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僻地で目覚めた俺が竜とともに旅立つまで
どんな縛りプレイであっても会社に比べたら生きやすいもんだ
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神の語ったルールは、要約すると次のとおりだ。
①転生者は自ら魔力を生成できず、パートナーを介して魔力を補給すること。
②パートナーを一度決めたら変更することは出来ない。
③パートナーが命を落とせば転生者も死ぬ。また、パートナーとの繋がりを示すアーティファクトが破壊されても転生者は死ぬ。
④100人の転生者のうち、最後まで生き残ったものは、どんな望みでも叶えられる。
この状況が俺の妄想ではないなら、神から出来る限り情報を入手してしておくことが最重要だろう。
「神様、そもそも魔力とはなんですか?」きっと俺以外の99人も聞いたに違いない。
「魔力とは、私たちの世界でいう活力、生命力に近いでしょう。あちらの世界では、魔力を身体エネルギーに換えたり、魔法という形に換えて身体から放出します。異世界の住人は、生命活動の一環として魔力を生成する機能を持っていますが、あなた方転生者はそれが出来ません」
つまり、俺は自分の力で生きていくことが出来ないってことか?とんでもない縛りじゃないか!
「もしパートナーを見つけられず、魔力の補給ができなければどうなるのですか?」
「残念ながら死んでしまうでしょう。あちらは過酷な世界なのです」
神は当然のように言った。
「パートナーはどう探せばよいのですか?」
天職に何を選ぶかどうかより、パートナーが見つけられるかどうかのほうが深刻な問題に思えた。
「それは、あなたが考えることです。転生後、一か月は生きていけるでしょう。一か月以内に人生を共にする伴侶を見つけるのです。そうそう、あなた方はみな前世の記憶を持ったまま、転生します。記憶も駆使して頑張りなさい」
「人生の伴侶を一カ月以内なんて無理です、神様!どうにかなりませんか」
「これはあちらの世界の神が決めた定め、私が口を出すことはできません」
「続けて説明をします。人生の伴侶と言っても、プロポーズをして結婚する訳ではありません。今から授けるアーティファクトを身につけた相手がパートナーとなり、あなたとの目に見えない繋がりが生まれます。その繋がりを通じて、あなたは魔力を補給します。だからこそ、アーティファクトの破壊はあなたの死を意味するのです」
神が話した後、目の前に金の鎖がついたメダルが現れた。メダル自体はプラチナ製だろうか、銀色に美しく輝いていて、やや重い。直径5センチほどの小さなメダルだ。
「そのメダルを身に付けた者があなたのパートナーとなります。大切に持っていなさい」
なかなか過酷な条件だが理解した。最悪、美少女の後をつけてこっそりメダルを首にかけてしまおう。謝り通して謝罪に謝罪を重ねる力押し作戦だ。社会の荒波に飲まれて負けた俺だが、土下座には自信がある。
ところでだ。異世界の神が課した条件のうち、最後の条件が最も不穏な予感がする。詳しく聞いておかねば。
「最後の条件について教えてください。異世界の神は、私たち100人を争わせたいのですか?私たち全員で幸せを享受するわけにはいかないのでしょうか」
「その点は最も交渉が難航した点でした。あなた達100人に幸せな人生を送って欲しい、ということが私の願いです。しかし、向こうの世界の神も譲ってはくれませんでした。私の子供たち人間の本性を見たい、という魂胆でしょう。そこで私は、あなた方の健全なる魂を信じることにしました。この状況は、あくまで最後の一人がどんな望みも叶えられる、というだけです。つまり、互いに命をかけて戦う必要は無いのです。あなた方は、自由に生きる権利があるのですから」
神の話は理解できる。理解できるが、そこまで人間は綺麗ではない。つまり、神も親バカなのだ。人間が100人いて、全て善人などあるはずがない。
俺は、どうせならこの状況を楽しもうと考えていた。本当に転生できるのであれば、来世を生きやすいように神と交渉するのみだ。
転生者との戦いに備えるとなると、天職は戦闘系が最適だろう。
「神よ、どうかもう一度天職を選ばせていただけないでしょうか。異世界は不安です。空賊ではなく、自分の身は自分で守ることのできる強い職業になりたいのです」
「それは出来ません。みな、異世界の神が課した条件を聞く前に天職を選んでいるのです。公平性に欠くことは許されません」
やはりだめか。であれば、なにかひとつでもスキルをもらえないか。
「では、せめて強靭な肉体を頂けないでしょうか。それか魔導の才能、剣の才能でもなんだって構いません。どうかお恵みを」
「出来ません。そもそもあなたには、空賊としての潜在能力と、風水師としての潜在能力を与えました。天職を2つも与えた者は、他にはいないのです。それに、風水師はとても稀有な才能なのです。空賊はあなたの他に5人が選んでいますが、風水師はあなただけです。先ほども言いましたが、もう少し自信を持ちなさい。あなたは、向こうの世界でやっていける力が備わっていますよ」
「わかりました。ところで私たちは、異世界のどこで目覚めるのですか」
「各々が選んだ天職に相応しい場所を私が決めています。あちらの生活に馴染みやすいような街を選んでいますよ」
これだ!せめて最高の地点でスタートダッシュを決めよう!
