よくある脱出ホラーですが

霜月そら

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旧校舎編(第1章)

非科学的現実

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霊に憑かれるとどうなるか...
考えただけでも恐ろしい

ゆっくりと色を変えていく数珠を手に
玄関を後にした



階段を上り二階にやって来た私たち
数珠は白に色を変えている
「とりあえず、これで一安心ってところか」
何故数珠が色を変えるのか
そんなことを考える余裕がある事に気づき
まだ自分が冷静であると
そしてこの2人を連れて帰るのが自分であると
そう感じた

「本当に霊なんているのかな...?」
前島がそう呟く
「霊は、居ると思います」
珍しく武本が非現実的な事を言う
ということは武本が霊を見たのか
あるいは霊的現象に遭遇したのか
いずれにせよ、居ると思って損することはない
「この数珠が、その証拠だ」
なにより、これがどういう現象で
光るのか、化学ではわからない何かは
何故こんなところに居るのか
考えれば永遠に続きそうな程
疑問が溢れてくる
だが、それは後で
この学校から、脱出してから考えればいい
近くの教室から脱出の手がかりを探すことにした

【三年一組】
埃を被った看板を見たあと
私たちは警戒しながら、教室へと足を踏み入れた

すぐ目に飛び込んできたのは
赤い色の鍵だった
手に取ると錆びておらず
まだまだ使えそうな鍵であった
鍵にはという字が彫られていた
「図書館に何かあるってことですか?」
武本はまだ声が震えている
「どうだろう、ただ図書館は4階にある」
そう、図書館はここから2階上がった
4階に位置している
「下手に動くのも危険だ、とりあえずこの教室を調べよう」
何か他に使えそうなものがないか
辺りを探索し始めた
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