白石斗羽の苦悩 ー移りゆく色ー

優月ジュン(ゆづき じゅん)

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12 僕はまだ…。



次の日も家でゆっくりとしていた。
僕は桃井さんとライブに行ったアーティストの、過去ライブの映像をテレビに流した。
桃井さんはそれを楽しそうに見ていた。
僕も楽しかった。
それが見終わると、桃井さんはそっと僕に近づきキスをした。

僕は咄嗟に桃井さんの肩を掴みを押し返した。

「…やっぱり…私とはこういうことしたくない?」
「違うっ。」
「じゃあなんで?」
「僕…たぶん…我慢できなくなっちゃうから…。」
「…。」
「きっと最後までしちゃうから…。」
「…いいよ。」
「…。」
「私たちは付き合ってるんだよ?」
「…。」
「私のこと…名前で呼んで?」
「…あかねちゃん…?」
「呼び捨てがいい。」
「茜…」
「うん。そう呼ばれたい。私も斗羽くんって呼んでいい?」
「うん。」
「斗羽くん。」

優しい声でそう呼ばれた瞬間、やっぱり僕は葵のことを思い出してしまった。

葵…

僕はそんな気持ちを誤魔化すように、茜の唇に吸い付いた。
それから舌を絡ませ、そのまま茜の背中を支えながらゆっくりと押し倒した。

葵…
葵…

それから首筋にもキスをし、舌を這わせる。

茜から吐息が漏れる。
それが僕の耳に届くと、茜の服をめくり上げた。
茜の胸の先を舌で捕らえると、すぐに形がはっきりとして、僕はそこを舌で弾いたり、転がしたり、唇で吸ったりとした。

「はぁっ…あっ…」

今度ははっきりとした茜の声が聞こえてきた。
もう片方も指先で撫で、弾き、つまんで刺激を与えた。

「んんっ…」

茜の声が耳に届く…。
それに重ねるようにして葵の声が脳内に再生される。

葵…
葵…

そのまま下に下がっていき、茜の脚を広げた。
茜は僕のすることに嫌がる素振りは一切見せなかった。たまに目が合う茜の表情は、心配そうに僕を見ていた。

僕は丁寧に茜のそこを舐めた。
舌を柔らかくし全体を舐めたあと、舌先を尖らせて茜の小さく勃起したところを細かく弾く。
それからそこを剥くと吸い付いた。

しばらくすると、茜は体をしならせながらイッていた。

僕はそれを確認すると、ゆっくりと指を入れた。
まずは指を滑らせ中をほぐすように動かした。
それから女の子が気持ちいいところに指を当てながら動かし、茜の反応を見た。
見つけた…。
ここだ。
僕はそこを押し込むようにグリグリと動かした。

「ぁあっ…はぁっ…ああっ…」

茜の声は切羽詰まっていた。
僕はそこを攻め続けた。

「あっん…んんっっ…」

茜はビクンと体を震わせイッていた。
僕はゴムをつけるとゆっくりと茜の中に入った。

葵…

それから自分勝手にならないように優しく茜を抱いていた。

葵…
葵…

やっぱり僕の頭の中には葵がいて、脳内では僕が抱いている時の葵の可愛い声が響いていた。

ー「んっ…とわくんっ…すきぃっ…」ー

そんな葵の声が再生される。
これは僕が葵に言わせた言葉だ。
葵の本心じゃない。
それでも僕の気持ちを高めるには十分だった。

僕は目を瞑って動きを早めた。
葵の姿が瞼の裏にはっきりと浮かぶ。
少しだけ下がった眉尻に潤んだ目…葵の感じている顔が浮かぶ。

葵…
葵…
好きだよ、葵…。
大好きだよ。愛してるよ。
葵…

もうイキそうだった。
葵のことを考えていたら、イキそうになった。

「葵…」

僕は無意識にそう口走ってしまった。
それに気づいた僕は急いで茜から離れようとした。

でも…

茜が僕の腰に脚を絡めた。

「大丈夫だから。やめないで。続けて。」
「…でも…僕は最低だ…」
「いいから。私は大丈夫だから。」

茜がそういってくれたから、僕はまた腰を動かした。それに…もうイキたかった…。

葵…
葵…
葵…

「……っ……」

僕は結局…葵を想ってイッてしまった。
茜はそんな僕を力強く抱きしめてくれた。

「…ごめん…。やっぱり付き合うのはやめよう…。」
「私は大丈夫だから。」
「だめ。君に…重ねてしまうんだ。忘れられない人を。」
「いいよ。もし…
もしもずっとそれが続くなら別れる。
でもまだ先はわからない。私たちは始まったばかりだよ?」
「…。」
「ね?」
「…本当にいいの?」
「いいよ。」

