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闇の戦争①
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四月も色々あったけどもう終わろうとしている。入学してきた時には咲いていた桜も全て散って今は力強く葉を沢山つけている。勿論その上には雪が積もっているのだが。
「うぅ……寒い」
俺は今これから部室となるであろう教室にいた。
「ほんとだよね」
「うぅ~」
隆也と赤井さんもいる。二人も寒さに耐えるように手のひらを擦り会わせたり赤井さんに至ってはしゃがんで身体を包むように丸まっていた。ピョンっと立ったアホ毛もプルプルしてるから見てて少し面白い。
「あいつは何やってんだ……」
つい愚痴が漏れたがしょうがない。俺たちをここに集めたのは勿論めぐるさんだ。その本人がまだ来ていないのだから愚痴もいいたくなる。授業が終わって既に15分以上、(授業が早く終わったからまだ15時前)そろそろ来てもいいと思うんだが。
「確かに少し遅いね」
「呼び出しといて何やってるんだか」
「でも、矢来さんはこの部活で何をしたいんだろうね」
んー、それは俺もよく分からんが何となくなら分かる。
「暇潰しで遊びたいだけだろ」
そんな感じで話しながら待っているとやっとめぐるがやってきた。明らかに学校に来るのに必要ない量の荷物を持って。
「ごめんね、みんな。色々やってたら少し遅れちゃったわ!」
「ほんとだぞ、見てみろ」
俺が指差した先にいるのは赤井さん。寒さでいまだプルプルと震えている。
「あー……ごめんね、美羽」
「へ、へーき……ですぅ……」
明らかに平気じゃないが笑顔でめぐるに答えてた。赤井さんは部活に入ると決めてめぐるとは直ぐに仲良くなった。まぁ俺や隆也にはまだ少しぎこちないけれど。
「佑斗」
「な、なんだよ」
「ちょっと手伝って」
そう言ってめぐるは壁際に置いてあった荷物を持ち上げ始めた。
「そこら辺にあるやつ、全部窓際にどかすわよ」
「はぁ、なんで」
「決まってるでしょ、ストーブを点けるからよ」
俺は置かれていた荷物をどけて確認してみた。そこには廊下側の壁にストーブがしっかりとついていた。まぁ他の教室にもしっかりあるから当たり前と言えば当たり前なのだが。
「勝手に点けてもいいのかよ」
「勝手じゃないわ、ちゃんとさっき職員室に行ってきたから大丈夫よ」
珍しい、めぐるがちゃんと許可をとってくるなんて。怒るから本人には言えないけど。
「あ、そうだ。布良君と美羽はこれから19時くらいまで大丈夫?」
「えっ? 僕は特に問題ないよ」
「わ、私も大丈夫です」
「そう、よかったぁ~」
「めぐる、何する気だ?」
「何ってただ、部員も増えてきたし親睦会みたいなことをするだけよ」
「親睦会?」
確かにあんまり考えてなかったけどそれはいいかもしれない。これから一緒にいることも多いだろうし赤井さんにもこれを機会に男になれてもらおう。
「なるほど、いいんじゃないか? つーか何で俺だけ予定聞かないんだよ」
「佑斗はあいてるでしょ」
「…………」
結構でかい荷物を軽々持ち上げながら淡々と言われた。特に間違っちゃいないんだけどさ、この馬鹿力暴走じゃじゃ馬女め。
「あぁん!?」
特に口にしたわけでもないのに睨まれた。怖いです。そんなこんなで荷物も片付けて教室が暖まってきた所で俺は質問してみた。
「それで実際何するんだ」
「それはね……」
何やらめぐるはバカでかい荷物をごそごそと漁り始めた。見た目通りいっぱい入ってるようでこれじゃないあれじゃないと出してはしまってをくりかえしている。
「あ、あったあったこれよ」
ようやく見つかったのかそう言って出してきたのは鍋だった。よく数人用で売られている中型の鍋。それとガスコンロ。
「まさか」
「そうよお鍋よお鍋」
机の上に置いたガスコンロをパチン、パチンと点けてみている。
「お鍋……」
「なぁ隆也」
「なに?」
「教室でこんなもん使っていいのか」
「まぁ……だめじゃないかな」
隆也は苦笑いしながら答えた。赤井さんはコンロと鍋をキラキラした目で見ていた。
「赤井さん?」
「…………はっ! う、ううん何でもない」
ブンブンと手を振って特に何か聞いたわけではないのだが否定された。
「ちなみにもう許可はとってあるから大丈夫よ。ストーブとこの教室の使用許可といっしょにね」
「あーーーそうなんだぁーー」
在学中の俺が言うのも可笑しいんだけどさこの学校やばくね!?
