追放された『修理職人』、辺境の店が国宝級の聖地になる~万物を新品以上に直せるので、今さら戻ってこいと言われても予約で一杯です

たまごころ

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第1話 「戦えない奴はいらない」と勇者に言われた日

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カァン、カァン、カァン。

小気味よい金属音が、夜の静寂に吸い込まれていく。
焚き火の爆ぜる音と、ハンマーが鋼を叩くリズム。それが、俺の日常だった。

ここは「奈落の迷宮」の地下九十階層。
人類の敵である魔王が潜む最深部まで、あとわずか数階層という最前線のキャンプ地だ。
張り詰めた冷気が漂うこの場所で、俺、ルーク・ヴァルドマンは、いつものように仲間の装備を手入れしていた。

手元にあるのは、勇者ブレイドが愛用する『聖剣グラン・ミストル』。
伝説の金属オリハルコンで鍛造されたこの剣は、世界に七振りしかない国宝級の魔剣だ。
だが、どんな名剣であっても、使い込めば刃こぼれもするし、微細な歪みも生じる。ましてや、今日のブレイドは強敵であるアークデーモンとの連戦で、剣を強引に振り回していた。

(……かなり、ガタが来てるな)

俺は【修理】のスキルを発動させながら、聖剣の刀身に掌を這わせる。
目には見えないレベルの亀裂。魔力伝導回路の目詰まり。重心の僅かなズレ。
それらを魔力のハンマーで叩き、撫で、あるべき姿へと戻していく。

俺のスキル【修理】は、地味だ。
魔法使いのように派手な炎を出せるわけでも、勇者のように一撃で岩山を砕けるわけでもない。ただ、壊れた物を直す。それだけの力。
だが、俺はこの仕事に誇りを持っていた。
俺が直すことで、仲間たちは万全の状態で戦える。命を預かる仕事だと思っていたからだ。

「よし、これで新品同様……いや、馴染んでいる分、新品よりも切れ味は良くなっているはずだ」

額の汗を拭い、研ぎ澄まされた聖剣を鞘に納めた、その時だった。

「おい、ルーク。話がある」

背後からかけられた声に、俺は振り返る。
そこに立っていたのは、黄金の髪をなびかせ、輝くような白銀の鎧(これも俺が昨日修理したものだ)に身を包んだ男、勇者ブレイドだった。
その背後には、賢者のソフィアと、聖女のアリアも控えている。
皆、どこか気まずそうな、しかし決意を秘めた冷たい目をしていた。

「なんだ、ブレイド。剣なら今、丁度直ったところだぞ。明日のボス戦もこれで……」
「その必要はない」

ブレイドは俺の言葉を遮り、冷たく言い放った。

「ルーク。お前は、このパーティを抜けろ」

一瞬、何を言われたのか理解できなかった。
思考が空白に染まり、持っていたメンテナンス用の布が手から滑り落ちる。

「……え?」
「聞こえなかったか? クビだと言ったんだ。お前はもう、俺たち『光の勇者パーティ』には必要ない」
「ひ、必要ないって……どういうことだよ。俺がいなくなったら、誰が装備のメンテナンスをするんだ? ここはダンジョンの深層だぞ。鍛冶屋なんてどこにもないし、一度地上に戻るだけでも一週間はかかる」

俺は必死に食い下がった。
自分の保身のためではない。この過酷な深層で、メンテナンス役を欠くことが自殺行為だと知っていたからだ。
だが、ブレイドは鼻で笑った。

「お前、自分の立場を勘違いしていないか? お前がやっているのは、ただの『修理』だ。壊れたものを元に戻すだけ。そんなものは、誰にでもできる雑用なんだよ」
「雑用……?」
「そうだ。これを見ろ」

ブレイドは懐から、見慣れない宝石のようなアイテムを取り出した。
虹色に輝くその石からは、濃厚な魔力が漂っている。

「これは『回帰の宝珠』。王都の研究所が新開発した使い捨てのマジックアイテムだ。これを装備にかざすだけで、瞬時に耐久値が回復するらしい」
「なっ……」
「ソフィアの計算によれば、お前を一人連れて行く分の食料やリソースを、この宝珠と攻撃アイテムに回した方が、パーティ全体の総合戦闘力は三十パーセント向上するそうだ。そうだな、ソフィア」

話を振られた賢者ソフィアは、分厚い眼鏡の位置を直しながら、感情のない声で告げた。

「ええ、その通りです。ルーク、あなたの戦闘力は皆無に等しい。魔王戦において、あなたは明確な『お荷物』です。被ダメージのリスク要因であり、守らなければならない弱点。統計的に見て、あなたの解雇は合理的判断です」

淡々とした言葉が、胸に突き刺さる。
幼馴染でもあったソフィアからの言葉だけに、その鋭さは増していた。

「でも、その宝珠がどれほどの性能かは分からないだろう!? 俺の【修理】は、ただ直すだけじゃない。お前たちの癖に合わせて微調整もしているし、魔力の通り道だって最適化しているんだ!」
「その微調整とやらが、そもそも不要なのですよ」

今度は、聖女アリアが口を開いた。彼女は慈悲深い微笑みを浮かべているが、その目は笑っていない。

「ルーク様。私たちは選ばれた存在なのです。道具の状態などに関わらず、神聖なる力で敵を討ち滅ぼすことができます。道具に頼り、道具の手入れなどに時間を割くのは、二流の証。勇者ブレイド様には、もっと相応しい、常に新品の輝きを放つ聖剣こそが似合います」

「そういうことだ」

ブレイドが俺の手から聖剣をひったくるように奪い取った。

「俺たちは最強だ。お前のような『非戦闘員』がいつまでも居座っていい場所じゃない。……正直に言えばな、ルーク。地味なお前が後ろにいるだけで、俺たちの華やかさが損なわれるんだよ」

それが、本音か。
戦力外通告。合理的判断。
もっともらしい理由を並べてはいたが、結局のところ、彼らは俺のことが邪魔だったのだ。
俺の【修理】というスキルが、どれだけ彼らの窮地を救ってきたか、彼らは気づいていない。
いや、気づこうともしなかったのだろう。壊れた鎧が翌朝には直っていることを「当たり前」だと思い、刃こぼれした剣が戦いの最中に折れないことを「自分の実力」だと信じ込んでいたのだ。

俺の中にあった、仲間としての情熱が、急速に冷めていくのを感じた。
怒りよりも先に、深い諦めと、虚無感が押し寄せてくる。
三年。
村を出てから三年間、俺は彼らのために尽くしてきた。
自分の睡眠時間を削ってでも、彼らが少しでも安全に戦えるようにと、来る日も来る日もハンマーを振るった。
その全てが、今、否定された。

「……分かった」

俺は、足元に落ちていたメンテナンス用のハンマーを拾い上げた。
これだけは、誰にも渡さない。親父の形見であり、俺の魂そのものだ。

「パーティを抜けるよ。今まで世話になったな」
「ああ、せいぜい達者でな。ここから地上に戻るまでの護衛なんてつけてやらないから、自力で帰れよ?」
「……問題ない。自分の身くらい、自分で守る」
「ハッ、強がりを。スライム相手に死ぬなよ?」

ブレイドたちの嘲笑を背に、俺はキャンプ地を後にした。
手切れ金など、もちろん渡されなかった。
持っているのは、着の身着のままの服と、背負い袋に入ったわずかな水と食料、そして一本のハンマーだけ。

暗いダンジョンの通路を、一人で歩く。
魔除けの松明の光が心細く揺れていた。
不思議と、涙は出なかった。
ただ、肩の荷が下りたような、奇妙な解放感があった。

「もう、誰かのために徹夜で剣を研がなくていいんだな……」

独り言が、空虚に響く。
これからは、自分のためにこの力を使おう。
そう思った瞬間、ふと足元に違和感を覚えた。

カラン、と何かが転がる音がした。
足元を見ると、瓦礫の中に埋もれるようにして、古びた短剣が落ちていた。
誰か冒険者が遺したものだろうか。錆びつき、刃は半ばから折れ、柄の革も腐り落ちている。まさにゴミ同然のガラクタだ。
だが、俺の【修理】スキルの目は、その奥にある「可能性」を捉えていた。

「……随分と、酷い扱いを受けてきたんだな」

まるで数分前の自分を見ているようで、俺はその短剣を拾い上げた。
ズシリと重い。腐っても、かつては名のある鋼だった感触がある。

「直してやるよ。俺には今、時間だけは売るほどあるからな」

俺は通路の隅に腰を下ろすと、ハンマーを握りしめた。
スキル発動。【修理】。

カァン。

一度叩くごとに、赤錆が剥がれ落ち、内側から銀色の輝きが溢れ出す。
カァン。
二度叩くと、折れていた刃先が光の粒子となって再生し、あるべき形へと伸びていく。
カァン。
三度叩くと、腐っていた柄に新しい革が巻かれ、握り手に吸い付くようなグリップ力が蘇る。

