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ヤンデレ誘拐犯×お兄ちゃんの代わりに誘拐された男の子
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「ああ…美しいですね」
「っ、」
男の手が俺のシャツをまくりあげ、腹に触れる。
そのまま手は上へ上り、俺の肌を滑る。
この先の展開を想像し、青ざめる。気丈に振る舞おうとしても、無理だ。
この男は、怖い。
手が動く度にビクリと体を跳ねさせる俺を見て、男は笑った。
「ふふ。そんなに怯えないでください。あなたを陵辱しようなどという気はさらさらありませんから」
「……、」
「もちろん、世間にはあなたを組み敷いて、犯して、嗜虐の限りを尽くそうと考えている者も中にはいるのでしょうが、私はそういった下賎な輩とは違います。
…ああ、全くそのような気はなかったのですが、あなたを売ればまとまったお金が手に入りそうですね。あなたを好きにできるなら、全財産を差し出す人間もいそうだ」
「……、…やめ、ろ」
「ふふ。冗談ですよ。…あなたは悠様の代わりだ。悠様が手に入れば、あなたは用済み。ちゃんと無傷で解放しますよ。」
「…兄さんが、狙いなのか」
「ええ…私はあの方が欲しい。…あなたでさえこれほどまでに美しいのに、悠様はどれほど美しいのか。今から楽しみで仕方ありませんよ」
俺の体を触りながら、男は恍惚の表情で語った。
2017年12月28日執筆
「っ、」
男の手が俺のシャツをまくりあげ、腹に触れる。
そのまま手は上へ上り、俺の肌を滑る。
この先の展開を想像し、青ざめる。気丈に振る舞おうとしても、無理だ。
この男は、怖い。
手が動く度にビクリと体を跳ねさせる俺を見て、男は笑った。
「ふふ。そんなに怯えないでください。あなたを陵辱しようなどという気はさらさらありませんから」
「……、」
「もちろん、世間にはあなたを組み敷いて、犯して、嗜虐の限りを尽くそうと考えている者も中にはいるのでしょうが、私はそういった下賎な輩とは違います。
…ああ、全くそのような気はなかったのですが、あなたを売ればまとまったお金が手に入りそうですね。あなたを好きにできるなら、全財産を差し出す人間もいそうだ」
「……、…やめ、ろ」
「ふふ。冗談ですよ。…あなたは悠様の代わりだ。悠様が手に入れば、あなたは用済み。ちゃんと無傷で解放しますよ。」
「…兄さんが、狙いなのか」
「ええ…私はあの方が欲しい。…あなたでさえこれほどまでに美しいのに、悠様はどれほど美しいのか。今から楽しみで仕方ありませんよ」
俺の体を触りながら、男は恍惚の表情で語った。
2017年12月28日執筆
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