球体=ウグイス嬢世界=】の力を得た、巨大なる黒鬼の魔物。倒すと、マナ系職業の1つ、【ウグイス嬢】を使用することが出来るようになる
広報活動目的なため、宣伝する相手が偉大であればあるほど戦闘能力が上がる。戦闘の際は拡声器型拳銃から音声を凝縮した弾丸を放って攻撃し、倒した相手は広報活動を手伝う同志にさせる
===== ===== =====
「----ウグイス嬢?!」
鑑定して俺が分かったのは、相手が【ウグイス嬢】の力を得た巨大なる黒鬼だということ。
そして、俺が召喚して操る限界であるレベルⅢ----その2段階上の敵だという事である。
「ほ~ほけきょ♪ 偉大なる魔王シルガ様のために! あなたを倒して、同志にさせてもらいましょ~う♪」
「くそっ……!」
俺は選択を迫られていた。
そう、逃げるか、レベルⅤ以上の制御できない召喚獣を呼ぶか。
逃げても、俺の身体能力では、恐らくはすぐに追いつかれてやられて、同志とやらにさせられる。
レベルⅤ以上の召喚獣は、今の俺では制御できないし、あの巨大な黒鬼が倒せば同志とされるため、さらに危険な状況になる。
「(くそぅ、もしかしたら俺のレベルアップ召喚獣達なら、なんとかなったのかもしれないのにっ!!
アイツら、どこに居るんだ?!)」
千山鯉、正月のファイント、そしてココアとマルガリータ。
俺がレベルアップ可能状態にして育てた"6人"さえいれば----っ!!
ん? 6人?
「何故だ? なんで俺は、6人と言う数字を思い浮かべた?」
まるで、俺の知らない2人が居るなんて----
「あれ?」
俺はそう言いながら、アイツに一度斬られた事のある手首を押さえる。
「そう言えば、俺が初めて召喚した召喚獣って、千山鯉だよな?
で、俺はそいつに斬られた? 【魔法少女】なら、撃つ方が楽だよな?」
なのに、何で斬られたんだ?
まるで【魔法少女】じゃなくて、斬ったのが【剣士】のようなヤツだったかのように----。
「「《主様っ!!》」」
と、そこに千山鯉----いや、千山鯉と同じ顔をした、合計2人の召喚獣が現れた。
そしてその千山鯉と同じ顔をした召喚獣を見て、なにか違和感を覚えていた俺の脳神経が1本に繋がる。
繋がった脳神経が導く通りに、俺は彼女の名を千山鯉と共に叫んでいた。
「千山鯉! "雪ん子"! そいつは敵だ、やっつけろ!!」
「「《了解っ!!》》」
そして、千山鯉と、そして雪ん子の2人は、巨大な黒鬼に戦いを挑むのであった。
なにせ、彼はドラゴンという、一番を目指す種族なのだから。
ドラゴンは、夢を見る種族だ。
悪癖龍マルガリータがトップアイドルを目指すように、その世界での一番を目指す種族。
魔王シルガは魔王として生まれ、魔王の中での一番を目指していた。
----にも関わらず、魔王シルガは弱かった。
赤坂帆波が倒した107いる魔王の中で、一番弱い魔王であった。
どんなに頑張っても、魔王シルガが最弱の魔王であるという事実は変わらなかった。
でも、だからこそ魔王シルガは、欲深かった。
魂の状態でダブルエムの身体に入り込んだ時も、虎視眈々とその身体を奪うチャンスを狙っていた。
そんなにまでなっても生を望む魔王シルガだったからこそ、ダブルエムの身体を奪えたのかもしれないが。
そして、魔王シルガは、ドラゴン種の魔王の時よりも、圧倒的なる力を得た。
【オーバーロード】という、圧倒的なる力。
部品さえあれば、自分の身体をノーリスクで復活できる能力。
そして、世界を再構築する際に得た、好きなように世界を作り替える能力。
まさしく魔王シルガは、この世界における魔王の中での一番であった。
「でも、何故だ? 何故、この魔王シルガ様の上に誰かが居ると、我が本能は告げているのだ?」
それは、ドラゴンとしての本能であった。
一番を夢見るドラゴンとしての本能が、自分がまだ一番ではないと告げていた。
その相手がだいたいどの辺りに居るかまでは分かるが、何故かその相手が誰なのかは分からなかった。
「おかしいぞ。居場所は分かるのに、何故その相手が誰なのかは分からないんだ?」
居場所が分かるならば、相手が誰なのかも分かるはずだ。
しかしながら、その相手が分からない。
その事実が、魔王シルガを余計に、苛立たせる。
「----こうなれば、我が配下を送り込んで始末させよう」
自分の上の1位の席に君臨する者がいるならば、対処する方法は2つ。
----そう、たったの2つだけ。
その者よりも強くなって1位の座を奪い取るか。
もしくは、その者を殺して1位の座を空っぽにするか。
魔王シルガが選んだのは、後者である。
顔も知らない1位を殺して、1位の座を空っぽにするという、そういう方法である。
「幸いにも、配下候補はいくらでもいる」
魔王シルガはそう言って、【世界球体】を手にする。
ダブルエムが所有していた、1000以上にも及ぶ【世界球体】。
