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自分
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「…あぁ当たってるな…しかし、適当に言った金額が、偶然当たっただけかもしれん……新垣さん、ここに私の携帯があります」
田宮は驚いた顔から一転、刑事特有の疑う視線で霞を見詰める。
「…はい」
顔を上げた霞の瞳に、黒い携帯電話を持った、厳つい顔の田宮が映る。
「この携帯には、わたしの亡くなった娘が残した、最後の言葉が残っています…その言葉を言い当ててください」
田宮は一瞬、暗い表情をしたが、直ぐに刑事らしい顔付きに戻った。
「…分かりました…あの携帯に残っている娘さんの最後の言葉は?」
霞は再びダウジングを行った。
「…ぱ……ぱ…の…こ…」
霞が読み上げていく言葉を聞く度、田宮の顔付きが変わっていく。
「…パパの子供に産まれてこれてよかった」
ダウジングを終えた霞は、メモした紙を読み上げた。
「………」
田宮は自殺をした娘を思い出したのだろう、目を閉じ辛そうな顔をしている。
「…田宮さん、当たってますか?」
利根川が、言葉を発しない田宮に尋ねた。
「…あぁ…当たっている…どうやら、あなたのダウジングは本物のようですね」
霞を見る田宮の目が変わっている。嘘ではないと、信じたのだろう。
「…新垣さん、事件解決に協力していただけますか?」
田宮は礼儀正しく、霞に頭を下げた。
「わたしで役に立てる事があれば、協力させてください」
霞は俯く健太を横目で見ながら答えた。
健太は霞を事件に巻き込みたくない気持ちでいっぱいだった。その為、霞の事を見る事が出来なかったのだ。
「ありがとうございます…篠原さんのご家族と、赤沢義樹さん一家が誘拐されています。その方達が今どこに居るのか、教えてください」
田宮の言葉に、健太は顔を上げ霞を見詰めた。その顔に先程までの戸惑いは無い。代わりに、すがるような顔がそこにある。
「分かりました」
霞は力強く頷き、ダウジングを開始した。
健太は、クリスタルの振り子を祈るような気持ちで見詰める。
「…か……な」
利根川は、霞が読み上げる言葉一つ一つを、手帳に書いていく。
「…ま…」
田宮は驚いた顔から一転、刑事特有の疑う視線で霞を見詰める。
「…はい」
顔を上げた霞の瞳に、黒い携帯電話を持った、厳つい顔の田宮が映る。
「この携帯には、わたしの亡くなった娘が残した、最後の言葉が残っています…その言葉を言い当ててください」
田宮は一瞬、暗い表情をしたが、直ぐに刑事らしい顔付きに戻った。
「…分かりました…あの携帯に残っている娘さんの最後の言葉は?」
霞は再びダウジングを行った。
「…ぱ……ぱ…の…こ…」
霞が読み上げていく言葉を聞く度、田宮の顔付きが変わっていく。
「…パパの子供に産まれてこれてよかった」
ダウジングを終えた霞は、メモした紙を読み上げた。
「………」
田宮は自殺をした娘を思い出したのだろう、目を閉じ辛そうな顔をしている。
「…田宮さん、当たってますか?」
利根川が、言葉を発しない田宮に尋ねた。
「…あぁ…当たっている…どうやら、あなたのダウジングは本物のようですね」
霞を見る田宮の目が変わっている。嘘ではないと、信じたのだろう。
「…新垣さん、事件解決に協力していただけますか?」
田宮は礼儀正しく、霞に頭を下げた。
「わたしで役に立てる事があれば、協力させてください」
霞は俯く健太を横目で見ながら答えた。
健太は霞を事件に巻き込みたくない気持ちでいっぱいだった。その為、霞の事を見る事が出来なかったのだ。
「ありがとうございます…篠原さんのご家族と、赤沢義樹さん一家が誘拐されています。その方達が今どこに居るのか、教えてください」
田宮の言葉に、健太は顔を上げ霞を見詰めた。その顔に先程までの戸惑いは無い。代わりに、すがるような顔がそこにある。
「分かりました」
霞は力強く頷き、ダウジングを開始した。
健太は、クリスタルの振り子を祈るような気持ちで見詰める。
「…か……な」
利根川は、霞が読み上げる言葉一つ一つを、手帳に書いていく。
「…ま…」
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