ヒビキとクロードの365日

あてきち

文字の大きさ
105 / 388
6月

6月23日『国連・パブリック・サービス・デー』

しおりを挟む
 ヒビキ「さーて、今日の記念日は――」

クロード「それよりもヒビキ様」

 ヒビキ「え? 何?」

クロード「普段は0:00更新のはずが今日は12:00更新とは、何事でしょう?」

 ヒビキ「あー、それ? 大したことじゃないよ。単純に作者がストックを使い果たしていたことに気づかず朝まで放置されていたんだ。そして朝になって今日の分が更新されていないことに気が付いて慌てて書き始めたってわけ」

クロード「大したことないというか、大変残念な話ですね。せめて不慮の事故があったとか、通信環境が乱れたとか、電気が止まったとかであれば許容できたのですが、まさかの書き忘れとは……」

 ヒビキ「そうそう。公共サービスに問題が生じてとかだったら、今日6月23日の『国連パブリック・サービス・デー』にちなんだ事故としてネタにできたのにね」

クロード「がっつりネタにしてますよ、ヒビキ様。まさか今回のネタのために更新時間を遅らせたとかではないでしょうね?」

 ヒビキ「残念だけど、そんな都合のいい事実は存在しないんだよ、クロード」

クロード「くそ、ネタであった方がマシだなんて……ところで、そのぱぶ何とかという記念日はどのようなものなのですか?」

 ヒビキ「いわゆるひとつの国際デーだよ。2002年12月の国連総会で制定された記念日で英語表記は『United Nations Public Service Day』。日本では『国連公共サービスデー』ともいわれているよ」

クロード「公共サービスというと、先程私が申し上げた通信や電力のことですか?」

 ヒビキ「他にも放送や教育、水道に都市ガス、医療に軍事に消防に図書館に……言い出したらキリがないね。今日はこれらの公共サービスが果たす役割を周知しようっていう日なんだ。公共サービスの価値と長所を祝い、開発工程における公共サービスの貢献を強調し、公務員の仕事を認識し、若者が公共部門でのキャリアを追求するよう奨励する記念日なんだよ」

クロード「まあ、国家に支えられて生きている以上、国民はそれらの恩恵を受けているわけですから、公共サービスに感謝するのは当然といえば当然ですね」

 ヒビキ「俺達の作品がWEB上で読めるのだって、電力や通信のインフラが整っているからこそだもの。感謝の心を忘れないようにしないと」

クロード「あって当たり前……なんてものはこの世に存在しないことを肝に銘じないといけませんね。とはいえ、感謝の気持ちをどう表したらよいものか」

 ヒビキ「きちんと納税すればいいんじゃない? 基本税金で賄われているし」

クロード「あながち間違いではありませんが最初に言うのがそれというのも……」



★★★★★
その他の記念日『オリンピックデー』
※1894年6月23日。国際オリンピック委員会が設立されたことに由来。

 ヒビキ「あー、オリンピックのチケット、抽選外れちゃったぁ」
クロード「ご安心ください、ヒビキ様。私が当選しました」
 ヒビキ「本当!? 凄いや、クロード! 何の試合?」
クロード「バドミントン決勝です。このURLからサイトに入って手続きをすれば」
 ヒビキ「……クロード、それ詐欺。当選しても画面にURLは載らないんだって」
クロード「――!? そ、そんな。ですがハガキでも当選の知らせが。電話だって!」
 ヒビキ「凄いな。クロード、カモられまくってる……ハガキも電話もないからね」
クロード「お、おのれえええええええええええええええええええ!」

※オリンピック詐欺は今後も色々出てくるはず。ご注意を!
しおりを挟む
感想 22

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

いまさら謝罪など

あかね
ファンタジー
殿下。謝罪したところでもう遅いのです。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

旅の道連れ、さようなら【短編】

キョウキョウ
ファンタジー
突然、パーティーからの除名処分を言い渡された。しかし俺には、その言葉がよく理解できなかった。 いつの間に、俺はパーティーの一員に加えられていたのか。

神は激怒した

まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。 めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。 ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m 世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。

聖女を追放した国は、私が祈らなくなった理由を最後まで知りませんでした

藤原遊
ファンタジー
この国では、人の悪意や欲望、嘘が積み重なると 土地を蝕む邪気となって現れる。 それを祈りによって浄化してきたのが、聖女である私だった。 派手な奇跡は起こらない。 けれど、私が祈るたびに国は荒廃を免れてきた。 ――その役目を、誰一人として理解しないまま。 奇跡が少なくなった。 役に立たない聖女はいらない。 そう言われ、私は静かに国を追放された。 もう、祈る理由はない。 邪気を生み出す原因に目を向けず、 後始末だけを押し付ける国を守る理由も。 聖女がいなくなった国で、 少しずつ異変が起こり始める。 けれど彼らは、最後まで気づかなかった。 私がなぜ祈らなくなったのかを。

冷遇妃マリアベルの監視報告書

Mag_Mel
ファンタジー
シルフィード王国に敗戦国ソラリから献上されたのは、"太陽の姫"と讃えられた妹ではなく、悪女と噂される姉、マリアベル。 第一王子の四番目の妃として迎えられた彼女は、王宮の片隅に追いやられ、嘲笑と陰湿な仕打ちに晒され続けていた。 そんな折、「王家の影」は第三王子セドリックよりマリアベルの監視業務を命じられる。年若い影が記す報告書には、ただ静かに耐え続け、死を待つかのように振舞うひとりの女の姿があった。 王位継承争いと策謀が渦巻く王宮で、冷遇妃の運命は思わぬ方向へと狂い始める――。 (小説家になろう様にも投稿しています)

処理中です...