8 / 14
8
しおりを挟むズルズルと門兵に連れて行かれ着いたら目の前に魔王様がいた
前に会った時よりも色気増加してるよなぁ、、、
「久しぶりだな、ところで何故お前はここにいる?」
そう魔王様が口を開けば門兵は「本当に知り合いだったのか」「俺達はなんてことをしたんだ」とか顔を真っ青にしていた、え?そこまでビビる必要無くね?
「ところでミキア、お前髪切ったんだなそんな可愛い顔出してると喰われるぞ」
自分でも分かってるよ俺の顔可愛いって、いや別にナルシストって訳じゃないよ
『自分の顔が可愛いことに自覚はしているが鈍いんだよこの主は、今日ここに来る時に一体何人がお前に色目を使っていたと思う?』
「考えごとしてたから分からん」
「『はあ…………』」
そんなでっかい溜息つく?俺泣いちゃうよ?泣かないけど
「ああ、でも買い物行く時にイケメンなお兄さんに「今晩どう?」って尻揉まれながら聞かれたんだったわ…勿論1発ぶん殴ってやったけど」
ドヤ顔で言えばまたもや大きな溜息をつかれた
別に悪いことして無くね?
「こいつアホだろ?」
『魔道具やモンスターに関しては天才的なのにな』
「なに2人とも意気投合してんの?もしかして俺がいない間にあんなことやこんなことを………キャッ//これ以上は言っちゃダメだわ///」
そうふざけたことを言えばめちゃくちゃ冷めた目で見られました、これ土下座した方がいい感じ?
「グリフォン…こいつこんな性格だったか?」
『少し前に恋人に振られたからな』
魔王様は納得したような顔をしていた
「正直あんな奴を好きだった自分に問いただしたいくらいあのアホが嫌いっす」
本当になんであんな奴好きになったんだろう…
「ところで私に何か用があるのか?まあ無いなら来ていないだろうがな」
やべ…すっかり忘れてた
「お前、思いっきり忘れてただろ…」
「てへ☆」
魔王様がまたもや冷めた目で見てくる…やめて、そんな目で見られると何かに目覚めちゃう!目覚めないけどな
「さっさと言わんか」
ああ、そうだった
「はーい、えーとですねえ~」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
66
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる