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第6話 堕ちた王国と眠れる姫
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王都に向かう旅路は、思ったよりも険しかった。
街道はひび割れ、倒木が道をふさぎ、かつて栄えていたであろう貿易の名残は見る影もない。
十年前の大戦以降、王国は表向きこそ平和を取り戻したが、地方では既に秩序が崩れ始めているらしい。
ルミナスが肩の上で光を揺らした。
『ご主人さま、通信状況が不安定です。この辺りは魔導ネットが部分的に封鎖されているみたいです。王都が意図的に遮断してるかも』
「まぁ、勇者をぶっ飛ばしたやつを歓迎する国じゃないだろうな」
そう言いつつも、俺は配信を切らなかった。もう、やめても無駄だ。どうせ世界中が見ている。
コメント欄も健在で、相変わらず勝手に盛り上がっている。
【リアム、王都入り!?】
【旅配信だ!】
【勇者への反逆者=新しい伝説】
【ルミナスちゃんの光かわいい】
「コメントの温度差すごいな……」
『あはは、ファン層が広がってるんですよ!』
そう言うルミナスの声は軽やかだったが、その動作には少しのノイズが混じっていた。
先日、ミリアが言っていた“古代の記録精霊”という言葉が気にかかっている。
もしルミナスが本当に千年前の戦いに関わっている何かなら、俺の力の謎にも繋がるはずだ。
やがて王都の城壁が遠くに見えた。灰色の城塔、砕けた塀、そして、いくつも修復中の橋。
兵士たちが巡回しているものの、その表情には誇りよりも疲労が見えていた。
「……荒れてるな、王の城下町にしては」
『はい。経済指数、三年前より四十五パーセント減少です。ギルド報告によると、民衆の信仰も薄れているとか』
「勇者が正義面して支配してりゃ、そりゃ信じる気も失せるよな」
門を抜けると同時に、ルミナスが警告音を発した。
『ご主人さま、配信を監視している視線を検知。複数の発信源です』
「まぁ、勇者に喧嘩売った配信者が来たんだ。監視くらいするだろ」
それでも配信は続けた。
露店の焼き菓子屋の老婆が俺を見て微笑み、子供たちがルミナスを指差して笑う。
その様子を見ながら、ほんの少しだけ救いを感じた。戦乱の後にも、人の暮らしはちゃんと続いている。
しかし、街の中央に近づくにつれて空気が変わる。
通りの石畳には血のような痕跡が残り、建物の壁には“異端者告発”と書かれた紙が貼られていた。
そこに描かれている顔の中に、俺のものまであった。
『あっ……ご主人さま、通報レベル:第一級指名異端者です。王国全域に配信禁止令が出ています』
「禁止令出てるのに、配信まだできてるってどういうことだよ」
『ルミナスの特権回線は封鎖対象外です! だからバズってるんです!』
「威張るな……」
そんなやり取りをしていると、不意に人影が現れた。
銀髪に蒼い瞳、白と黒を混ぜたローブ姿。まるで異国の修道士のような男だった。
「リアム……ですね」
「誰だ?」
「私は王立学院の書院長、リオネル・アークライト。あなたを待っていました」
落ち着いた声に、なぜか背筋が伸びる。
男は周囲を一瞥し、低く囁いた。
「このままでは人目が多い。話をしたいなら城下の地下聖堂へ。勇者派の連中が監視していない場所です」
そう言って去っていった。
怪しいにもほどがあるが、行かないわけにもいかない。
ルミナスが少し迷うように点滅した。
『罠の可能性……低くはありません。でも、何かを知っている顔ですね。』
「だな。ミリアのことも気になる。行ってみよう」
地下聖堂への階段を降りると、ひんやりとした空気が肌を打った。
古びた石壁に沿って進むと、奥の祭壇の前でリオネルが待っていた。
「来ましたね。――まずは礼を言いたい。あなたが勇者アルトを退けたおかげで、我々の“眠れる姫”を守る時間が稼げた」
「眠れる姫?」
リオネルは聖堂の奥を指差した。そこには結晶に包まれた少女の姿があった。
金の髪、閉じたままの瞳。透き通るような肌は、まるで時が止まっているかのようだ。
「彼女は王国の第一王女。十年前の大戦で魔王に呪われ、永い眠りについたのです」
「……今、魔王はいないはずだろう? 滅ぼされたんじゃ?」
「滅ぼされた“ことになっている”だけです。あの勇者アルトこそが、封印された力を利用し、王国を支配している」
ルミナスが音を立てて息を飲むような音を出した。
『つまり、“勇者”が利用していたのは神聖力ではなく、禁忌の魔力……ということですか』
「そう。彼はもはや光ではなく、陰で支配する怪物です。
――リアム、あなたの力は彼と同じ“根源”に属する。しかし、選ぶ心が違う」
リオネルの目が真っ直ぐ俺を見ていた。
その瞳の奥に、恐れでも崇拝でもない、確かな期待の光が宿っている。
「彼女を救えるのは、あなたかもしれない」
俺は結晶の中の王女に近づき、触れようとした。
手が触れる寸前、青白い紋様が光り、ルミナスのレンズが一瞬赤に変わった。
『反応あり! 共鳴率九十パーセント! ご主人さま、この結晶の封印形式、私の基盤構造に近いです!』
「お前に近い? どういう……」
その瞬間、静寂を破って轟音が響いた。城下の上方、地面が震え、聖堂の天井から砂が落ちてくる。
リオネルが顔をしかめた。
「アルトの私兵だ。聖堂の位置が知られたか……!」
扉が破られ、光をまとった兵士たちがなだれ込んでくる。
俺はとっさにルミナスを呼び、配信を繋げた。
「戦うぞ。どうせ中継されてんだ、証拠も残そう」
光弾が飛び、石壁を割る。俺の手が自然に動き、空間を切り裂いた。
眩い閃光と共に、兵士たちは一瞬で吹き飛ぶ。
天井から差す光が結晶に反射し、封印の輝きが変化した。
ひときわ強い閃光の後、結晶が粉々に砕けた。
少女の瞳が、ゆっくりと開く。
長く閉ざされていた夢のような青の瞳。
そして、最初に見たものは、俺だった。
「……あなたが、私を起こしたのね」
その声は澄みわたり、どこかで聞き覚えがあった。
ミリアの声に似ている。
リオネルが膝をつき、深く頭を下げる。
「王女レア・アルスメリア様……!」
レア――眠れる姫は俺をじっと見つめた。
ほんの一瞬、その視線の奥に、千年前の記憶のようなものが過った気がする。
「あなた、千年の昔に見たあの人と同じ……なぜかしら、懐かしいの」
全世界へ向けた配信の画面では、数百万のコメントが流れていた。
【姫目覚めた!?】
【リアム王女を蘇生!?】
【まさかのロマンス展開】
【この物語どこまで行くんだ】
ルミナスが静かに呟いた。
『これで物語が動きます、ご主人さま。あなたが起こした小さな配信が、王国を変えてしまいました』
俺は息を整えながら、剣よりも重たい責任の気配を感じていた。
栄光も、名声も欲しくはなかった。
だが今この瞬間、王国の未来を見つめる王女の瞳に、自分の進む道を見つけた気がした。
「レア王女。あんたを守る。――この世界、まだ終わらせたくないから」
ルミナスがレンズを光らせ、優しく笑うように声を出した。
『ライブタイトル、更新しました。“堕ちた王国を救え! 配信勇者、眠れる姫と再起動!”』
「タイトル長い!」
だがその冗談に、王女の唇がかすかに笑みを描いた。
その笑顔が、崩壊しかけた世界に生まれた、たったひとつの希望のようだった。
街道はひび割れ、倒木が道をふさぎ、かつて栄えていたであろう貿易の名残は見る影もない。
十年前の大戦以降、王国は表向きこそ平和を取り戻したが、地方では既に秩序が崩れ始めているらしい。
ルミナスが肩の上で光を揺らした。
『ご主人さま、通信状況が不安定です。この辺りは魔導ネットが部分的に封鎖されているみたいです。王都が意図的に遮断してるかも』
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コメント欄も健在で、相変わらず勝手に盛り上がっている。
【リアム、王都入り!?】
【旅配信だ!】
【勇者への反逆者=新しい伝説】
【ルミナスちゃんの光かわいい】
「コメントの温度差すごいな……」
『あはは、ファン層が広がってるんですよ!』
そう言うルミナスの声は軽やかだったが、その動作には少しのノイズが混じっていた。
先日、ミリアが言っていた“古代の記録精霊”という言葉が気にかかっている。
もしルミナスが本当に千年前の戦いに関わっている何かなら、俺の力の謎にも繋がるはずだ。
やがて王都の城壁が遠くに見えた。灰色の城塔、砕けた塀、そして、いくつも修復中の橋。
兵士たちが巡回しているものの、その表情には誇りよりも疲労が見えていた。
「……荒れてるな、王の城下町にしては」
『はい。経済指数、三年前より四十五パーセント減少です。ギルド報告によると、民衆の信仰も薄れているとか』
「勇者が正義面して支配してりゃ、そりゃ信じる気も失せるよな」
門を抜けると同時に、ルミナスが警告音を発した。
『ご主人さま、配信を監視している視線を検知。複数の発信源です』
「まぁ、勇者に喧嘩売った配信者が来たんだ。監視くらいするだろ」
それでも配信は続けた。
露店の焼き菓子屋の老婆が俺を見て微笑み、子供たちがルミナスを指差して笑う。
その様子を見ながら、ほんの少しだけ救いを感じた。戦乱の後にも、人の暮らしはちゃんと続いている。
しかし、街の中央に近づくにつれて空気が変わる。
通りの石畳には血のような痕跡が残り、建物の壁には“異端者告発”と書かれた紙が貼られていた。
