2人とも堕ちていく…

優月ジュン(ゆづき じゅん)

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「あっ…りくっ…」

陸は私の中に入ると、すぐに奥を攻めてきた。

だめっ…そんなのされたらすぐに…
やだ…こんなにすぐイッちゃったら…
陸にいやらしい奴だって思われるかもしれない。
それに…陸にもちゃんと気持ちよくなって欲しいのに…
私がすぐにイッちゃったら…陸が気持ちいいように動けなくなっちゃう。
やだ…やだ…

…。

…でも…陸は私のそんな姿を見たいと言ったことがあった…

いい…のかな…
もうイッちゃっても…いいのかな…
でもやっぱり…

私は陸から少し逃げるように体を動かした。

「…なに…してるの…?」
「…イキたくない。」
「…イッて…」
「やだ。」
「なんで。」
「だって陸…まだイカないでしょ?」
「…俺のことはいい…あとでちゃんとイクから。」
「…。」
「我慢しないで…イッて…」

陸はまた奥を狙って動きだした。

「あっっっ…」

「りくっ…だきしめてっ…」
陸は抱きしめてくれた。

しばらくすると陸はまたゆっくりと動きはじめた。

「りく…」
「ん?」
「大好き…」
「…もっと…言って…?」
「はぁっ…」
「もっと言って?」
「…すき…」
「…もっと…」
「ぁっ…はぁっ…」
「…もっと…」
「すきぃ…」
「…愛してるは?」

陸はまた奥を押し込んだ。

「あぁっっっ…」
「愛してる?」
「いやっ…」
「愛してる?俺のこと…」
「はぁっ…あっ…」

もう…頭が…クラクラする…
気持ちいい…

私は一瞬意識が飛んだ。
たぶん…数分程度、
陸はまだ私の中にいた。

「…ごめん…」
「…なんで?」
「陸まだイッてないよね…?」
「…いいんだよ。梨紗がイク姿…見れたから…それより…」
「ん?」
「愛してる?俺のこと…」
「…愛してるよ…。」
「…俺も…愛してる…。」

陸…

「…最近…すぐイクようになっちゃった…」
「…嬉しいよ。」
「……そうなの…?」
「うん…。」
「…いいの?」
「いいよ。」
「嫌いにならない?」
「どうして?」
「…いやらしいヤツだって…思わない…?」
「そんなこと…気にしてるの…?」
「……。」
「嬉しいよ。」
「…。」
「…動いてもいい…?」
「うん…。」



陸が飲みに行った日以来、陸のスーツに何か入っていたり、匂いが付いたり、気になるようなことはなくなった。
カバンの中も念のため確認してもらったけど、何もなかった。

「陸何かしたの?」
「ん?」
「最近何もされてないから。」
「…飲みに行った時…惚気た。」
「…仕事の打ち合わせは?」
「それが終わってから…。」
「私のこと話してたの?」
「…そう…。」

何だかくすぐったい気持ちになった。

「なんて?」
「…梨紗を…愛してる…って…。」

そんなこと…職場の人に話したんだ。

「…山岸さん…その後おとなしくなってたから…たぶんもう大丈夫。」
「うん。ありがとう。」
「心配かけてごめんね。」
「ううん。やきもち焼いちゃってごめんね。」
「…嬉しかった…。」
「…え?」
「梨紗が俺のことを…好きってことでしょ?やきもち焼くのは。」
「うん。」
「不安にさせたのは悪いけど…嬉しかった…。」

陸はわざと、惚気話をしたんだ。
山岸さんを諦めされるために…。
嬉しい…。

私は陸のほっぺにちゅっとキスをした。

「どうしたの?」
「解決してくれたご褒美。」
「これだけ?」

次は唇にキスをした。

「…これだけ?」
陸は不満そうにしていた。

「もっと…ご褒美ちょうだい…」

今度は舌を絡ませた。
口を離すと陸を見た。

「こんなんじゃ…全然足りない…」
「何して欲しい?」
「…俺が…勝手に貰うからいい…。」

陸は私を抱きかかえると、ベッドへと向かった。



それから平穏な日々がまた戻ってきた。

陸…かっこいい…。

「なに?」
陸と目が合った。

「なにが?」
「…ずっと…見てるから…」

私はどうやら見惚れていたようだった。
ソファーで隣に座っている陸を見ていた。

「…何でもないよ。」
私は顔を正面に戻しながらそう答えた。
「…何かあるなら…ちゃんと言って欲しい…不安になる。」
「かっこいい…って思ってたの。」
「……俺が?」
「うん。」
「そう思うの?」
「思うよ。」
「…ありがとう…。」
陸は少し照れているように見えた。
そういうところは可愛く見える。

「…俺は梨紗のこと…初めて会った時から、
かわいいって…思ってたよ…。」

胸が1回トクンと跳ねた。

「ありがとう。」
「今もかわいい…。」
「…嬉しい。」
「寝顔も…。」
…寝顔…。
「してる時も…イク時も…」
「っ…もうわかったからっ。」

急に会話が生々しくなった。
恥ずかしかった。

「全部…かわいいよ?」
「…うん…ありがとう。」

陸はやっぱり…大胆なことを言うようになった。
未だにそんな陸に慣れない私は、その度にドキドキとしてしまう。

「今日は…?もうできる?…まだ終わってない…?」
「ごめん。まだ…。」
「わかった。」
「…口でしようか?」
「いい。」
「我慢して欲しくない。」
「…梨紗のこと、触りたくなるから…。
そうしたら、梨紗が我慢することになるでしょ?中途半端に…させたくない…。」

陸…優しい…。
陸はいつも断る。

この日は早く眠りについた。

私は次の日早めに目覚ましをセットしていた。
いつもより早く起きると、隣にいる陸を確認した。
よかった…寝てる…。
私はシャワーを浴びに行った。
確認すると…もう大丈夫そうだった。
手早くシャワーを済ませベッドへ戻ると、陸のズボンをそっとズラした。
舌でなぞっているとすぐに勃った。
私はしばらく舐めていた。

「…梨紗…嬉しいけど…やめて。」

陸が起きたようだった。
私は手に用意していたゴムを陸のにつけた。
それに気がついた陸はガバッと起き上がった。

「もう…していいの…?」
「…うん…。」

本当は昨日の時点でもうほぼ終わっていた。
でも念のために少し様子をみたかった。
陸は一気に目が覚めたようで、私を押し倒した。

「…時間ある?」
「1時間くらい。」
「シャワー…浴びたの?いい匂い…」
「うん。」
「…俺も舐めてもいい…?」
「…うん。」

陸は首筋を舌でなぞると、徐々に下に移動した。
脚が広げられると、ゆっくりとそこを舐め始めた。
…気持ちいい…

「りく…もうきて欲しい…」
「…まだ…時間あるから…」

陸はまた続きをすると、今度はゆっくりと指を入れてきた。
舌は敏感なところを優しく舐めている。
ゆっくり…ゆっくり…
舌も指も…ゆっくりと動かしていた…。
もどかしいけど…すごく気持ちいい…

でも…もう陸が欲しい…

「りく…」
「…。」
「お願い…」

陸は私を無視して、ゆっくりと続けている。
指が抜かれた。
やっと…陸が…
そう思ったのに、今度は濡れているところを舐め始めた。もどかしい…
欲しい…
陸が…

欲しい…

「りく…もういい…舐めなくていいから…」
「…。」
「りく…おねがい…」

陸はまた無視をして続けていた。
もうやだ…欲しい…
頭がおかしくなりそう…
欲しい…欲しい…

それでもしばらくそれが続けられた。
すると急に口が離され、ゆっくりと陸が入ってきた。
陸が数回往復した。
私はそれだけでイッてしまった。

陸にも…気持ちよくなって欲しいのに…

目を開けてみると、いつもの陸が私を見下ろしていた。
やっぱり…かっこいい…
ゾクゾクする…

「梨紗…かわいいよ…」

昨日の陸は少し、余裕がなさそうだったのに…
なんで…

陸はしばらく動かずに私を見ていた。

それから浅めに動きはじめた。
陸…ちゃんと気持ちいいかな…
私もずっと陸を見ていた。
徐々に陸の呼吸が早くなる。

陸はまた、ピンポイントで私の気持ちいいところを狙ってきた。

だめ…またすぐにくる…

「りくっ…またイッちゃう…」
「…俺も…イキそう…」

よかった…陸、ちゃんと気持ちいいんだ…
陸は動きを早めた。

「ぁあっっっ…」

陸はいつものように抱きしめてくれた。

「かわいいよ…梨紗…」

陸のそんな声が聞こえた。

しばらくするとアラームが聞こえてきた。
起きなきゃ…
このまま…眠りたい…

「起きられる…?」
「…うん…。」

一緒にシャワーを浴びてから、私はメイクをしはじめた。
支度が終わった私を陸がじっと見ていた。

「なに?」
「かわいい。」
「…。」

私が何も言わないでいると、陸は私を抱きしめた。

「かわいい。」
「…わかったから…そんなに言わなくてもいいよ。」

私は嬉しいけど恥ずかしかった。

「かわいい。梨紗かわいい。」
「…ありがとう。陸もかっこいいよ。」

なんか…また陸が変わった…。



「再来週だね、アツシの“お見送り会“」
「そうだね…寂しくなるね…。」
「うん…でも楽しもうね。」
「うん…。」

私たちはソファーでまったりとしながら、そんな話をしていた。
再来週はみんなで集まる予定だ。
少しずつ人数が減っていくことに、寂しさはあるものの、私は受け入れられるようになっていた。

そういえば、あゆみと隼人は付き合うことになった。この前あゆみからそう嬉しそうに連絡がきた。
あゆみが頑張って、2人で会う機会を増やしていた。すると隼人から告白されたようだった。
隼人はいい奴だから、本当に嬉しかった。
今度4人で飲みに行きたいと、あゆみが言ってくれた。

楽しみだな。

私は陸に、あゆみと隼人のことを話題にしてみたら、陸もすでに隼人から報告があったようで、その後は2人の話をしていた。

「あの2人、お似合いだよね。」
「…うん。…俺たちは?」
「ん?」
「俺たちはお似合い…?」
「今度あゆみたちに聞いてみようか。」
私は笑いながら答えた。
だって…自分たちではそんなのわからないから。
でも…仲はいいと思う。

そんな他愛も無い話をしていたのに…
最近毎日陸としていたから、体がうずうずとしてきてしまった。

それでも何てことない雑談を続けていたのに…
私は衝動に駆られて、向かいわせになるように、陸の上に座りキスをした。

口を離して陸を見ると驚いた顔をしていた。
それでも気にせず、またキスをして舌を絡めた。
陸もちゃんと応えてくれた。

私は陸の両頬に手を添えて、夢中でキスをしていた。

陸は私の背中を撫でていた。
それだけで、気持ちがよかった。
もう…欲しい…

私は口を離すと陸のズボンを脱がした。
すでに勃っていた。
私はまた陸の上に座りキスをしながら陸のを手で触った。

さっきよりも硬くなった…。

私はそのまま陸のを当てがうと、ゆっくりと腰を落とした。

「あっ…」
気持ちいい…
陸は何も言わず、ずっと私を見ていた。
少しだけ口角を上げながら…。
なんでだろう…この顔で見られると、ゾクゾクする…

私は上下に動きはじめた。
陸…気持ちよくなって…
しばらくそうしてから、今度は前後に動きはじめた。
でも…あんまり奥に当たらないように調整していた。
じゃないと、すぐにイッちゃうかもしれないから…。

「…なんで…」

陸が口を開いたから、一旦動きを止めた。

「なに?」
「なんで…奥グリグリしないの…?」
「これじゃ気持ちよくない?」
「気持ちいいよ?」

…あ…前もこんなことあった…

「梨紗が気持ちいいのは…これでしょ…。」
陸はそう言いながら私の腰を掴むと、陸に押しつけるように私を動かしはじめた。

「あっ…あぁんっ…」
「梨紗が…気持ちよくなってるのが見たい…」

気持ちいい…
陸はずっと続けていた。
もう…イク…

「んっ…あんっ…あっっ…」
「はぁ…かわいい…気持ちいい…」

陸はそのまま私を抱きかかえると、ベッドへと移動した。

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