「神様、どうか私の第二の人生に相応しい最高の場所を選んでもらえませんか。最後の手向けにお願いします。それぐらいであれば、不公平ではないはずです」
「そうですか、些かあなたを優遇し過ぎている気もしますが…。まあ良いでしょう。転生の地で適切なパートナーを選ぶことが出来れば、あなたはきっと大きく羽ばたくことができるはず」
俺は拳を握りしめ、小さく喜んだ。人生は競争社会、幸福になるためには少しでも良い環境を掴み取ることが肝心なのだ。
「ありがとうございます、神様」
「さて、少し話過ぎました。そろそろ旅立ちの時間です。次の人生は、幸せになってくださいね」
白い光が少しずつ強くなっていき、目を開けていられなくなった。
どれくらい時間が経っただろうか。
頬に風を感じて目を開ける。
あたりを見回して、自分が立っている場所を理解すると、神に向かってふざけんなと叫びたくなった。
俺は、断崖絶壁の山頂に立っていた。
①転生者は自ら魔力を生成できず、パートナーを介して魔力を補給すること。
②パートナーを一度決めたら変更することは出来ない。
③パートナーが命を落とせば転生者も死ぬ。また、パートナーとの繋がりを示すアーティファクトが破壊されても転生者は死ぬ。
④100人の転生者のうち、最後まで生き残ったものは、どんな望みでも叶えられる。
この状況が俺の妄想ではないなら、神から出来る限り情報を入手してしておくことが最重要だろう。
「神様、そもそも魔力とはなんですか?」きっと俺以外の99人も聞いたに違いない。
「魔力とは、私たちの世界でいう活力、生命力に近いでしょう。あちらの世界では、魔力を身体エネルギーに換えたり、魔法という形に換えて身体から放出します。異世界の住人は、生命活動の一環として魔力を生成する機能を持っていますが、あなた方転生者はそれが出来ません」
つまり、俺は自分の力で生きていくことが出来ないってことか?とんでもない縛りじゃないか!
