4 / 13
旧校舎編(第1章)
予感~武本七海編~
しおりを挟む
「ん、確かに妙だな」
東雲さんと前島さんが何かを見つけたようですね
そう思い、少し小走りに二人の所へ向かう
すると二人の視線の先には
四隅をネジで止められた板が取り付けてある下駄箱があった
「それは、いったい...?」
中に何が入っているのかとても気になってくる
「ドライバーが欲しくなりますね」
そこで自分で探しに行くことにした
「私、探しにいってきます」
そう言って玄関を後にした
「えっと...ドライバーは...倉庫に行けばあるかな」
倉庫は玄関から右に曲がった廊下の一番奥にある
ここからは歩いて30秒くらいの距離だが...
「やっぱり...怖いよね...」
武本は暗い廊下を足早に進んでいく
「こ、ここが第三倉庫...」
倉庫の中を確認すべくドアノブを回す
...しかし
「あ、開かない?」
何度もガチャガチャと回すが一向に開く気配がない
「あ、開かないなら仕方ないよね...」
武本は自分にそう言い聞かせ
二人の元へ帰ろうとした
コツコツ
「え?」
その音は突然、上から聞こえた
「だ、誰か居るの?」
一応声を出してみる
しかし真夜中に旧校舎に忍び込む人が他に居るわけもなく
返事がない
「こ、怖いよ...」
武本は次第に大きくなる音から逃げるように玄関へと向かった
東雲さんと前島さんが何かを見つけたようですね
そう思い、少し小走りに二人の所へ向かう
すると二人の視線の先には
四隅をネジで止められた板が取り付けてある下駄箱があった
「それは、いったい...?」
中に何が入っているのかとても気になってくる
「ドライバーが欲しくなりますね」
そこで自分で探しに行くことにした
「私、探しにいってきます」
そう言って玄関を後にした
「えっと...ドライバーは...倉庫に行けばあるかな」
倉庫は玄関から右に曲がった廊下の一番奥にある
ここからは歩いて30秒くらいの距離だが...
「やっぱり...怖いよね...」
武本は暗い廊下を足早に進んでいく
「こ、ここが第三倉庫...」
倉庫の中を確認すべくドアノブを回す
...しかし
「あ、開かない?」
何度もガチャガチャと回すが一向に開く気配がない
「あ、開かないなら仕方ないよね...」
武本は自分にそう言い聞かせ
二人の元へ帰ろうとした
コツコツ
「え?」
その音は突然、上から聞こえた
「だ、誰か居るの?」
一応声を出してみる
しかし真夜中に旧校舎に忍び込む人が他に居るわけもなく
返事がない
「こ、怖いよ...」
武本は次第に大きくなる音から逃げるように玄関へと向かった
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
冷遇妃マリアベルの監視報告書
Mag_Mel
ファンタジー
シルフィード王国に敗戦国ソラリから献上されたのは、"太陽の姫"と讃えられた妹ではなく、悪女と噂される姉、マリアベル。
第一王子の四番目の妃として迎えられた彼女は、王宮の片隅に追いやられ、嘲笑と陰湿な仕打ちに晒され続けていた。
そんな折、「王家の影」は第三王子セドリックよりマリアベルの監視業務を命じられる。年若い影が記す報告書には、ただ静かに耐え続け、死を待つかのように振舞うひとりの女の姿があった。
王位継承争いと策謀が渦巻く王宮で、冷遇妃の運命は思わぬ方向へと狂い始める――。
(小説家になろう様にも投稿しています)
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
離婚する両親のどちらと暮らすか……娘が選んだのは夫の方だった。
しゃーりん
恋愛
夫の愛人に子供ができた。夫は私と離婚して愛人と再婚したいという。
私たち夫婦には娘が1人。
愛人との再婚に娘は邪魔になるかもしれないと思い、自分と一緒に連れ出すつもりだった。
だけど娘が選んだのは夫の方だった。
失意のまま実家に戻り、再婚した私が数年後に耳にしたのは、娘が冷遇されているのではないかという話。
事実ならば娘を引き取りたいと思い、元夫の家を訪れた。
再び娘が選ぶのは父か母か?というお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる