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宿の中で(R15表現有り)
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取り敢えず部屋がとれた私達は、
手持ちのお金を考えて一つの部屋にした。
「中々良い部屋だな」
そう私が言うとソフィアも。
「そうですね伊達に街一番の宿と言うだけあって広いですね」
「この宿は東方の文化が好きな主人が営んでいるそうで」
「小さいですけど浴場があるそうですよ」
「良かったら一緒に入りに行きませんか?」
そうソフィアが聞いてきたので私は。
「そうだな折角だから入るか」
そう言って私達は浴場に向かった。
「小さいと言ってましたけどそれなりに大きいですね」
ソフィアが浴場の中を見て言った。
その言葉に私も同意出来る位浴場は大きく、人も居なかった。
それを見て私は。
「人が居ないな?」
私がそう言うとソフィアは。
「なんでも今日偶々私達以外にお客さんが居ないそうでして」
「今日は貸し切り状態だそうですよ」
そう言いソフィアが軽く体を洗い湯船に浸かる。
その光景を見て私は。
「こんなにお湯が簡単に沸かせる事が出来るなんてな」
「千年経つとこんな所まで変わるのだな…」
そう私が言うとソフィアが聞いてきた。
「千年前はどんな感じだったんですか?」
そう聞かれたので私は、人間と異種族で戦争があったこと。
そしてその戦いで私は負けて封印された事を話した。
「ある程度話は聞いていたのですが」
「実際にその時代に生きていた方から聞くと」
「本当にあった事なのだと実感します」
そんな感じでソフィアと話している間に時間は過ぎていき、
満足した私達は置いてあった浴衣を着て部屋に戻った。
戻った私は前にソフィアが言った、
吸血しても良いと言ったことを思い出して聞いてみた。
「少しで良いのだが、血を吸わせて貰っても良いか?」
そう私が聞くと。
「そんなに血を吸わないといけないんですか?」
そう質問してきたので私は。
「いや、普段ならそこまでしなくても良いのだが」
「千年も封印されていたから大分力が弱まっていてな」
「力を取り戻すためには一番効率的なんだ」
「それに我々吸血鬼には」
「吸血衝動があるから定期的にとらないと」
「自我を保てなくなる、それは真祖の私も例外ではない」
「まぁ、唯の吸血鬼よりは耐性があるがな」
そう私が説明するとソフィアから了承して貰えたので、
私達はベッドの端に腰を下ろすと。
私は彼女の浴衣の襟を緩めて、
ゆっくりと首筋に舌を這わせる。
私の行動一つ一つに敏感に反応するソフィアは、
様々な感情を込めた目でこちらを見る…。
そして私は小さな声で。
「限界がきたら言ってね…」
そう言い首筋に牙を立てた。
溢れる血を私は意地汚い音を立てながら吸い、
そして舌で傷口を抉る。
私はいつの間にかソフィアをベッドに押し付けていた私は。
彼女の胸を優しく触り、乳房を指の間で挟み弄ぶ。
そして痛みと快楽で声を上げるソフィアの口を唇で塞ぐ。
抵抗するかと思ったが、
そんな事はせず受け入れている事を見て。
彼女も又私と同じ様に快楽に酔っているのだろうと思った…。
吸血をした直後は感覚が敏感になり、
理性の枷を簡単に壊していく。
吸血衝動を満たしても後も、
私は長い間彼女と舌を絡ませ合っていた。
そして唾液によって少し血が薄くなってきたところで私は。
「もう大丈夫だ…ありがとう」
そう言いソフィアの首の傷を消して、彼女の緩まった浴衣を直した。
その時ソフィアの浮かべていた表情は、
淫らで有り、何処と無く幼さを残していながら、
大人になろうとしている少女の顔だった。
そして疲れた私達は、
そのまま同じベッドで夜を過ごした…。
手持ちのお金を考えて一つの部屋にした。
「中々良い部屋だな」
そう私が言うとソフィアも。
「そうですね伊達に街一番の宿と言うだけあって広いですね」
「この宿は東方の文化が好きな主人が営んでいるそうで」
「小さいですけど浴場があるそうですよ」
「良かったら一緒に入りに行きませんか?」
そうソフィアが聞いてきたので私は。
「そうだな折角だから入るか」
そう言って私達は浴場に向かった。
「小さいと言ってましたけどそれなりに大きいですね」
ソフィアが浴場の中を見て言った。
その言葉に私も同意出来る位浴場は大きく、人も居なかった。
それを見て私は。
「人が居ないな?」
私がそう言うとソフィアは。
「なんでも今日偶々私達以外にお客さんが居ないそうでして」
「今日は貸し切り状態だそうですよ」
そう言いソフィアが軽く体を洗い湯船に浸かる。
その光景を見て私は。
「こんなにお湯が簡単に沸かせる事が出来るなんてな」
「千年経つとこんな所まで変わるのだな…」
そう私が言うとソフィアが聞いてきた。
「千年前はどんな感じだったんですか?」
そう聞かれたので私は、人間と異種族で戦争があったこと。
そしてその戦いで私は負けて封印された事を話した。
「ある程度話は聞いていたのですが」
「実際にその時代に生きていた方から聞くと」
「本当にあった事なのだと実感します」
そんな感じでソフィアと話している間に時間は過ぎていき、
満足した私達は置いてあった浴衣を着て部屋に戻った。
戻った私は前にソフィアが言った、
吸血しても良いと言ったことを思い出して聞いてみた。
「少しで良いのだが、血を吸わせて貰っても良いか?」
そう私が聞くと。
「そんなに血を吸わないといけないんですか?」
そう質問してきたので私は。
「いや、普段ならそこまでしなくても良いのだが」
「千年も封印されていたから大分力が弱まっていてな」
「力を取り戻すためには一番効率的なんだ」
「それに我々吸血鬼には」
「吸血衝動があるから定期的にとらないと」
「自我を保てなくなる、それは真祖の私も例外ではない」
「まぁ、唯の吸血鬼よりは耐性があるがな」
そう私が説明するとソフィアから了承して貰えたので、
私達はベッドの端に腰を下ろすと。
私は彼女の浴衣の襟を緩めて、
ゆっくりと首筋に舌を這わせる。
私の行動一つ一つに敏感に反応するソフィアは、
様々な感情を込めた目でこちらを見る…。
そして私は小さな声で。
「限界がきたら言ってね…」
そう言い首筋に牙を立てた。
溢れる血を私は意地汚い音を立てながら吸い、
そして舌で傷口を抉る。
私はいつの間にかソフィアをベッドに押し付けていた私は。
彼女の胸を優しく触り、乳房を指の間で挟み弄ぶ。
そして痛みと快楽で声を上げるソフィアの口を唇で塞ぐ。
抵抗するかと思ったが、
そんな事はせず受け入れている事を見て。
彼女も又私と同じ様に快楽に酔っているのだろうと思った…。
吸血をした直後は感覚が敏感になり、
理性の枷を簡単に壊していく。
吸血衝動を満たしても後も、
私は長い間彼女と舌を絡ませ合っていた。
そして唾液によって少し血が薄くなってきたところで私は。
「もう大丈夫だ…ありがとう」
そう言いソフィアの首の傷を消して、彼女の緩まった浴衣を直した。
その時ソフィアの浮かべていた表情は、
淫らで有り、何処と無く幼さを残していながら、
大人になろうとしている少女の顔だった。
そして疲れた私達は、
そのまま同じベッドで夜を過ごした…。
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