王道

こんぶ

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第一章 家

第三話 久しぶりにステータスを確認

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キティと一緒に、久しぶりにステータスを確認しに行く。

「♪♪」

「ウキウキだな」

「だって私、王都に行くの初めてなのよ?」

「アハハ、そんなに変わらないけどなぁ」

「それで、何しに行くのよ?」

「ん?久しぶりにステータスを見てみようと思って」

「ステータス…?私は最後に見たときでレベル三だった気がするわね」

「そう。しかもアレには筋力とか書かれてる癖に、全くもって現実に反映されないからね。やっぱ、世の中甘くねぇー」

「そんなことないわ、貴方が頑張っていないだけで」

「ぐほぉあ!」

あれから数日が経ったが、しかし如実にダイエットの結果が見えてきた。

頬についていた肉はほぼ全て除去され、腕や足の余分なお肉も除去された。
おなかだけはふにふにしているが、気持ちいいのでもうダイエットはしなくて良いだろう、という事になった。

「あー、ここだよ」

「え、ここが王都?近っ」

歩いて二十分。

王都の門まで来られる。

「あー、衛兵さーん、俺俺」

「誰だ、あんた?」

「ひでぇな!」

「はは、嘘だよ…!おっ!可愛い嬢ちゃんと一緒にデートか!お前も成長したねぇ~くぅ」

「…ま、まぁな」

うわー、恥ずかしい…

デートか

確かにこれデートだよな

ちょっとウィキペディアで検索するか…

「デート…と」

デートとは、男女が場所や日時を決めて会うことである…

愛し合う二人…

確かに間違ってはいないな…うん。

と、俺はスマホをしまった。

「じゃ、王都に入るか」

「ええ」

その時──


キュッと俺の右手に何かが握りついてきた。

いや、それは紛れもなく、キティの左手だった。

「ヒュー、見せつけてくれるねぇー」

「うっさいわ!」

とは言うものの、俺はキティの手を強く握り返していた。

*****

「あら?もしかしてラフくん?」

「あっ、はい」

「アタシ、ほら、向かいですんでたロバートよ」

「はぁ。あまり覚えてないです…」

「そうかい。まぁ、あんたもまだ小さかった頃だからねぇ。しかし、変わらないねぇ」

「?」

「何でもないよ」

何だろうか。今の。凄く引っかかる。

「ラフォーレティーナ、今の誰?」

「今の?多分向かいで住んでたロバートさんだけど…」

あれ?そんな人いたっけ?

まぁいっか。

*****

「すんませーん」

「…はぁ、どうせ君だと思っていたよ」

とか言いつつ、嬉しそうな顔をする店長。

この店の店長は、なんと俺と同い年なのだ。

「…んん!?ラフ。その隣の女の子は?」

「んあ?アレだよ。友達だよ」

「そ、そうか」

なんでホッとしてるの!?

「今日もあれか。ステータスか」


「まぁ」

「しっかし、人類初だと思うけどな。レベル千なんて。ギネスでさえ五十二なんだけど」

「俺見たいに隠してるやつもごまんといるだろ。それにレベルは何の役にもたたないし」

「はは、それもそうか」

そう言って、店長はステータスボードを俺の右手にかざす。

「す、凄いわね」

と、キティが感嘆する。

「出てきたぞ、っと」

ラフォーレティーナ 21歳(男)

Lv1092

物理的攻撃力  1208
魔法的攻撃力  1050
術的攻撃力      1926
遠距離的攻撃力 1506
射撃的攻撃力  892
斬撃的攻撃力 901
殴打的攻撃力  1867
切断的攻撃力  2005
属性的攻撃力  620
武器的攻撃力  -10%
アイテム的効果 +8%
物理的防御力  2563
魔法的防御力  2363
術的防御力      3024
遠距離的防御力 1986
射撃的防御力  1899
斬撃的防御力  1999
刺突的防御力  2198
殴打的防御力  2346
切断的防御力  2732
属性的防御力  1002
万能的防御力  なし
スキル・打防御力 1422(スキル名は省略)
武器的防御力   +50%
アイテム的防御力  +100%
NEXT EXP 8423  総合 826954
HP  99999
MP 24000
SP 134500
STR 99000
VIT 128000
DEX 84000
AGI 140000
INT 94000
LUC   10
総ランク  S
総合抵抗力 +63%
──────────────────

「ほへぇ、あんまり変わらないねぇ」

「そうだね」

「えー、これって凄いんじゃないの?」

「じゃあキティやってみるか?」

「え?いいの?」

「あぁ。俺のツテで、タダなんだ」

「はい」

ステータスボードをキティにかざす。

キティ・ヴァーミリオン  22歳(女)

Lv4

DEX  3

総ランク H

──────────────────

「情報少なっ!」

「まぁ、普通こんな感じなんだけどねぇ…レベル千ってそもそも可笑しいから」

「ですよねぇ」

「だからといって、何だって話だけどな。ステータスがいくら高かろうが、現実で満足できてなきゃ意味が無い。まぁ、逆に言えば、現実で満足出来てたらそれでいいのかもな」

「そうね」

そんなこんなで、俺達は店を出た。

「また来てねー」

「おおー」

*****

その後、キティと王都を満喫して、帰宅した。

「楽しかったなぁ」

日記に書いとくか。


今日は、初デートを──




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