魔王シルガに乗っ取られるほど、非好戦的で消極的な彼女が持っている【世界球体】は、戦いに向いている物は少なかった。
----というか、なかった。
色物と呼ばれるような、そんなのしかなかった。
「----とりあえず、これで行こうか」
魔王シルガはそう言って、1つの【世界球体】を手に取る。
「あまり好戦的とは言えないが、こんなのでも役に立つかもしれない」
早速、魔王シルガはその【世界球体】を自身の配下へと変えて召喚するスキル【黄金召喚】を発動させる。
そして、出来た召喚獣を、件の相手がいるダンジョンに送り届ける。
----そう、Cランクダンジョン《東神話大陸》に。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「ほ~ほけきょ♪ 撃つべし、放つべし、射るべしっ!!」
いきなり俺、冴島渉の目の前に現れたその巨大な黒鬼は、拡声器型の二丁拳銃から銃弾を放ってきた。
「くそっ! 召喚、【ガードガーゴイル】----って、一撃?!」
俺は防御に特化した石像型のガーゴイルを生み出すも、拡声器型拳銃から放たれる銃弾によって、一瞬で倒されていた。
ガードガーゴイルは、がっちがちに硬くて、普通の拳銃なんかでやられるほど柔じゃないはずなのに。
「----というか、何だ? この巨大な黒鬼は?」
俺は、鑑定を使って正体を確かめる。
===== ===== =====
【《ウグイス嬢》黒鬼・巨躯】 レベル;Ⅴ
別世界に住まう者達に頼まれて宣伝広報活動に従事する者達の世界を閉じ込めた【世界球体=ウグイス嬢世界=】の力を得た、巨大なる黒鬼の魔物。倒すと、マナ系職業の1つ、【ウグイス嬢】を使用することが出来るようになる
広報活動目的なため、宣伝する相手が偉大であればあるほど戦闘能力が上がる。戦闘の際は拡声器型拳銃から音声を凝縮した弾丸を放って攻撃し、倒した相手は広報活動を手伝う同志にさせる
===== ===== =====
「----ウグイス嬢?!」
鑑定して俺が分かったのは、相手が【ウグイス嬢】の力を得た巨大なる黒鬼だということ。
そして、俺が召喚して操る限界であるレベルⅢ----その2段階上の敵だという事である。
「ほ~ほけきょ♪ 偉大なる魔王シルガ様のために! あなたを倒して、同志にさせてもらいましょ~う♪」
「くそっ……!」
俺は選択を迫られていた。
そう、逃げるか、レベルⅤ以上の制御できない召喚獣を呼ぶか。
逃げても、俺の身体能力では、恐らくはすぐに追いつかれてやられて、同志とやらにさせられる。
レベルⅤ以上の召喚獣は、今の俺では制御できないし、あの巨大な黒鬼が倒せば同志とされるため、さらに危険な状況になる。
「(くそぅ、もしかしたら俺のレベルアップ召喚獣達なら、なんとかなったのかもしれないのにっ!!
アイツら、どこに居るんだ?!)」
千山鯉、正月のファイント、そしてココアとマルガリータ。
俺がレベルアップ可能状態にして育てた"6人"さえいれば----っ!!
ん? 6人?
「何故だ? なんで俺は、6人と言う数字を思い浮かべた?」
まるで、俺の知らない2人が居るなんて----
「あれ?」
俺はそう言いながら、アイツに一度斬られた事のある手首を押さえる。
「そう言えば、俺が初めて召喚した召喚獣って、千山鯉だよな?
で、俺はそいつに斬られた? 【魔法少女】なら、撃つ方が楽だよな?」
なのに、何で斬られたんだ?
まるで【魔法少女】じゃなくて、斬ったのが【剣士】のようなヤツだったかのように----。
「「《主様っ!!》」」
と、そこに千山鯉----いや、千山鯉と同じ顔をした、合計2人の召喚獣が現れた。
そしてその千山鯉と同じ顔をした召喚獣を見て、なにか違和感を覚えていた俺の脳神経が1本に繋がる。
繋がった脳神経が導く通りに、俺は彼女の名を千山鯉と共に叫んでいた。
「千山鯉! "雪ん子"! そいつは敵だ、やっつけろ!!」
「「《了解っ!!》》」
そして、千山鯉と、そして雪ん子の2人は、巨大な黒鬼に戦いを挑むのであった。
0
あなたにおすすめの小説
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
催眠術師は眠りたい ~洗脳されなかった俺は、クラスメイトを見捨ててまったりします~
山田 武
ファンタジー
テンプレのように異世界にクラスごと召喚された主人公──イム。
与えられた力は面倒臭がりな彼に合った能力──睡眠に関するもの……そして催眠魔法。
そんな力を使いこなし、のらりくらりと異世界を生きていく。
「──誰か、養ってくれない?」
この物語は催眠の力をR18指定……ではなく自身の自堕落ライフのために使う、一人の少年の引き籠もり譚。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる