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第3話 神殿で目覚める謎の声
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小さな村に着いたのは、夕暮れ前だった。
陽が傾く木造の家並み、煙を上げる炉端。どこか懐かしい青空の色。
村人たちは俺を見ると、不安そうな目を向けながらも、ほどなく警戒を緩めた。
袖や裾の焦げ跡を見て旅人だと思ったのか、老婆が湯気の立つスープを差し出してくれた。
「おやまぁ、傷だらけじゃないか。魔物にやられたのかい?」
「ああ……ちょっと森で災難にあってな。でも、助けてもらった」
老婆は「そりゃ大変」と呟き、俺の右手の痕を見て目を丸くした。
「不思議だねぇ……さっきまでは赤く腫れてたのに、もう治ってるよ?」
「え……?」
気づけば確かに、木に擦った傷も、熱傷も跡形もない。
どうやら俺の体自体が、“癒え続ける”状態になっている。
多神同調の効果は、単なる一時的なバフではないのかもしれない。
食事を終え、宿に預けられた部屋に座る。
薄い寝台、薪の匂い、どこか落ち着く。
それでも胸の奥はざわめいていた。
追放の痛みはまだ消えない。それでも――同時に、妙な高揚感もあった。
「もう戻る場所はない。だったら、ここで始めるだけだ」
そう呟いた瞬間、頭の奥に声が響いた。
昨日、森で聞いたのと同じ、静かで深い響き。
『ようやく、聞こえたようだね』
心臓が跳ねた。
部屋には俺ひとり。なのに確かに誰かが話している。
「誰だ……どこにいる?」
『私は在るようで在らぬもの。君が祈りに目覚めたとき、“こちら側”と繋がった。』
声は柔らかいが、何もかもを見透かすような重みがあった。
「昨日の……神の声、なのか?」
『名を問うか。ならば呼び名を授けよう。私の名はレーヴァ。かつて世界を照らす暁の神だ。』
「神……?」
現実感が薄れる。だが同時に、心の底で理解もあった。
あの祈りの光。世界を動かすような力。
それは人の魔法ではない。神々の領域からのものだ。
『君は特別だ、アオイ。祈祷士でありながら、十を超える神性との同調資質を持つ者。』
「そんなの、聞いたこともない……」
『聞くはずがない。封印されていた力だからね。人が神の領域に触れると、均衡が崩れる。ゆえに“祈祷士”という最下級職が生まれたのだ。』
まるで、長らく抑え込まれてきた真実を暴くような調子だ。
どうやら祈祷士は、世界の根幹に関わる職業らしい。
最弱職と呼ばれていたのは、封じられたから。
「じゃあ、この力……どうすれば扱える?」
『君が何を求めるかによる。癒しを求めれば生命神と繋がり、破壊を求めれば戦神と繋がる。』
「破壊も……できるのか」
『“祈り”とは意志そのもの。善悪を問わぬ万能の門だ。』
頭がくらみそうになった。
だが不思議と怖くない。
昨夜から続くこの力のうねりを、受け入れる方が自然だった。
「俺は……まだこの世界を知らない。けど、試したい。自分の力がどこまで通じるのか」
『よかろう。では最初の試練を与えよう。北の神殿に封じられし空位の祭壇を訪ねよ。
そこで君の祈りが“真なる形”に至るかを見せてみせよ。』
声が途切れ、静寂が戻る。
寝台に倒れ込み、浅い眠りに沈んだ。
夜明け前、激しい鐘の音で目を覚ます。
外がざわついている。村の広場に出ると、数人の兵士が慌ただしく行き来していた。
その中央で泣き叫ぶ女の子。
老人が叫んだ。「また“黒い祈り人”が現れたんだ!」
事情を聞く前に、俺の身体が反応していた。
北の空――確かにどす黒い瘴気が渦を巻いている。
圧迫感とともに、祈りの光が勝手に掌を満たした。
「黒い祈り人……か。多分、それが神殿の試練ってやつだな」
俺は村人たちに一言告げ、北の森へと駆け出した。
木々を抜け、岩場を越えるたび、空気が重くなる。
そこに現れたのは、崩れかけた石の神殿。そして、祭壇の前に立つ黒衣の影。
顔を覆うフードの下、虚ろな瞳が俺を見た。
「まさか……呼ばれし者か。愚かな。神の声に応じるとは」
「お前、何者だ」
「名もなき祈祷士。“闇を祈る者”として処刑されたはずが、神に拒まれて生かされた……」
男が歩むたび、地面から黒い霧が噴き出した。
一歩近づくごとに、周囲の草が枯れる。
圧倒的な悪意に吐き気さえした。
「同じ祈祷士同士、殺し合うのも業だな」
「祈祷士なら、祈りで分かるだろ。お前の祈りは“死”しか呼ばない」
「神は望んでいる。滅びもまた祈りだ、と」
次の瞬間、闇が襲いかかる。
黒い触手のような影が空を裂き、俺に伸びた。
咄嗟に祈る――光が爆ぜて防壁を形成した。
初めて対人で使う祈りだが、まるで意志が先に動く。
「光よ、導け!」
叫ぶやいなや、金色の矢の群れが放たれる。
神殿の柱を貫き、闇を引き裂いた。
対する男の祈りも膨張していく。黒雲が背後に巨大な人影のような形をとった。
ぶつかった。
光と闇の奔流が神殿を震わせ、屋根が崩れる。
轟音。衝撃波が遠くの森まで届く。
同時に、脳の奥に再びレーヴァの声。
『ためらうな、アオイ。全ての神性に届く心を、解き放て』
息を吸い、目を閉じる。祈りは言葉ではない。
救いたい。護りたい。ただ、それだけだ。
次の瞬間、黒い祈り人の体が光の輪に包まれ、静かに崩れ落ちた。
闇は霧散し、石畳にわずかな焦げ跡だけが残る。
膝をついた俺の頭の奥に、再び新しい文字が浮かぶ。
――――――――――
称号【神選の祈祷士】を獲得しました。
スキル【光祈/癒祈/断罪】が解放されました。
――――――――――
「断罪……?」
見上げた空で朝日が昇る。
遠くで村の鐘がやんだ。
祈りの力で救われる者がいる一方で、滅びを背負う者もいる。
神々の加護は平等ではない。
その現実が胸に重く刻まれた。
俺は拳を握り、静かに呟いた。
「この力を、正しく使えるようになりたい。そのためなら、どこへでも行く」
風が祈るように神殿を渡った。
俺の歩く先に、まだ名も知らぬ神々と無数の運命が待っている。
(第3話 終)
陽が傾く木造の家並み、煙を上げる炉端。どこか懐かしい青空の色。
村人たちは俺を見ると、不安そうな目を向けながらも、ほどなく警戒を緩めた。
袖や裾の焦げ跡を見て旅人だと思ったのか、老婆が湯気の立つスープを差し出してくれた。
「おやまぁ、傷だらけじゃないか。魔物にやられたのかい?」
「ああ……ちょっと森で災難にあってな。でも、助けてもらった」
老婆は「そりゃ大変」と呟き、俺の右手の痕を見て目を丸くした。
「不思議だねぇ……さっきまでは赤く腫れてたのに、もう治ってるよ?」
「え……?」
気づけば確かに、木に擦った傷も、熱傷も跡形もない。
どうやら俺の体自体が、“癒え続ける”状態になっている。
多神同調の効果は、単なる一時的なバフではないのかもしれない。
食事を終え、宿に預けられた部屋に座る。
薄い寝台、薪の匂い、どこか落ち着く。
それでも胸の奥はざわめいていた。
追放の痛みはまだ消えない。それでも――同時に、妙な高揚感もあった。
「もう戻る場所はない。だったら、ここで始めるだけだ」
そう呟いた瞬間、頭の奥に声が響いた。
昨日、森で聞いたのと同じ、静かで深い響き。
『ようやく、聞こえたようだね』
心臓が跳ねた。
部屋には俺ひとり。なのに確かに誰かが話している。
「誰だ……どこにいる?」
『私は在るようで在らぬもの。君が祈りに目覚めたとき、“こちら側”と繋がった。』
声は柔らかいが、何もかもを見透かすような重みがあった。
「昨日の……神の声、なのか?」
『名を問うか。ならば呼び名を授けよう。私の名はレーヴァ。かつて世界を照らす暁の神だ。』
「神……?」
現実感が薄れる。だが同時に、心の底で理解もあった。
あの祈りの光。世界を動かすような力。
それは人の魔法ではない。神々の領域からのものだ。
『君は特別だ、アオイ。祈祷士でありながら、十を超える神性との同調資質を持つ者。』
「そんなの、聞いたこともない……」
『聞くはずがない。封印されていた力だからね。人が神の領域に触れると、均衡が崩れる。ゆえに“祈祷士”という最下級職が生まれたのだ。』
まるで、長らく抑え込まれてきた真実を暴くような調子だ。
どうやら祈祷士は、世界の根幹に関わる職業らしい。
最弱職と呼ばれていたのは、封じられたから。
「じゃあ、この力……どうすれば扱える?」
『君が何を求めるかによる。癒しを求めれば生命神と繋がり、破壊を求めれば戦神と繋がる。』
「破壊も……できるのか」
『“祈り”とは意志そのもの。善悪を問わぬ万能の門だ。』
頭がくらみそうになった。
だが不思議と怖くない。
昨夜から続くこの力のうねりを、受け入れる方が自然だった。
「俺は……まだこの世界を知らない。けど、試したい。自分の力がどこまで通じるのか」
『よかろう。では最初の試練を与えよう。北の神殿に封じられし空位の祭壇を訪ねよ。
そこで君の祈りが“真なる形”に至るかを見せてみせよ。』
声が途切れ、静寂が戻る。
寝台に倒れ込み、浅い眠りに沈んだ。
夜明け前、激しい鐘の音で目を覚ます。
外がざわついている。村の広場に出ると、数人の兵士が慌ただしく行き来していた。
その中央で泣き叫ぶ女の子。
老人が叫んだ。「また“黒い祈り人”が現れたんだ!」
事情を聞く前に、俺の身体が反応していた。
北の空――確かにどす黒い瘴気が渦を巻いている。
圧迫感とともに、祈りの光が勝手に掌を満たした。
「黒い祈り人……か。多分、それが神殿の試練ってやつだな」
俺は村人たちに一言告げ、北の森へと駆け出した。
木々を抜け、岩場を越えるたび、空気が重くなる。
そこに現れたのは、崩れかけた石の神殿。そして、祭壇の前に立つ黒衣の影。
顔を覆うフードの下、虚ろな瞳が俺を見た。
「まさか……呼ばれし者か。愚かな。神の声に応じるとは」
「お前、何者だ」
「名もなき祈祷士。“闇を祈る者”として処刑されたはずが、神に拒まれて生かされた……」
男が歩むたび、地面から黒い霧が噴き出した。
一歩近づくごとに、周囲の草が枯れる。
圧倒的な悪意に吐き気さえした。
「同じ祈祷士同士、殺し合うのも業だな」
「祈祷士なら、祈りで分かるだろ。お前の祈りは“死”しか呼ばない」
「神は望んでいる。滅びもまた祈りだ、と」
次の瞬間、闇が襲いかかる。
黒い触手のような影が空を裂き、俺に伸びた。
咄嗟に祈る――光が爆ぜて防壁を形成した。
初めて対人で使う祈りだが、まるで意志が先に動く。
「光よ、導け!」
叫ぶやいなや、金色の矢の群れが放たれる。
神殿の柱を貫き、闇を引き裂いた。
対する男の祈りも膨張していく。黒雲が背後に巨大な人影のような形をとった。
ぶつかった。
光と闇の奔流が神殿を震わせ、屋根が崩れる。
轟音。衝撃波が遠くの森まで届く。
同時に、脳の奥に再びレーヴァの声。
『ためらうな、アオイ。全ての神性に届く心を、解き放て』
息を吸い、目を閉じる。祈りは言葉ではない。
救いたい。護りたい。ただ、それだけだ。
次の瞬間、黒い祈り人の体が光の輪に包まれ、静かに崩れ落ちた。
闇は霧散し、石畳にわずかな焦げ跡だけが残る。
膝をついた俺の頭の奥に、再び新しい文字が浮かぶ。
――――――――――
称号【神選の祈祷士】を獲得しました。
スキル【光祈/癒祈/断罪】が解放されました。
――――――――――
「断罪……?」
見上げた空で朝日が昇る。
遠くで村の鐘がやんだ。
祈りの力で救われる者がいる一方で、滅びを背負う者もいる。
神々の加護は平等ではない。
その現実が胸に重く刻まれた。
俺は拳を握り、静かに呟いた。
「この力を、正しく使えるようになりたい。そのためなら、どこへでも行く」
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