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第7章『たまにはゆっくり、旅館でいい気分♪/吸血女帝ココアの章』
第250話 試練、やってみた
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ココアが温泉で、サンダーバードの群れに追い掛け回されていた頃。
俺こと冴島渉はそんな事になっているとは露知らず、部屋で課題に取り込んでいた。
課題とは勿論、俺の職業である【召喚士】の力をくれている、神様ソロモンからの課題だ。
"『宝石召喚獣』よりも強い、召喚の形式を考えろ"----というのが、ソロモンから貰った課題であり、これをクリアすれば、俺は晴れてレベルⅥとなることが出来る。
「(とは言え、糸口もなにも見つからんが)」
宝石召喚獣----それは、神秘の可能性を秘めた宝石の力を得て、強化された召喚獣。
特殊なスキルを持ち、恐らくだが防御力を始めとして各種ステータスもけっこう、強化されているだろう。
「俺が今出来る、召喚形式は主に3つ」
まず、【黄金召喚】。
スキルや物体を基に、召喚獣を呼び出すという形式。
次に、【融合召喚】。
甘言のシーヴィーの戦闘から得た、【スピリット】の力を使って2種類の召喚獣の存在を混ぜ合わせて、新たな召喚獣を生み出す形式。
最後に、【合一召喚】。
2種類以上の召喚獣を組み合わせて、お互いの存在を重ね合わせて、新たな召喚獣を呼び出す形式。
「この3つと比べると、【宝石召喚】は別枠だな」
俺が今まで手に入れた3つの召喚形式は、他のモノを対象として、新たな召喚獣を呼び出す形式。
スキルや物を用いて、それに関連した新たな召喚獣を呼び出す【黄金召喚】。
2体以上の召喚獣を融合して、新たな召喚獣を作り出して呼び出す【融合召喚】。
2体以上の召喚獣の組み合わせから、新たな召喚獣として呼び出す【合一召喚】。
----と言った感じに、俺が今まで手に入れてた召喚のタイプは、全て何かから派生して、別の新たな召喚獣を呼び出すという方式であった。
一方で、【召喚士】の神たるソロモンが提示した、【宝石召喚】。
これは既存の召喚獣に、宝石の力というモノを付与して、新たな召喚獣として進化させる形式。
召喚獣になんらかの付属機能品を付与して、さらに強い召喚獣へと変える方法。
「なら、考えるべき新たな召喚形式は、【宝石召喚】のような付与形式の方が良いだろう」
今までの【黄金召喚】を始めとした、元となる物から新たな召喚獣をゼロから作り出すってのは難しいだろう。
【宝石召喚】のように、強い付属機能品を考える方が、作りやすいだろう。
「まずは、基となる召喚獣を呼び出すか。
----来い、レベルⅤ【ゴブリンパラディン】!」
俺が召喚すると共に、テーブルの上に小さな白銀鎧に身を包んだゴブリンが現れる。
===== ===== =====
【ゴブリンパラディン】 レベル;Ⅴ
ゴブリンの一種ではあるが、極めて異例な力にて生まれたゴブリン。狡猾で残忍、かつ極めて自己中心的で執念深いゴブリンの中でも、知恵と軌跡を用いて他者を助けるために、ゴブリンの群れに襲い来る災害に抗う聖騎士
華麗にして綺麗な剣術を巧みに操りつつ、ゴブリンを癒す治癒の奇跡を授かっている
===== ===== =====
以前、MyTuberであるマイマインさんが、小さな召喚陣から、小さな召喚獣を呼び出したのを参考に生み出した、ゴブリンパラディン。
ファンタジー作品でもお馴染みのゴブリン、これから新たな召喚形式を考えよう。
「なにも俺1人で全部考える必要はない。こう言うのは他の創作物を参考にすれば良い」
召喚獣とは、知識だ。
俺が調べて知ることによって雪ん子を召喚できたように、俺が『そういう召喚方法もある』という知識を得る事によって、召喚方法が増えるはずだ。
「----よしっ、調べていくか」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
そうしてネットで調べて得た知識で、ゴブリンパラディンに付属機能品をつけて召喚した結果が、これらである。
===== ===== =====
【アラガウ、アオイアタマ】 暫定レベル;Ⅵ 古代召喚獣
ゴブリンパラディンを【召喚士】冴島渉が、古代という過酷な時代に適応する形で変異、召喚させた姿。魔物の生存本能が強化され、ワイルドさが増している
文明もなく、弱肉強食こそが唯一の掟たる古代の世界においては、奇跡や剣術などは役に立たず、白銀の鎧は醜く崩れ落ち、屈強な環境で鍛え上げられた肉体に埋め込まれている
全てを信じられなくなるほど過酷な環境の中、磨かれた軌跡はその本質へと確実に近づいた