「うぅ……寒い」
俺は今これから部室となるであろう教室にいた。
「ほんとだよね」
「うぅ~」
隆也と赤井さんもいる。二人も寒さに耐えるように手のひらを擦り会わせたり赤井さんに至ってはしゃがんで身体を包むように丸まっていた。ピョンっと立ったアホ毛もプルプルしてるから見てて少し面白い。
「あいつは何やってんだ……」
つい愚痴が漏れたがしょうがない。俺たちをここに集めたのは勿論めぐるさんだ。その本人がまだ来ていないのだから愚痴もいいたくなる。授業が終わって既に15分以上、(授業が早く終わったからまだ15時前)そろそろ来てもいいと思うんだが。
「確かに少し遅いね」
「呼び出しといて何やってるんだか」
「でも、矢来さんはこの部活で何をしたいんだろうね」
んー、それは俺もよく分からんが何となくなら分かる。
「暇潰しで遊びたいだけだろ」
そんな感じで話しながら待っているとやっとめぐるがやってきた。明らかに学校に来るのに必要ない量の荷物を持って。
「ごめんね、みんな。色々やってたら少し遅れちゃったわ!」
「ほんとだぞ、見てみろ」
俺が指差した先にいるのは赤井さん。寒さでいまだプルプルと震えている。
「あー……ごめんね、美羽」
「へ、へーき……ですぅ……」
明らかに平気じゃないが笑顔でめぐるに答えてた。赤井さんは部活に入ると決めてめぐるとは直ぐに仲良くなった。まぁ俺や隆也にはまだ少しぎこちないけれど。
「佑斗」
「な、なんだよ」
「ちょっと手伝って」
そう言ってめぐるは壁際に置いてあった荷物を持ち上げ始めた。
「そこら辺にあるやつ、全部窓際にどかすわよ」
「はぁ、なんで」
「決まってるでしょ、ストーブを点けるからよ」
俺は置かれていた荷物をどけて確認してみた。そこには廊下側の壁にストーブがしっかりとついていた。まぁ他の教室にもしっかりあるから当たり前と言えば当たり前なのだが。
「勝手に点けてもいいのかよ」
「勝手じゃないわ、ちゃんとさっき職員室に行ってきたから大丈夫よ」
珍しい、めぐるがちゃんと許可をとってくるなんて。怒るから本人には言えないけど。
「あ、そうだ。布良君と美羽はこれから19時くらいまで大丈夫?」
「えっ? 僕は特に問題ないよ」
「わ、私も大丈夫です」
「そう、よかったぁ~」
「めぐる、何する気だ?」
「何ってただ、部員も増えてきたし親睦会みたいなことをするだけよ」
「親睦会?」
確かにあんまり考えてなかったけどそれはいいかもしれない。これから一緒にいることも多いだろうし赤井さんにもこれを機会に男になれてもらおう。
「なるほど、いいんじゃないか? つーか何で俺だけ予定聞かないんだよ」
「佑斗はあいてるでしょ」
「…………」
結構でかい荷物を軽々持ち上げながら淡々と言われた。特に間違っちゃいないんだけどさ、この馬鹿力暴走じゃじゃ馬女め。
「あぁん!?」
特に口にしたわけでもないのに睨まれた。怖いです。そんなこんなで荷物も片付けて教室が暖まってきた所で俺は質問してみた。
「それで実際何するんだ」
「それはね……」
何やらめぐるはバカでかい荷物をごそごそと漁り始めた。見た目通りいっぱい入ってるようでこれじゃないあれじゃないと出してはしまってをくりかえしている。
「あ、あったあったこれよ」
ようやく見つかったのかそう言って出してきたのは鍋だった。よく数人用で売られている中型の鍋。それとガスコンロ。
「まさか」
「そうよお鍋よお鍋」
机の上に置いたガスコンロをパチン、パチンと点けてみている。
「お鍋……」
「なぁ隆也」
「なに?」
「教室でこんなもん使っていいのか」
「まぁ……だめじゃないかな」
隆也は苦笑いしながら答えた。赤井さんはコンロと鍋をキラキラした目で見ていた。
「赤井さん?」
「…………はっ! う、ううん何でもない」
ブンブンと手を振って特に何か聞いたわけではないのだが否定された。
「ちなみにもう許可はとってあるから大丈夫よ。ストーブとこの教室の使用許可といっしょにね」
「あーーーそうなんだぁーー」
在学中の俺が言うのも可笑しいんだけどさこの学校やばくね!?
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