茜はまたぎゅっと抱きしめてくれた。

「大丈夫だから…」

そう言ってくれた茜を僕は抱きしめ返した。

茜とは日曜日の夕方には解散した。

僕は後悔していた。
付き合ったことに…。
さっそく茜に失言をした。
よりにもよって抱いている時に…葵の名前を出すなんて…
最低だ。
でも…茜は傷ついている様子はなかった。
ただただ僕のことを心配そうに見ていた。
それに…とても前向きな言葉を掛けてくれた。

本当に…このまま付き合っていてもいいのだろうか…。

僕の頭の中はもうぐちゃぐちゃだ。



葵は…葵色のようにしっとりと柔らかく包み込むような優しさだった。
茜は…茜色のように力強さの中に優しさがある感じ…。

似ていないのにどことなく似ている2人…。
似ているのに…その性格は相反している2人…。

茜に…葵を重ねてはいけない。

そんなことはわかってる。
わかってるのに…。

僕はまた葵を想った。

…“あおい”という響きも僕は大好きだった。
それがとても葵に似合っていたから…。
その名前を口にすると、とても心地よかった。

ねぇ葵…
あの時僕が…君を困らせることなく徐々に距離を詰めて…それから真っ直ぐに僕の気持ちを伝えていたら、葵と一緒にいる未来はあった?

僕たちの気持ちが交わることはあった?

今の僕ならそれができる。
できる…

できるのに…

だんだんとわかってきたのに…。

…。

僕は…なんて未練たらしい男なんだろう。




ある日また、職場の先輩と飲みにきていた。

「あのさ…前により戻せた話したじゃん。」
「はい。」
「俺またやらかしちゃって、今彼女実家に戻っちゃったんだよ。」
「え?別れちゃったんですか?」
「いや。彼女が怒って出ていった感じ。だからまだちゃんと別れてはないと思うんだけど。はぁ…。」
「連絡は取ってるんですか?」
「…無視されてる。このまま別れちゃうのかな…。俺、他の男で上書きされちゃうのかな…。」
「上書き?」
「そう。これもよく言われている話でさ、男は過去の恋愛は“フォルダ保存”、女は“上書き保存”なんだって。」
「なんですかそれ。」
「男は元カノとの思い出をそれぞれのフォルダにしまっておくんだ。女は元彼を新しい彼氏で上書きする…みたいな感じ。」

僕は…今までの彼女のフォルダ保存になんてない。もう名前すら思い出せない。それはちゃんと好きではなかったからかも。当時は好きだと思ってた。でも今思うと、本当にちゃんと好きになったのは葵だけだ。僕は葵を茜で上書きしたくない。ちゃんと葵との思い出を、僕の心の中にそっとしまっておきたい。

それからも先輩の弱音を僕は聞き続けた。

先輩と解散した後、葵のことを考えながら家に向かっていた。

葵は…元気だろうか…。
笑っているかな。
あの優しい笑顔をしているかな。

そうだといいな。

葵にはずっと笑顔でいて欲しい。
幸せでいて欲しい。

葵…僕はまだ君のことが好きだよ。



週末は茜が泊まりにくることが多くなった。
その度に僕は茜を抱いた。
最初のあれ以来、僕は茜に向かって“葵”の名前を呼んでいない。二度とそんなことはしないと集中していたから。

茜を抱いている時に葵が頭の中をチラついても、すぐに追い出そうと頑張った。
だんだんと、そうすることができるようになっていた。

気がつけば僕たちは付き合って3ヶ月が経っていた。茜から別れ話は出ていない。

でも僕は…まだ茜を好きかどうか、自分ではよくわからなかった。
好きなことは確かだ。でもその“好き”が人としてなのか、特別なものなのか…それがよくわからなかった。

それでも茜は僕のことを“好き”だと言ってくれ、優しく抱きしめてくれた。
茜のハグは心地よかった。僕を包み込んでくれる。

茜のことをちゃんと好きになりたい…。




僕は今、リオちゃんと会っている。
こうやって外で普通にお茶をするのは数回目だった。僕が茜と付き合うようになってから、リオちゃんとは健全にこんな感じで会っていた。

「最近はどう?」
「うん…やっぱりまだ、葵を思い出しちゃう。でも…茜のことをちゃんと好きになりたいとも思ってる。」
「そっか。ゆっくりでいいんじゃない?」
「でももう3ヶ月経ったんだよ?もしかしたら茜はこんな僕を見て、もう見切りをつけるかもしれない。僕はまだ一度も茜のことを好きだと言ってないんだ。茜は言ってくれるのに。」
「…。」

リオちゃんは切ない顔になった。

「斗羽くんは、もし茜ちゃんから別れようって言われたらどうする?どう思う?」
「…わからない。そう言われたら別れるしかないけど、どう思うかまではわからない。」
「…そっか…。」

リオちゃんはいつも僕に寄り添い励ましてくれてたけど、今日は僕にかける言葉が見つからないようだった。

結局僕の気持ちはスッキリとしないまま解散となった。



…葵は元気かな…会いたいな…。



そんなことを考えていたら、また葵の夢を見た。



「ねぇねぇ斗羽くんっ。」
「なぁに?」
「今日斗羽くんが作ったオムライスが食べたいな。」
「いいよ。僕葵のためにオムライス作るよ。」
「やったぁ。私斗羽くんのオムライス大好きっ。」
「ふふっ、嬉しい。僕のことは?」
「大好きだよっ。そんなのあたりまえじゃんっ。」

葵は優しく笑いながらそう言った。

「僕も葵が大好きだよ。」

僕はそう言うと葵の腕を引っ張り抱きよせた。

「…っびっくりしたぁ。」
「だめ?」
「ううん。嬉しい。もっとぎゅってして?」
「いいよ。」

さっきよりもぎゅっと葵を抱きしめた。
葵もしっかりと僕を捕まえてくれた。

幸せだ…。
温かい…。

「斗羽くん…。」
「なぁに?」
「…。」
「どうしたの?」

返事をしない葵の顔を見てみると少し潤んだ目で僕を見つめていた。
そうしてからそっと僕にキスをしてくれた。

「斗羽くん…大好き…。」

かわいい…。

「僕も大好きだよ。」
「えへへ。嬉しい…。」
「一緒にお風呂に入ろう?」
「うん。そしたらいっぱいおしゃべりしよう?」
「いいね。2人でおしゃべりしてゆっくり温まろうね。」

僕がそう言うと葵は嬉しそうにしていた。

2人で湯船に浸かっていると、葵はコロコロと笑いながら色々と話していた。なんて事のない話だ。でも僕はそれが楽しかった。

すると葵がふいに僕の方に向きを変えた。
さっきまでは僕が葵の後ろから抱きしめるようにしていた。
顔を見てみるとさっきのように少し目が潤んでいた。

「斗羽くん…」
「ん?」
「好きだよ。」

さっきと同じように透き通るような優しい声で葵はそう言うと、僕にキスをして舌を絡めてくれた。僕は我慢ができなくなって葵の体を撫で回す。そうしていると葵から可愛い声が漏れはじめた。

僕は葵の首筋や肩にキスをしながら舌を動かす。そらから胸の先に吸い付くと、葵からははっきりとした声が漏れはじめた。

「んあっ、とわくんっ…」

葵の可愛い声が僕の耳に届く。

僕は下に手を伸ばしそこを撫でる。
それから葵の腰を掴むとゆっくり僕に沈めた。

「はぁっんっ…」

下からゆっくりと葵の中を押し上げる。

「ふぅんっだめっ…きもちぃっ…」
「ふふっ。僕も気持ちいい。葵…大好きだよ。」
「わたしもっすきっ…とわくんすきぃっ…」

もう頭がふわふわとする。
幸せすぎる。

葵…
葵…

好き…好き…

大好き…

愛してる…

「ああっ…もうイッちゃうっ、斗羽くんぎゅってしてっ。」
「うん。イッていいからね。僕ちゃんと葵のことこうやって捕まえておくから。」
「うんっ、ぁあっ…ああっっ…」

葵はその後すぐに体をビクンと震わせた。

「はぁ…とわくん…だいすき…だいすきだよとわくん…。」
「僕も葵のことが大好き。」
「うれしい…」
「ずっと一緒にいようね。」
「うん。約束だよ。」

葵はそう言うと、また僕にキスをしてくれた。

「ベッド行こう?私のぼせてきちゃった。」
「そうだね。」

それからベッドへと移動すると、僕はまたすぐに葵の中へと戻った。

「とわくん…」
「んー?」
「きもちいいね…」
「うん…気持ちいいね。」

僕は葵がイキやすいように体勢を整えようと体をを起こした。

「だめっ。離れちゃだめっ。ぎゅってしててっ。」

甘えん坊な葵が出てきた。
そんな葵がかわいくて、僕はまたぎゅっと抱きしめた。

「これでいい?」
「うん。離れたらだめだからね?」
「わかったよ。ずっと葵にくっついておくね。」
「うん。そうしてて。」
「ふふっ。僕幸せ。」
「私もだよ。私も幸せ…」


…。


なんて幸せな夢なんだ…。
今のは記憶の夢じゃない。

僕が作り出したものだ。それにしてもリアルすぎた。

目が覚めた瞬間、夢なのか現実なのか一瞬区別がつかないほどにリアルなものだった。

もっと…もっと続きが見たかった。


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