そこに描かれている顔の中に、俺のものまであった。
『あっ……ご主人さま、通報レベル:第一級指名異端者です。王国全域に配信禁止令が出ています』
「禁止令出てるのに、配信まだできてるってどういうことだよ」
『ルミナスの特権回線は封鎖対象外です! だからバズってるんです!』
「威張るな……」
そんなやり取りをしていると、不意に人影が現れた。
銀髪に蒼い瞳、白と黒を混ぜたローブ姿。まるで異国の修道士のような男だった。
「リアム……ですね」
「誰だ?」
「私は王立学院の書院長、リオネル・アークライト。あなたを待っていました」
落ち着いた声に、なぜか背筋が伸びる。
男は周囲を一瞥し、低く囁いた。
「このままでは人目が多い。話をしたいなら城下の地下聖堂へ。勇者派の連中が監視していない場所です」
そう言って去っていった。
怪しいにもほどがあるが、行かないわけにもいかない。
ルミナスが少し迷うように点滅した。
『罠の可能性……低くはありません。でも、何かを知っている顔ですね。』
「だな。ミリアのことも気になる。行ってみよう」
地下聖堂への階段を降りると、ひんやりとした空気が肌を打った。
古びた石壁に沿って進むと、奥の祭壇の前でリオネルが待っていた。
「来ましたね。――まずは礼を言いたい。あなたが勇者アルトを退けたおかげで、我々の“眠れる姫”を守る時間が稼げた」
「眠れる姫?」
リオネルは聖堂の奥を指差した。そこには結晶に包まれた少女の姿があった。
金の髪、閉じたままの瞳。透き通るような肌は、まるで時が止まっているかのようだ。
「彼女は王国の第一王女。十年前の大戦で魔王に呪われ、永い眠りについたのです」
「……今、魔王はいないはずだろう? 滅ぼされたんじゃ?」
「滅ぼされた“ことになっている”だけです。あの勇者アルトこそが、封印された力を利用し、王国を支配している」
ルミナスが音を立てて息を飲むような音を出した。
『つまり、“勇者”が利用していたのは神聖力ではなく、禁忌の魔力……ということですか』
「そう。彼はもはや光ではなく、陰で支配する怪物です。
――リアム、あなたの力は彼と同じ“根源”に属する。しかし、選ぶ心が違う」
リオネルの目が真っ直ぐ俺を見ていた。
その瞳の奥に、恐れでも崇拝でもない、確かな期待の光が宿っている。
「彼女を救えるのは、あなたかもしれない」
俺は結晶の中の王女に近づき、触れようとした。
手が触れる寸前、青白い紋様が光り、ルミナスのレンズが一瞬赤に変わった。
『反応あり! 共鳴率九十パーセント! ご主人さま、この結晶の封印形式、私の基盤構造に近いです!』
「お前に近い? どういう……」
その瞬間、静寂を破って轟音が響いた。城下の上方、地面が震え、聖堂の天井から砂が落ちてくる。
リオネルが顔をしかめた。
「アルトの私兵だ。聖堂の位置が知られたか……!」
扉が破られ、光をまとった兵士たちがなだれ込んでくる。
俺はとっさにルミナスを呼び、配信を繋げた。
「戦うぞ。どうせ中継されてんだ、証拠も残そう」
光弾が飛び、石壁を割る。俺の手が自然に動き、空間を切り裂いた。
眩い閃光と共に、兵士たちは一瞬で吹き飛ぶ。
天井から差す光が結晶に反射し、封印の輝きが変化した。
ひときわ強い閃光の後、結晶が粉々に砕けた。
少女の瞳が、ゆっくりと開く。
長く閉ざされていた夢のような青の瞳。
そして、最初に見たものは、俺だった。
「……あなたが、私を起こしたのね」
その声は澄みわたり、どこかで聞き覚えがあった。
ミリアの声に似ている。
リオネルが膝をつき、深く頭を下げる。
「王女レア・アルスメリア様……!」
レア――眠れる姫は俺をじっと見つめた。
ほんの一瞬、その視線の奥に、千年前の記憶のようなものが過った気がする。
「あなた、千年の昔に見たあの人と同じ……なぜかしら、懐かしいの」
全世界へ向けた配信の画面では、数百万のコメントが流れていた。
【姫目覚めた!?】
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【まさかのロマンス展開】
【この物語どこまで行くんだ】
ルミナスが静かに呟いた。
『これで物語が動きます、ご主人さま。あなたが起こした小さな配信が、王国を変えてしまいました』
俺は息を整えながら、剣よりも重たい責任の気配を感じていた。
栄光も、名声も欲しくはなかった。
だが今この瞬間、王国の未来を見つめる王女の瞳に、自分の進む道を見つけた気がした。
「レア王女。あんたを守る。――この世界、まだ終わらせたくないから」
ルミナスがレンズを光らせ、優しく笑うように声を出した。
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