よくある脱出ホラーですが

霜月そら

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旧校舎編(第1章)

お決まりのパターン

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満天の星と綺麗な三日月が頭上に見える
腕時計を見ると深夜0時
もうそろそろ前島が来る頃だ
というか何故夜に入る
旧校舎なんだから別に休みの日の日中でも良いだろ
そんなことを思っている内に
「みさきちゃ~ん」
前島が隣のクラスの武本七海たけもとななみを連れてきた
「少し遅かったな」
待ち時間を決めた人ならそれより早く待ち合わせ場所に居るべきだ
そう思いこう言う
「ごめん!家を抜け出すのが大変でさぁ」
じゃあ何故夜にしたんだと心の中でツッコミを入れる
「えっと、初めましてですね、会長」
ん?そうか、武本とは面と向かって話したことが無いからな
「そうだな、初めまして、私は生徒会会長、東雲水崎だ」
そう言うと武本は少し照れていた
何故だ?
「それじゃあ!旧校舎へゴー!」
というか何故前島はこう夜でも元気なのだ?
その疑問について考える間もなく旧校舎へ足を踏み入れた



        ----旧校舎----
旧校舎の玄関は少し埃がたまっていた


「さて、校内に入ったはいいが何処から調べるのだ?」
「とりあえず一つ一つ回ろうよ」
前島は場所を特定できていなかったのか
一つ一つ回ろうと提案をしてきた
「何も手がかりが無いんじゃ仕方ない、そうするか」
手がかりが無いんじゃ仕方ない
私は前島の意見にはそういう意味で賛成だ
「わ、私も大丈夫ですよ」
武本も賛成ということで三人は旧校舎を隅々まで探索することにした



「結局鏡なんて無かったな~」
前島が少し残念そうな、と同時に安心した顔で言う
「空いてない教室が多かったからでしょうか...」
私も教室に鍵がかかっているのに気になっていた
旧校舎なら鍵くらいかかっていないものだと思っていたのだ
「さて、そろそろ帰りますか~」
前島が玄関の扉に手をかける
.............
「どうした?前島、帰るのではなかったのか?」
私はこの時点で気づいた
「そ、それがね...鍵は開いてるのに開かないの」
やっぱりだ
こういう所でのお決まりのパターンと言ったところか
「それで、どうやってここから出るのですか?」
そうだ、とりあえずここに居るのがバレるのはまずい
だから早くここから脱出しなければならない
「そうだな、裏口とかなかったか?」
裏口があればそこから出れるはず
「裏口は...あります!」

しかし

「内側に...鍵がついている...?」
大抵外から侵入されないように
鍵は外からかけるものだが何故かこれは
両方からかけれるもので、内側からも鍵がかかっていた
「裏口の鍵を探すしかないのか...」
私たちは旧校舎から脱出すべく、裏口の鍵を探すことにした
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