お漫才お台本

村上未来

文字の大きさ
4 / 15

砂鉄さん

しおりを挟む
🐵ツッコミ 砂鉄(関西人)🐵
🐱ボケ 村上未来🐱


🐱「どーもー!村上未来でーす!」

🐵『どーもー!砂鉄です!』

🐱「砂鉄さんは、相変わらず声がデカイですね。スピーカー飲んでるんですか?」

🐵『なんでそないなもん、飲まなあかんねん!飲んでへんわ!』

🐱「飲んでない?変わってますね?」

🐵『スピーカー飲んでる奴の方が、変わってるやろ!?』

🐱「え?スピーカー飲んでる奴の方が変わってる?それはスピーカーに飲まれる人より変わってますか?」

🐵『いや、どんな状況やねん!スピーカーが人間を飲み込む訳ないやろ!』

🐱「オブラートで包んだらいけませんか?」

🐵『オーブラート、どんだけ万能やねん!』

🐱「万能と言えば、砂鉄さんは色んな事出来ますよね」

🐵『俺が色んな事出来る?』

🐱「そうです。いいなー、色んな才能があって」

🐵『そないに才能あったかな?俺の才能って例えば何や?』

🐱「スピーカー飲み込めます」

🐵『だから、1度も飲んだ事ないっちゅうねん!』

🐱「1度も飲んだ事ないのに、どうして、スピーカー飲み込む才能がある事に気付いたんですか?」

🐵『気付いてへんわ!』

🐱「ご自身は気付いてない?じゃあ、誰が気付いたんですか?」

🐵『だから!誰も気付いてへんわ!』

🐱「誰にも気付かれない才能…それは悲し過ぎますって!」

🐵『いや、かっこ良く言うな!』

🐱「かっこいいと言えば、砂鉄さんは、歌ってる時は、かっこいいですね」

🐵『歌ってる時はの、『は』が気になるけど、素直に嬉しいわ』

🐱「なんであんなに歌がお上手なんですか?ははーん、さては…スピーカー飲んでるんですね?」

🐵『飲んでへんわ!お前学習能力0か!?』

🐱「おい…お前今、何って言った?」

🐵『学習能力0かって言ったんだよ!』

🐱「おい!俺は、学習能力だけは自信あんだよ!それしかねぇんだよ!」

🐵『いや、そんな怒っても、お前説得力0だぞ?』

🐱「おい!俺は、説得力だけは自信あんだよ!それしかねぇんだよ!」

🐵『いや、どないやねん!それしかないって言って、2つ自信があるって言ってんぞ?』

🐱「お前、人間は日々進化するという言葉を知らねぇのか?」

🐵『いや、そんな言葉知らねぇし、秒で進化したら、ダーウィンも驚きだわ!』

🐱「驚き過ぎてダーウィン、目玉飛び出てたか?」

🐵『実際におうてへんわ!』

🐱「会ってない?居留守使われたのか?」

🐵『なんでやねん!ダーウィンさん家のドアなんか、はなからノックしてへんわ!』

🐱「じゃあ誰がノックしたんだよ?」

🐵『誰もしてへんわ!』

🐱「誰にもノックされない玄関のドア…それは悲し過ぎますって!」

🐵『だから、かっこよく言うな!それお気に入りか!?』

🐱「ねー、ポテチ食べていーい?」

🐵『なんやねん急に?』

🐱「ねー、ポテチ食べていーい?」

🐵『好きに食べろや』

🐱「ねー、ポテチ食べていーい?」

🐵『しつこいねん!勝手に食べろや!耳に粘土詰まっとるんか!?』

🐱「ポテチ食べる前に、耳の粘土取りますね」

🐵『まじで、詰まっとった!』

🐱「むしゃむしゃむしゃ…砂鉄さんは、よくお菓子食べてますよね?」

🐵『お菓子は好きで、よう食べてるわ』

🐱「むしゃむしゃむしゃ…何のお菓子が一番好きですか?もぐもぐもぐ」

🐵『芋系のお菓子が好きだな』

🐱「芋系って、スイートポテトとかですか?むしゃむしゃむしゃ」

🐵『そうやけど、さっきからポテチ喰いながら話すなや。口から飛び散ってんぞ』

🐱「ポテチなんて喰ってねぇわ!」

🐵『じゃあ、何むしゃむしゃしとんねん!?』

🐱「粘土喰ってんだよ!」

🐵『何を喰うとんねん!お前の耳はおやつ入れか!』

🐱「耳がおやつ入れな訳ねぇだろうが!俺のおやつ入れは、へそって決まってんだよ!」

🐵『いや、知らんがな!』

🐱「ねー、お花摘みに行っていい?」

🐵『なんやねん急に?』

🐱「ねー、お花摘みに行っていーい?」

🐵『お花摘みって、トイレか?』

🐱「お花摘みはお花摘みだよー」

🐵『ほんまのお花摘みって事か?』

🐱「ねー、お花摘み手伝ってー」

🐵『なんでおっさんが、おっさんのお花摘みを手伝わなあかんねん。勝手に行ってこいや』

🐱「よし、交渉成立ですね。共にお花摘みに行きましょう!」

🐵『なんで交渉成立やねん!耳バグっとんのか!?』

🐱「その前に、耳に詰まってるバグ取りますね」

🐵『まじで詰まっとった!って、詰められるバグってなんやねん!』

🐱「世界の音が聞こえる」

🐵『え?』

🐱「世界中の音が、クリアに聞こえる」

🐵『どういう事やねん?』

🐱「まるで今まで耳を塞がれてたように、世界中の音がクリアに聞こえる」

🐵『実際、粘土も得体の知れないバグも詰まっとったしな。そら、よう聞こえるはずやわ』

🐱「でも聞こえ過ぎだな。飲み込んだスピーカーの音、弱めよう」

🐵『お前がスピーカー飲んどったんかい!バケモンやな!』

🐱「バケモンは酷いな、もっとオブラートに包んで言ってくださいよ。スピーカー飲んだ時に包んだオブラート、貸しましょうか?」

🐵『いや、オブラートどんだけ万能やねん!ってもうええわ!どうもありがとうございました!』
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

秘書と社長の秘密

廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。 突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。 ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?

処理中です...