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異世界生活
第23話〜脳〜
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裏ルートがどういうものかを知れたし、自分がどれほど幸運であったかもわかったので、ダンジョン探索が非常に楽しみだ。
今日は遠足の前の日のような感じであまり眠ることができなかった。
しかし、裏ルートは未到達の場所と確定しているので、急がなくともほかに乗りおくれる事はない。
ゆっくりと準備をしてダンジョンへと向かった。
ダンジョンの入り口についた後、テレポートを使用し、昨日発見した部屋へと転移する。
その部屋には自分が降りてきた梯子の他にはドアが一つしか無かった。
迷う事なく俺はドアを開ける。
ドアを開けるといきなり階段が出てきた。
トラップなどに気をつけながらゆっくりと下っていく。
すると先ほどと同じくらいの広さの部屋が出てきた。
奥の方を見るとにドアが一つある。
部屋の中心には半透明な大きめのパネルが置いてある。
近づくとご丁寧にon/offボタンと書いてあるボタンがあった。
ポチッと押すとパネルが起動した。
~クイズ迷宮一階層~
問題 I
この中で仲間はずれはどれか。
①天才
②腕白坊主
③弟
④通勤者
問題 II
昔の日本とかけまして壊れた時計と解きます。
その心は?
この二問がパネルに表示された。
ぱっと見簡単そうなのはやはり一問目だと思うが、何があるかわからないので間違えるのは避けたい。
仲間はずれ、か。
どれもが人の名称を表す言葉であるが、それ以外に共通性を見つけ出すことができない。
こういう類の問題は英語に直したら出来る物が多いのでその方面で検討していく。
天才はgenius
腕白坊主は、、、わからない、、、。
弟はbrother
通勤者、、、passengerではないだろうしこれも思いつかないな。
この考え方は何だか筋違いのような気もするな。
うーーむ。
30分が経過した。
天才、天才、天才。
腕白坊主、腕白坊主、腕白坊主。
弟、弟、弟。
通勤者、通勤者、通勤者。
天才、天才、腕白坊主、腕白坊主。
ん?
テンサイ、ワンパクボウズ、ツウキンシャ
あ!
英語の数字が入っている!
「テン」サイ、「ワン」パクボウズ、「ツウ」キンシャ
弟は特に数字は入っていない。
恐らく答えは③の弟だろう。
パネルで答えを回答すると、どこからか音が聞こえた。
ピンポンピンポン!
「鍵が一つ開きました。残りは一問です。」
俺は謎かけは好きだが、別段得意でもない。
先ほどのひらめき問題以上に苦戦を強いられそうだ。
昔の日本と壊れた時計か
うーむ。
1時間があっという間に過ぎた。
まずいな。
他の階層、もしくは標準ルートだったらこれほど時間は要しないだろう。
昔の日本と言ったら何だろうか。
30分後
分かったぞ!
昔は男尊女卑社会であったから性格差があった。
壊れた時計は正しい時刻をささず正確さがない。
答えはせいかくさが問題であるだ!
ピンポンピンポンピンポン!
「クイズ迷宮一回層の攻略を達成しました。
それに伴いドアが開きましたので、中にある報酬を獲得してから下へとお降りください。」
ふう、やっと次に降りることができるな。
まさか冒険でなくクイズをやらされるとは夢にも思わなかったな。
これでは一生懸命に探索の準備をしていた俺が馬鹿みたいじゃないか。
ブーブー文句を言いながらもドアを開けて部屋を出る。
両サイドには宝箱が一つずつ置いてあった。
左を開けると鉄砲のようなものが入っている。
宝箱に説明が入っている。
「この銃は無限に水を出すことのできる道具です。
最高級の味わいの水を出し続ける事はもちろん、高圧にしてウォーターピストルとしても使用できます。」
なるほど、冒険者には非常に有用なものであるようだ。
次に右側の宝箱を開ける。
右側には丸い石のようなものが入っていた。
同封されていた説明文を読む。
「こちらは召喚石と言って、異世界にいる魔物を自分の使い魔として召喚することが出来ます。
この世界へ渡ってくる時点で、魔物がこちらにいることを望んでいることになるので、必ず使い魔になってくれます。
召喚したい場所へ召喚石を投げることによって呼び出すことが出来ます。
注意:狭い場所で召喚を行う場合、そこに召喚することができる最大サイズが固定されてしまいます。
使い魔の大きさに希望がある場合は、うまく活用して下さい。」
ふむ。説明を聞いているだけで面白そうだ。
巨人が出てきたら色々と困るのでここで召喚してしまおうと思う。
この部屋は高さが5m、縦横が8m程あるので、中型くらいの魔物が最大サイズになる筈だ。
召喚石を手に取り、部屋の真ん中へと投げつける。
投げた瞬間になにかが発動し、地面に模様が刻まれた。
その模様は光を発しながら少しずつ濃くなっていく。
目も開けていられない程の光で部屋がいっぱいになると、トンと降り立つ音が聞こえた。
それが聞こえるや否や模様が消え去り、光もおさまった。
光の輝きからやっと目が慣れると、目の前には真っ白で羽の生えた馬が此方を見ていた。
まさかこんなに綺麗な魔物が召喚されるとは!
