よくある脱出ホラーですが

霜月そら

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旧校舎編(第1章)

いわゆる噂話

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ここは千戎羅高校せんじゅうらこうこう

郊外の海沿いに佇む学校である
白い外壁が清潔感を漂わせ、静波の心地よい音と
潮風が運んでくる爽やかな空気

と、原稿用紙に少し盛って書く東雲水咲しののめみさき
六時限目の国語でこの学校の良さについてを書かされていた
ようやっと半分まで書いたところで

キーンコーンカーンコーン

授業の終わりを告げるチャイムが鳴った

「・・・・で、あるからにして・・」

終学活最後の連絡を聞き終えた東雲は教室から立ち去ろうとした
すると
「お~い、みさき~」
このこえの持ち主は・・・
「ねぇ、旧校舎のこと知ってるよね?」
やはり、前島由梨まえしまゆり
「旧校舎・・・あの鏡のこと?」
旧校舎には鏡についての噂がある
それは紫の手鏡アメジスト銀の手鏡クリスタルと呼ばれている2つの鏡のことだ
紫の手鏡は使った者の心を蝕み呪い殺すと言われている
銀の手鏡は使った者の呪いを祓うと言われている
この2対の鏡は旧校舎にあると言われているが詳細な場所は不明である
「そうそう!その鏡のこと!」
どうやら前島はその鏡のことを知りたいらしい
「あれさぁ、旧校舎にあるんでしょ?」
噂の中でだが、旧校舎にあるらしいので私は
「えぇ、旧校舎にあるみたいね」
と返答した、すると前島は
「その鏡をさぁ、私たちで探しださない?」
と言い出した
私は自分の聞き間違えであるのかと思った
しかし前島はもう一度その言葉を発した
「私たちで探しだそうよ!」
私は軽く承諾の返事をしたが
このとき、まだ何も知らなかった
旧校舎には鏡以外にも人間を貶める恐怖が存在したことに
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