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「ご苦労様です!了解しました!鍵は開いておりますので!」
体育会系なのか、朝っぱらだというのに、警官は大声で答え、規則正しい敬礼をした。
「あぁ、ご苦労様」
田宮も軽く敬礼のポーズをとった。
「では、失礼します!」
警官は再び敬礼をすると、足早に駆けて行った。
霞は困惑している様子だ。玄関前に警官が立っていた事に困惑しているのだろう。田宮はそんな霞に向け、説明をした。
「…篠原さんが速水に拐われた為、部屋を捜査していたんです。玄関の鍵は開いていました。鍵がないので閉められない。だから、警官が見張っていたんです」
霞は顔を曇らせ、呟いた。
「…そうなんですか…小羽君は捕まったんですか?」
それは聞きたかったが、今まで言い出せなかった事。
田宮が静かに告げた。
「…いえ…自分で自分の命を絶ちました」
悲しみが一気に霞を襲った。後悔が霞を包んだ。だが、心のどこかでそう思っていた。霞の不思議な力は、ダウジングだけではないのかもしれない。
「……そうですか」
「…霞さん」
健太が温かな手の平を霞の肩に置いた。
霞は顔を上げ笑みを見せた。無理して笑っているのは、誰が見ても分かる。
「…大丈夫…今は悲しんでる場合じゃないから」
「…また、私が部屋の様子を見てきますね。いいですか?」
田宮がドアノブに手を掛け、健太に尋ねた。
「…はい、お願いします」
健太の了承を得た田宮が、部屋の中に消えて行った。そして暫くして、田宮が玄関のドアを開け、顔を出した。
「誰も居ませんでした」
「…ありがとうございます…皆さん上がってください」
健太は振り返ると、利根川と霞を部屋に招いた。
部屋に入り、机を囲んで座る中、田宮が口を開いた。
「…時間もないので、それぞれのチームが始めにやるべき事を話し会いましょう」
利根川は手帳を開き、田宮に視線を向けた。
「…まずは、監禁場所の持ち主である、江戸川祥子の行方を探すのが先決だと思います」
「…あぁ、確かにそうだな…しかし、警察は既に、江戸川の行方を再優先して探しているはずだ。我々が探した所で、見付かるとは思えない…新垣さんがダウジングで告げた共犯達も、既に行方をくらませているだろう…警察内部に共犯者がいるなら情報は筒抜けだからな」
体育会系なのか、朝っぱらだというのに、警官は大声で答え、規則正しい敬礼をした。
「あぁ、ご苦労様」
田宮も軽く敬礼のポーズをとった。
「では、失礼します!」
警官は再び敬礼をすると、足早に駆けて行った。
霞は困惑している様子だ。玄関前に警官が立っていた事に困惑しているのだろう。田宮はそんな霞に向け、説明をした。
「…篠原さんが速水に拐われた為、部屋を捜査していたんです。玄関の鍵は開いていました。鍵がないので閉められない。だから、警官が見張っていたんです」
霞は顔を曇らせ、呟いた。
「…そうなんですか…小羽君は捕まったんですか?」
それは聞きたかったが、今まで言い出せなかった事。
田宮が静かに告げた。
「…いえ…自分で自分の命を絶ちました」
悲しみが一気に霞を襲った。後悔が霞を包んだ。だが、心のどこかでそう思っていた。霞の不思議な力は、ダウジングだけではないのかもしれない。
「……そうですか」
「…霞さん」
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霞は顔を上げ笑みを見せた。無理して笑っているのは、誰が見ても分かる。
「…大丈夫…今は悲しんでる場合じゃないから」
「…また、私が部屋の様子を見てきますね。いいですか?」
田宮がドアノブに手を掛け、健太に尋ねた。
「…はい、お願いします」
健太の了承を得た田宮が、部屋の中に消えて行った。そして暫くして、田宮が玄関のドアを開け、顔を出した。
「誰も居ませんでした」
「…ありがとうございます…皆さん上がってください」
健太は振り返ると、利根川と霞を部屋に招いた。
部屋に入り、机を囲んで座る中、田宮が口を開いた。
「…時間もないので、それぞれのチームが始めにやるべき事を話し会いましょう」
利根川は手帳を開き、田宮に視線を向けた。
「…まずは、監禁場所の持ち主である、江戸川祥子の行方を探すのが先決だと思います」
「…あぁ、確かにそうだな…しかし、警察は既に、江戸川の行方を再優先して探しているはずだ。我々が探した所で、見付かるとは思えない…新垣さんがダウジングで告げた共犯達も、既に行方をくらませているだろう…警察内部に共犯者がいるなら情報は筒抜けだからな」
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