地球では空想上の動物の代表格であったペガサスが目の前にいる。
我を忘れてペガサスに話しかけてしまう。
「お前が俺の使い魔になってくれるのか?」
普段なら動物が人の言葉を理解する事が出来ないとわかる俺だが、驚きすぎてつい話しかけてしまった。
するとペガサスがヒヒン!と吠えた。
俺はびっくりするもたまたまだと思い、我に帰った。
「すまんな、お前が俺の言葉をわかる筈ないよな。」
ペガサスは首を横に振った。
?!
「まさかわかるのか?」
ペガサスはヒヒンと鳴き、首を縦に振った。
それ程までに高い知能を持っているとは驚きだ。
「これから俺の相棒として一緒に旅をしてくれるか?」
ヒヒヒーーン!
一番大きな声で鳴きながら俺に教えてくれた。
今までは基本的に俺一人の冒険が多かったが、頼もしい相棒となってくれそうだ。
先ほどの説明書に補足があり、召喚した使い魔は今後呼び出すことも元の世界で待機してもらうことも出来るそうだが、せっかくなら一緒にこの世界を冒険したいし、待機させないことに決めた。
そう考えた俺はそのまま一緒に次の階層へと降りていった。
名前もどうするか早めに決めなければ。
今日は遠足の前の日のような感じであまり眠ることができなかった。
しかし、裏ルートは未到達の場所と確定しているので、急がなくともほかに乗りおくれる事はない。
ゆっくりと準備をしてダンジョンへと向かった。
ダンジョンの入り口についた後、テレポートを使用し、昨日発見した部屋へと転移する。
その部屋には自分が降りてきた梯子の他にはドアが一つしか無かった。
迷う事なく俺はドアを開ける。
ドアを開けるといきなり階段が出てきた。
トラップなどに気をつけながらゆっくりと下っていく。
すると先ほどと同じくらいの広さの部屋が出てきた。
奥の方を見るとにドアが一つある。
部屋の中心には半透明な大きめのパネルが置いてある。
近づくとご丁寧にon/offボタンと書いてあるボタンがあった。
ポチッと押すとパネルが起動した。
~クイズ迷宮一階層~
問題 I
この中で仲間はずれはどれか。
①天才
②腕白坊主
③弟
④通勤者
問題 II
昔の日本とかけまして壊れた時計と解きます。
その心は?
この二問がパネルに表示された。
ぱっと見簡単そうなのはやはり一問目だと思うが、何があるかわからないので間違えるのは避けたい。
仲間はずれ、か。
どれもが人の名称を表す言葉であるが、それ以外に共通性を見つけ出すことができない。
こういう類の問題は英語に直したら出来る物が多いのでその方面で検討していく。
天才はgenius
腕白坊主は、、、わからない、、、。
弟はbrother
通勤者、、、passengerではないだろうしこれも思いつかないな。
この考え方は何だか筋違いのような気もするな。
うーーむ。
30分が経過した。
天才、天才、天才。
腕白坊主、腕白坊主、腕白坊主。
弟、弟、弟。
通勤者、通勤者、通勤者。
天才、天才、腕白坊主、腕白坊主。
ん?
テンサイ、ワンパクボウズ、ツウキンシャ
あ!
英語の数字が入っている!