「もしパートナーを見つけられず、魔力の補給ができなければどうなるのですか?」
「残念ながら死んでしまうでしょう。あちらは過酷な世界なのです」
神は当然のように言った。
「パートナーはどう探せばよいのですか?」
天職に何を選ぶかどうかより、パートナーが見つけられるかどうかのほうが深刻な問題に思えた。
「それは、あなたが考えることです。転生後、一か月は生きていけるでしょう。一か月以内に人生を共にする伴侶を見つけるのです。そうそう、あなた方はみな前世の記憶を持ったまま、転生します。記憶も駆使して頑張りなさい」
「人生の伴侶を一カ月以内なんて無理です、神様!どうにかなりませんか」
「これはあちらの世界の神が決めた定め、私が口を出すことはできません」
「続けて説明をします。人生の伴侶と言っても、プロポーズをして結婚する訳ではありません。今から授けるアーティファクトを身につけた相手がパートナーとなり、あなたとの目に見えない繋がりが生まれます。その繋がりを通じて、あなたは魔力を補給します。だからこそ、アーティファクトの破壊はあなたの死を意味するのです」
神が話した後、目の前に金の鎖がついたメダルが現れた。メダル自体はプラチナ製だろうか、銀色に美しく輝いていて、やや重い。直径5センチほどの小さなメダルだ。
「そのメダルを身に付けた者があなたのパートナーとなります。大切に持っていなさい」
なかなか過酷な条件だが理解した。最悪、美少女の後をつけてこっそりメダルを首にかけてしまおう。謝り通して謝罪に謝罪を重ねる力押し作戦だ。社会の荒波に飲まれて負けた俺だが、土下座には自信がある。
ところでだ。異世界の神が課した条件のうち、最後の条件が最も不穏な予感がする。詳しく聞いておかねば。
「最後の条件について教えてください。異世界の神は、私たち100人を争わせたいのですか?私たち全員で幸せを享受するわけにはいかないのでしょうか」
「その点は最も交渉が難航した点でした。あなた達100人に幸せな人生を送って欲しい、ということが私の願いです。しかし、向こうの世界の神も譲ってはくれませんでした。私の子供たち人間の本性を見たい、という魂胆でしょう。そこで私は、あなた方の健全なる魂を信じることにしました。この状況は、あくまで最後の一人がどんな望みも叶えられる、というだけです。つまり、互いに命をかけて戦う必要は無いのです。あなた方は、自由に生きる権利があるのですから」
神の話は理解できる。理解できるが、そこまで人間は綺麗ではない。つまり、神も親バカなのだ。人間が100人いて、全て善人などあるはずがない。
俺は、どうせならこの状況を楽しもうと考えていた。本当に転生できるのであれば、来世を生きやすいように神と交渉するのみだ。
転生者との戦いに備えるとなると、天職は戦闘系が最適だろう。
「神よ、どうかもう一度天職を選ばせていただけないでしょうか。異世界は不安です。空賊ではなく、自分の身は自分で守ることのできる強い職業になりたいのです」
「それは出来ません。みな、異世界の神が課した条件を聞く前に天職を選んでいるのです。公平性に欠くことは許されません」
やはりだめか。であれば、なにかひとつでもスキルをもらえないか。
「では、せめて強靭な肉体を頂けないでしょうか。それか魔導の才能、剣の才能でもなんだって構いません。どうかお恵みを」
「出来ません。そもそもあなたには、空賊としての潜在能力と、風水師としての潜在能力を与えました。天職を2つも与えた者は、他にはいないのです。それに、風水師はとても稀有な才能なのです。空賊はあなたの他に5人が選んでいますが、風水師はあなただけです。先ほども言いましたが、もう少し自信を持ちなさい。あなたは、向こうの世界でやっていける力が備わっていますよ」
「わかりました。ところで私たちは、異世界のどこで目覚めるのですか」
「各々が選んだ天職に相応しい場所を私が決めています。あちらの生活に馴染みやすいような街を選んでいますよ」
これだ!せめて最高の地点でスタートダッシュを決めよう!
「神様、どうか私の第二の人生に相応しい最高の場所を選んでもらえませんか。最後の手向けにお願いします。それぐらいであれば、不公平ではないはずです」
「そうですか、些かあなたを優遇し過ぎている気もしますが…。まあ良いでしょう。転生の地で適切なパートナーを選ぶことが出来れば、あなたはきっと大きく羽ばたくことができるはず」
俺は拳を握りしめ、小さく喜んだ。人生は競争社会、幸福になるためには少しでも良い環境を掴み取ることが肝心なのだ。
「ありがとうございます、神様」
「さて、少し話過ぎました。そろそろ旅立ちの時間です。次の人生は、幸せになってくださいね」
白い光が少しずつ強くなっていき、目を開けていられなくなった。
どれくらい時間が経っただろうか。
頬に風を感じて目を開ける。
あたりを見回して、自分が立っている場所を理解すると、神に向かってふざけんなと叫びたくなった。
俺は、断崖絶壁の山頂に立っていた。
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