【カガヤクアオキシ】 暫定レベル;Ⅵ 未来召喚獣
ゴブリンパラディンを【召喚士】冴島渉が、未来という人的権利を無視した時代に適応する形で変異、召喚させた姿。全てが生体金属で作られており、金属質な部分が強調されている
全てが機械で作られた未来の時代に、神の奇跡という非科学的な力を有するゴブリンパラディンは貴重なサンプルであり、そのサンプルを分析して作られたのがこの召喚獣である
神の奇跡はあくまでも文明による再現しか出来ず、その剣術はアカシックレコードと呼ばれる代物と直結することによって最適解の剣術を可能としている
【パラゴブリン・ドラゴン】 暫定レベル;Ⅵ 龍種召喚獣
ゴブリンパラディンを【召喚士】冴島渉が、むりやりドラゴンという枠組みに嵌めて、変異、召喚させた姿。ドラゴンの屈強な種族に【ゴブリン】の意地汚さと、【パラディン】の聖なる力が遺伝子レベルで混ざっている
そのドラゴンはどんな状況においても油断せず、パラディンのような神の奇跡を自由自在に使いこなす。ゴブリンの頃を思い出す生存本能により、様々な技を瞬時に思いつく
ドラゴンの屈強な肉体と、ゴブリンパラディンの生に執着する魂が宿っている
===== ===== =====
とりあえず、ゴブリンパラディンを3つの付属機能品を付けてみた。
『古代』----弱肉強食が掟の、屈強な者達が集う時代。
『未来』----機械と科学が支配する、生命倫理を吐き捨てた時代。
『龍種』----魔物や召喚獣の中でも、最強種の一角と呼ばれる種族。
宝石召喚獣のように、3つの力を付与してみた。
===== ===== =====
古代召喚獣、未来召喚獣、龍種召喚獣を課題に適しているかを判断します
----
---
--
この3つの召喚獣はレベルⅤを越え、レベルⅥへと至るようなモノではないと判断します
===== ===== =====
しかし、どうやらソロモンの感性的には、この3つはアウトなようだ。
「うーむ、もう少し練るとするか」
そうして、俺はその後もいくつか試してみた。
『幽霊』----物理攻撃を無効にする、うつろな魂の力。
『猛獣』----古代よりもさらに過激に、さらに獣らしさを強めた力。
他にも腕の数を倍にしてみたり、羽を付けてみたりしたんだけど、どれも試練合格とはならなかった。
……うん、まだ試練クリアは遠そうだ。
俺こと冴島渉はそんな事になっているとは露知らず、部屋で課題に取り込んでいた。
課題とは勿論、俺の職業である【召喚士】の力をくれている、神様ソロモンからの課題だ。
"『宝石召喚獣』よりも強い、召喚の形式を考えろ"----というのが、ソロモンから貰った課題であり、これをクリアすれば、俺は晴れてレベルⅥとなることが出来る。
「(とは言え、糸口もなにも見つからんが)」
宝石召喚獣----それは、神秘の可能性を秘めた宝石の力を得て、強化された召喚獣。
特殊なスキルを持ち、恐らくだが防御力を始めとして各種ステータスもけっこう、強化されているだろう。
「俺が今出来る、召喚形式は主に3つ」
まず、【黄金召喚】。
スキルや物体を基に、召喚獣を呼び出すという形式。
次に、【融合召喚】。
甘言のシーヴィーの戦闘から得た、【スピリット】の力を使って2種類の召喚獣の存在を混ぜ合わせて、新たな召喚獣を生み出す形式。
最後に、【合一召喚】。
2種類以上の召喚獣を組み合わせて、お互いの存在を重ね合わせて、新たな召喚獣を呼び出す形式。
「この3つと比べると、【宝石召喚】は別枠だな」
俺が今まで手に入れた3つの召喚形式は、他のモノを対象として、新たな召喚獣を呼び出す形式。
スキルや物を用いて、それに関連した新たな召喚獣を呼び出す【黄金召喚】。
2体以上の召喚獣を融合して、新たな召喚獣を作り出して呼び出す【融合召喚】。
2体以上の召喚獣の組み合わせから、新たな召喚獣として呼び出す【合一召喚】。
----と言った感じに、俺が今まで手に入れてた召喚のタイプは、全て何かから派生して、別の新たな召喚獣を呼び出すという方式であった。
一方で、【召喚士】の神たるソロモンが提示した、【宝石召喚】。
これは既存の召喚獣に、宝石の力というモノを付与して、新たな召喚獣として進化させる形式。
召喚獣になんらかの付属機能品を付与して、さらに強い召喚獣へと変える方法。
「なら、考えるべき新たな召喚形式は、【宝石召喚】のような付与形式の方が良いだろう」
今までの【黄金召喚】を始めとした、元となる物から新たな召喚獣をゼロから作り出すってのは難しいだろう。
【宝石召喚】のように、強い付属機能品を考える方が、作りやすいだろう。
「まずは、基となる召喚獣を呼び出すか。
----来い、レベルⅤ【ゴブリンパラディン】!」
