特殊な学園でペット扱いされてる男子高校生の話

みき

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閑話 動物みたいに ※ちょっと甘め

「犬…いや、…猫…かな」
「…?」
「どっちとも違う気がするんだよなぁ」

椅子に腰かけた主人。その横に腰を下ろし、上目使いに見上げていると主人は俺の頭を撫でながら意味不明のことを言った。

「君を動物に例えたらって玲と話しててさ。君って犬みたいな忠誠心とか皆無じゃん?俺の命令にも全然従わないし。かといって猫みたいに気まぐれかっていうとそれほどでもない気もするし…」
「……(しょうもな)」
「…ちょっと鳴いてみてよ。動物みたいに」
「……はぁ?」
「ワンとかニャーとか。」
「……なんで…」
「いいから。上手く出来たら今日は何もしないであげるよ」
「っ!」

それはとても助かる。
羞恥を覚えつつも、俺は口を開いた。


「……にゃあ」

「…もっと心込めて。俺に甘えるみたいな感じで」

「……にゃあー……にゃあ……にゃああー」

甘えるってどんなだ…
猫っぽい感じ…猫っぽい感じ…

俺は猫のように自分からスリスリと主人の体にすり寄った。

「…っ…」

「ごしゅじんさま……にゃああー……」

主人の手のひらに自ら頭を擦りつけて、命令通り甘えた声で鳴く。こうなったらヤケクソである。

「ふにゃぁ……きもちい……もっと撫でて…ほしいにゃ……」

「………」

主人は俺を見つめたまま何も言わない。
次第に自分のしたことがものすごく恥ずかしくなってきて、俺は赤面した。

やらせといてなんだよ…何か言えよ…


しばしの沈黙ののち、主人はようやく口を開いた。

「………んー…俺って自分ではわりとノーマルな性癖だと思ってたんだけどなぁ…」
「……?」
「悔しいな…」
「……(ワケわかんねぇ…)」


『不覚にも萌えました。』by凪

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