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4話 攻め視点
俺の組織の情報屋は結構優秀。
ニコニコしながらそいつの元に向かうと、呆れ顔でレンの情報をまとめた資料を渡してくれた。
それによると今日もレンは一人で殺しの任務らしい。
レンは別に弱くないし、これくらいの仕事なら余裕だろう。
けどなーんか嫌な予感がして、少し心配になっちゃって、こっそりレンがいるであろう任務先へ向かった。
そしたらなんとレンはガムテでぐるぐる巻きにされて床に転がされてて、十数人の男達に囲まれてた。
えー…これはちょっと…ピンチじゃない?
レンの紅潮した顔と荒い呼吸。ビリビリに破かれた服と、男の一人が手に持った注射器を見て、大体のことは察した。
薄汚い手が再びレンに触れる前に、俺はそいつらの前に姿を見せた。
「な、なんだ貴様っ」
ゴミの言葉に耳なんか貸さない。目の前の男の首を跳ね飛ばす。皆殺しは、決定事項だ。
「今すぐ死ぬか、レンに打った薬の情報吐いてから死ぬか、どっちがいい?」
…
「あっ…ひぃっ、あっ!」
「ごめんねぇレン。すぐに楽にするからね」
聞き出した薬の効果はやっぱり催淫作用と筋弛緩作用だった。
レンは一対一なら負け無しだけど、今回はさすがに多勢に無勢で押さえ込まれて勝てなかったみたい。
依存性も毒性もない薬だったから一安心だけど、催淫作用はかなり強くて長く続く代物らしい。
当たり前だけど放ってはおけなくて、薬の効果で興奮しきっちゃってるレンを自宅にお持ち帰りして、抱き始めてからはや数時間。
いつもより素直に鳴くし、触るとすぐにイッちゃうし、正直めちゃくちゃ可愛い。
「はっ…ああ、ぁっ!」
「きもちー?レン」
明るい部屋で正常位だから、レンの姿がよく見える。
いつもは恥ずかしがって暴れたり隠したりするからこんなにじっくり見れないんだよねぇ。
色白の肌に、細身ながら鍛えられて薄く割れた腹筋。薄ピンクの乳首に、薬の効果で健気に勃起した陰茎。
芸術品みたいに綺麗で、エロくて、目が離せない。
「あっ、あうぅっ…!」
「はっ…イッてももうあんまり精液出ないね。そろそろ薬抜けたかな?」
「う…っ……ぁ……?」
「大丈夫?疲れたら寝ていいよー」
ぽやぽやしてるレンの頭を撫でる。
あ、そうだ。
これだけ意識朦朧としてたら、言質取れたりしないかなぁ。
今にも寝落ちしてしまいそうなレンに、前々からの計画を口にする。
「ねぇレン、独立してさ、2人で組んで仕事しない?俺もレンもそこそこ名は売れてるし、フリーでも充分やっていけると思うんだよね。レンは今の組織が気に入ってるのかもしれないけどさぁ…駄目かなぁ?」
「………っ……、…」
「ん?なーに?」
うっすら口を開いて何か言ってるレンの口元に、耳を寄せる。
「……、……」
レンは、名前を呼んでた。
俺じゃない。組織の仲間と、親友の男の名前を。
「……あー……ちょっと、ショックかも…」
これだけ体は密着してるのに、セックスだってしてるのに、レンの頭を独占してるのはいつだってアイツらで。
心の距離が近付かない。
イきまくって疲れ切った様子のレンが目を閉じて、ついに意識を飛ばした。
その可愛い寝顔を見ながらついついため息が漏れる。
どんな状況にあっても優先されるレンの宝物たちが憎くて…同時に、少し羨ましかった。
「…こんなに愛してるのになぁ…心は遠いね…」
寂しさを誤魔化すように、俺はぎゅっとレンを抱き締めた。
ニコニコしながらそいつの元に向かうと、呆れ顔でレンの情報をまとめた資料を渡してくれた。
それによると今日もレンは一人で殺しの任務らしい。
レンは別に弱くないし、これくらいの仕事なら余裕だろう。
けどなーんか嫌な予感がして、少し心配になっちゃって、こっそりレンがいるであろう任務先へ向かった。
そしたらなんとレンはガムテでぐるぐる巻きにされて床に転がされてて、十数人の男達に囲まれてた。
えー…これはちょっと…ピンチじゃない?
レンの紅潮した顔と荒い呼吸。ビリビリに破かれた服と、男の一人が手に持った注射器を見て、大体のことは察した。
薄汚い手が再びレンに触れる前に、俺はそいつらの前に姿を見せた。
「な、なんだ貴様っ」
ゴミの言葉に耳なんか貸さない。目の前の男の首を跳ね飛ばす。皆殺しは、決定事項だ。
「今すぐ死ぬか、レンに打った薬の情報吐いてから死ぬか、どっちがいい?」
…
「あっ…ひぃっ、あっ!」
「ごめんねぇレン。すぐに楽にするからね」
聞き出した薬の効果はやっぱり催淫作用と筋弛緩作用だった。
レンは一対一なら負け無しだけど、今回はさすがに多勢に無勢で押さえ込まれて勝てなかったみたい。
依存性も毒性もない薬だったから一安心だけど、催淫作用はかなり強くて長く続く代物らしい。
当たり前だけど放ってはおけなくて、薬の効果で興奮しきっちゃってるレンを自宅にお持ち帰りして、抱き始めてからはや数時間。
いつもより素直に鳴くし、触るとすぐにイッちゃうし、正直めちゃくちゃ可愛い。
「はっ…ああ、ぁっ!」
「きもちー?レン」
明るい部屋で正常位だから、レンの姿がよく見える。
いつもは恥ずかしがって暴れたり隠したりするからこんなにじっくり見れないんだよねぇ。
色白の肌に、細身ながら鍛えられて薄く割れた腹筋。薄ピンクの乳首に、薬の効果で健気に勃起した陰茎。
芸術品みたいに綺麗で、エロくて、目が離せない。
「あっ、あうぅっ…!」
「はっ…イッてももうあんまり精液出ないね。そろそろ薬抜けたかな?」
「う…っ……ぁ……?」
「大丈夫?疲れたら寝ていいよー」
ぽやぽやしてるレンの頭を撫でる。
あ、そうだ。
これだけ意識朦朧としてたら、言質取れたりしないかなぁ。
今にも寝落ちしてしまいそうなレンに、前々からの計画を口にする。
「ねぇレン、独立してさ、2人で組んで仕事しない?俺もレンもそこそこ名は売れてるし、フリーでも充分やっていけると思うんだよね。レンは今の組織が気に入ってるのかもしれないけどさぁ…駄目かなぁ?」
「………っ……、…」
「ん?なーに?」
うっすら口を開いて何か言ってるレンの口元に、耳を寄せる。
「……、……」
レンは、名前を呼んでた。
俺じゃない。組織の仲間と、親友の男の名前を。
「……あー……ちょっと、ショックかも…」
これだけ体は密着してるのに、セックスだってしてるのに、レンの頭を独占してるのはいつだってアイツらで。
心の距離が近付かない。
イきまくって疲れ切った様子のレンが目を閉じて、ついに意識を飛ばした。
その可愛い寝顔を見ながらついついため息が漏れる。
どんな状況にあっても優先されるレンの宝物たちが憎くて…同時に、少し羨ましかった。
「…こんなに愛してるのになぁ…心は遠いね…」
寂しさを誤魔化すように、俺はぎゅっとレンを抱き締めた。
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