俺が召喚すると共に、テーブルの上に小さな白銀鎧に身を包んだゴブリンが現れる。
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【ゴブリンパラディン】 レベル;Ⅴ
ゴブリンの一種ではあるが、極めて異例な力にて生まれたゴブリン。狡猾で残忍、かつ極めて自己中心的で執念深いゴブリンの中でも、知恵と軌跡を用いて他者を助けるために、ゴブリンの群れに襲い来る災害に抗う聖騎士
華麗にして綺麗な剣術を巧みに操りつつ、ゴブリンを癒す治癒の奇跡を授かっている
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以前、MyTuberであるマイマインさんが、小さな召喚陣から、小さな召喚獣を呼び出したのを参考に生み出した、ゴブリンパラディン。
ファンタジー作品でもお馴染みのゴブリン、これから新たな召喚形式を考えよう。
「なにも俺1人で全部考える必要はない。こう言うのは他の創作物を参考にすれば良い」
召喚獣とは、知識だ。
俺が調べて知ることによって雪ん子を召喚できたように、俺が『そういう召喚方法もある』という知識を得る事によって、召喚方法が増えるはずだ。
「----よしっ、調べていくか」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
そうしてネットで調べて得た知識で、ゴブリンパラディンに付属機能品をつけて召喚した結果が、これらである。
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【アラガウ、アオイアタマ】 暫定レベル;Ⅵ 古代召喚獣
ゴブリンパラディンを【召喚士】冴島渉が、古代という過酷な時代に適応する形で変異、召喚させた姿。魔物の生存本能が強化され、ワイルドさが増している
文明もなく、弱肉強食こそが唯一の掟たる古代の世界においては、奇跡や剣術などは役に立たず、白銀の鎧は醜く崩れ落ち、屈強な環境で鍛え上げられた肉体に埋め込まれている
全てを信じられなくなるほど過酷な環境の中、磨かれた軌跡はその本質へと確実に近づいた
【カガヤクアオキシ】 暫定レベル;Ⅵ 未来召喚獣
ゴブリンパラディンを【召喚士】冴島渉が、未来という人的権利を無視した時代に適応する形で変異、召喚させた姿。全てが生体金属で作られており、金属質な部分が強調されている
全てが機械で作られた未来の時代に、神の奇跡という非科学的な力を有するゴブリンパラディンは貴重なサンプルであり、そのサンプルを分析して作られたのがこの召喚獣である
神の奇跡はあくまでも文明による再現しか出来ず、その剣術はアカシックレコードと呼ばれる代物と直結することによって最適解の剣術を可能としている
【パラゴブリン・ドラゴン】 暫定レベル;Ⅵ 龍種召喚獣
ゴブリンパラディンを【召喚士】冴島渉が、むりやりドラゴンという枠組みに嵌めて、変異、召喚させた姿。ドラゴンの屈強な種族に【ゴブリン】の意地汚さと、【パラディン】の聖なる力が遺伝子レベルで混ざっている
そのドラゴンはどんな状況においても油断せず、パラディンのような神の奇跡を自由自在に使いこなす。ゴブリンの頃を思い出す生存本能により、様々な技を瞬時に思いつく
ドラゴンの屈強な肉体と、ゴブリンパラディンの生に執着する魂が宿っている
===== ===== =====
とりあえず、ゴブリンパラディンを3つの付属機能品を付けてみた。
『古代』----弱肉強食が掟の、屈強な者達が集う時代。
『未来』----機械と科学が支配する、生命倫理を吐き捨てた時代。
『龍種』----魔物や召喚獣の中でも、最強種の一角と呼ばれる種族。
宝石召喚獣のように、3つの力を付与してみた。
===== ===== =====
古代召喚獣、未来召喚獣、龍種召喚獣を課題に適しているかを判断します
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この3つの召喚獣はレベルⅤを越え、レベルⅥへと至るようなモノではないと判断します
===== ===== =====
しかし、どうやらソロモンの感性的には、この3つはアウトなようだ。
「うーむ、もう少し練るとするか」
そうして、俺はその後もいくつか試してみた。
『幽霊』----物理攻撃を無効にする、うつろな魂の力。
『猛獣』----古代よりもさらに過激に、さらに獣らしさを強めた力。
他にも腕の数を倍にしてみたり、羽を付けてみたりしたんだけど、どれも試練合格とはならなかった。
……うん、まだ試練クリアは遠そうだ。
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