いつも通りだ。いや、違う。
パーティを抜けたせいだろうか。今までブレイドたちの装備に合わせて抑制していた「余計な力」が、枷を外されたように溢れ出していくのが分かった。

「そこだ、繋がれ……!」

俺は無意識のうちに、物質的な修復だけでなく、その短剣が本来持っていた「概念」にまで干渉していた。
素材の潜在能力を限界まで引き出し、構造上の欠陥をゼロにする。
ただ元に戻すのではない。
『新品以上』の状態へ。

カァン!

最後の一撃と共に、眩い光が通路を照らした。
光が収まった後、俺の手には一振りの短剣が握られていた。
透き通るような青銀の刀身。揺らめくような魔力の波紋。
先ほどまでのボロ屑が嘘のような、至高の一品がそこにあった。

「……なんだこれ」

俺は呆然と呟く。
鑑定スキルは持っていないが、直感で分かる。
これは、ブレイドが持っていた聖剣グラン・ミストルよりも、遥かに「質」が高い。
刃の鋭さは空気を切り裂きそうなほどで、魔力の伝導率はほぼ百パーセント。
試しに、近くにあったダンジョンの硬い岩壁に向かって、軽く振ってみた。

ザンッ。

抵抗感は皆無だった。
豆腐を切るような感覚で、岩壁に深い亀裂が走る。
数秒遅れて、ズズズ……と岩が真っ二つに割れ落ちた。

「嘘だろ……?」

俺は自分の手を見つめた。
ただの鉄の短剣だったはずだ。それが、聖剣を超える業物に化けた。
今まで、ブレイドたちの装備を直すときは、彼らが使い慣れた感覚を変えないように、「現状維持」を最優先にしていた。
だが、そのリミッターを外し、俺の思うがままに「最高の状態」を追求した結果がこれだ。

「俺の【修理】は……もしかして、ただ直すだけのスキルじゃなかったのか?」

心臓が早鐘を打つ。
勇者パーティにいた頃は、「地味だ」「役に立たない」と言われ続け、自分でもそう思い込んでいた。
だが、もしこの力が、ガラクタを国宝級のアイテムに変えることができるのだとしたら?
もし、この力で、壊れた物だけでなく、もっと色々なものを「直す」ことができたとしたら?

「……ふっ」

自然と笑みがこぼれた。
ブレイドたちの「お前は不要だ」という言葉が、今は滑稽に思える。
あいつらは、とんでもないものを手放したのかもしれない。
だが、もう遅い。
俺はもう、彼らの道具じゃない。

「行こう。どこか遠くへ」

俺は生まれ変わった短剣を腰に差し、立ち上がった。
目指すは地上。そして、この国の東の果てにあるという辺境の地。
そこなら、王都の喧騒も、勇者の名声も届かない。
静かな村で、小さな店でも開こう。
村人の鍋を直したり、子供のおもちゃを直したりして、のんびりと暮らすのだ。

足取りは軽かった。
暗いダンジョンの道のりが、今は希望への一本道に見えた。
俺の第二の人生は、ここから始まる。

   *   *   *

数日後。
俺が地上へ出て、乗合馬車を乗り継ぎながら東へと向かっていた頃。
ダンジョンの深層では、勇者たちの悲鳴が轟いていた。

「な、なんだこれは!? 聖剣が、刃こぼれしただと!?」
「ブレイド、私の杖も! 魔力の通りが悪くて、上級魔法が発動しません!」
「鎧が……重い。こんなに動きにくい鎧だったか……?」
「おい、ルーク! ルークはどこだ! アイツを呼べ! 直させろ!」

「いません! 彼はもう、私たちが追放したではありませんか!」

迫りくるアークデーモンの爪を前に、最強の装備を誇っていたはずの勇者パーティは、ただの鉄屑を纏った集団へと成り下がっていた。
彼らが「自動修復機能付き」だと信じていた高価なマジックアイテムも、ルークの日々のメンテナンスという下地があって初めて機能するものだったことを、彼らが知るのはもう少し先の話である。

だが、その頃にはもう、俺は遥か遠く、辺境の地で新しい看板を掲げていることだろう。
『なんでも修理屋』と。

これは、後に世界中の英雄や王族が列をなすことになる、ある伝説の職人の物語。
その始まりの日であった。
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