「テン」サイ、「ワン」パクボウズ、「ツウ」キンシャ
弟は特に数字は入っていない。
恐らく答えは③の弟だろう。
パネルで答えを回答すると、どこからか音が聞こえた。
ピンポンピンポン!
「鍵が一つ開きました。残りは一問です。」
俺は謎かけは好きだが、別段得意でもない。
先ほどのひらめき問題以上に苦戦を強いられそうだ。
昔の日本と壊れた時計か
うーむ。
1時間があっという間に過ぎた。
まずいな。
他の階層、もしくは標準ルートだったらこれほど時間は要しないだろう。
昔の日本と言ったら何だろうか。
30分後
分かったぞ!
昔は男尊女卑社会であったから性格差があった。
壊れた時計は正しい時刻をささず正確さがない。
答えはせいかくさが問題であるだ!
ピンポンピンポンピンポン!
「クイズ迷宮一回層の攻略を達成しました。
それに伴いドアが開きましたので、中にある報酬を獲得してから下へとお降りください。」
ふう、やっと次に降りることができるな。
まさか冒険でなくクイズをやらされるとは夢にも思わなかったな。
これでは一生懸命に探索の準備をしていた俺が馬鹿みたいじゃないか。
ブーブー文句を言いながらもドアを開けて部屋を出る。
両サイドには宝箱が一つずつ置いてあった。
左を開けると鉄砲のようなものが入っている。
宝箱に説明が入っている。
「この銃は無限に水を出すことのできる道具です。
最高級の味わいの水を出し続ける事はもちろん、高圧にしてウォーターピストルとしても使用できます。」
なるほど、冒険者には非常に有用なものであるようだ。
次に右側の宝箱を開ける。
右側には丸い石のようなものが入っていた。
同封されていた説明文を読む。
「こちらは召喚石と言って、異世界にいる魔物を自分の使い魔として召喚することが出来ます。
この世界へ渡ってくる時点で、魔物がこちらにいることを望んでいることになるので、必ず使い魔になってくれます。
召喚したい場所へ召喚石を投げることによって呼び出すことが出来ます。
注意:狭い場所で召喚を行う場合、そこに召喚することができる最大サイズが固定されてしまいます。
使い魔の大きさに希望がある場合は、うまく活用して下さい。」
ふむ。説明を聞いているだけで面白そうだ。
巨人が出てきたら色々と困るのでここで召喚してしまおうと思う。
この部屋は高さが5m、縦横が8m程あるので、中型くらいの魔物が最大サイズになる筈だ。
召喚石を手に取り、部屋の真ん中へと投げつける。
投げた瞬間になにかが発動し、地面に模様が刻まれた。
その模様は光を発しながら少しずつ濃くなっていく。
目も開けていられない程の光で部屋がいっぱいになると、トンと降り立つ音が聞こえた。
それが聞こえるや否や模様が消え去り、光もおさまった。
光の輝きからやっと目が慣れると、目の前には真っ白で羽の生えた馬が此方を見ていた。
まさかこんなに綺麗な魔物が召喚されるとは!
地球では空想上の動物の代表格であったペガサスが目の前にいる。
我を忘れてペガサスに話しかけてしまう。
「お前が俺の使い魔になってくれるのか?」
普段なら動物が人の言葉を理解する事が出来ないとわかる俺だが、驚きすぎてつい話しかけてしまった。
するとペガサスがヒヒン!と吠えた。
俺はびっくりするもたまたまだと思い、我に帰った。
「すまんな、お前が俺の言葉をわかる筈ないよな。」
ペガサスは首を横に振った。
?!
「まさかわかるのか?」
ペガサスはヒヒンと鳴き、首を縦に振った。
それ程までに高い知能を持っているとは驚きだ。
「これから俺の相棒として一緒に旅をしてくれるか?」
ヒヒヒーーン!
一番大きな声で鳴きながら俺に教えてくれた。
今までは基本的に俺一人の冒険が多かったが、頼もしい相棒となってくれそうだ。
先ほどの説明書に補足があり、召喚した使い魔は今後呼び出すことも元の世界で待機してもらうことも出来るそうだが、せっかくなら一緒にこの世界を冒険したいし、待機させないことに決めた。
そう考えた俺はそのまま一緒に次の階層へと降りていった。
名前もどうするか早めに決めなければ。
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