生臭坊主の異世界転生 死霊術師はスローライフを送れない

しめさば

文字の大きさ
235 / 722

第235話 拠り所

しおりを挟む
「じゃぁね、九条。また何かあったら呼んでね」

「ああ。またな」

「ばいばーい」

 夕暮れを背に手を振ると、馬車の後ろから顔を出し、軽く手を上げる程度の九条に大きく手を振るミア。
 ベルモントの東門から2人と4匹の魔獣達を乗せた馬車を見送ると、シャーリーはその場でくるりと踵を返し、ゆっくりと歩き出した。

「呼んでくれないだろうなぁ……」

 ぼそりと呟く。もちろん九条の依頼に――と言う意味だ。
 シャーリーは運が良かった。九条に助けられ、パーティーにも誘われて、さらには武器も手に入った。そして今回もまた、九条に助けられたのだ。
 諦めずに鍛錬を続けていれば、いつか九条の隣に並び立てる日が来る。そう思って頑張ってはいるものの、本当にそんな日が来るのだろうかという不安が、何度も頭を過る……。
 仮に来たとしても、それはいつの話になることやら……。

「はぁ……」

 溜息しかでない。九条は暖かくなったら依頼を受け始めると言っていたが、それまでに結果が出せるかと言われれば、土台無理な話。
 もしも呼ばれるとしたら、レンジャーが必須と言われるダンジョン調査依頼ではあるが、この辺りに新しいダンジョンが発見されたなんて噂も聞かないし、遠方でのダンジョン調査ならその付近のギルドからレンジャーを探せばいいだけだ。
 レンジャーは死霊術のように珍しい適性ではない。探せばゴロゴロ出て来るポピュラーなクラス。
 シャーリーに優位性があるとすれば、九条の秘密を共有する1人であることが挙げられるが、それが有利に働くかと言われれば正直疑問が残る。
 それに差こそあれど、冒険者ならば秘密の1つや2つあるものだ。他言無用が当たり前。なんのアドバンテージにもならない。
 その秘密を餌としてチラつかせれば、それはもうただの脅しであり、逆に嫌われる可能性すらある。

 街はいつもと変わらない。コット村とは対照的に騒がしく、人出も多い。
 そんなことを考えていると、いつの間にか家の前へと辿り着き、いつもとは違うある変化に気が付いた。
 それは、扉に張り付けられた1枚の紙だ。そこにはこう書かれていた。

『シャーリー、みんな心配しています。これを見たらギルドへ。シャロン』

 滲み掠れて消えかかりそうな文字。どれだけここに張り出されていたのだろう……。

「あーそうだった。私、今行方不明なんだったわ……。無事だって言いに行かないと……」

 出て来るのは、乾いた笑いと気だるそうな声。
 街の人々は、フィリップを追いかけ街を出て行ったシャーリーを見ているのだ。
 そこから暫く帰らなければ、何かあったに違いないとギルドに連絡がいってもおかしくはない。
 シャロンは担当ギルド職員。シャーリーの身を案じてくれていても不思議ではない。
 そんなヨレヨレの張り紙を適当に剥がすと、鍵を開ける。

「ただいまぁ……」

 と言っても、返事がないのは承知の上だ。持っていた荷物を無造作にテーブルに置き、ベッドへと倒れ込むようダイブする。
 あれだけの事があったのだ。体力的にも精神的にも疲労が溜まって当たり前。

「ご飯食べて……お風呂入って……。……いや、先にギルドに行った方がいいかな……」

 部屋はあの時のまま。久しぶりに嗅ぐ家の匂いは少々埃っぽい。あれから1ヵ月ほど留守にしていたのだから当然である。
 窓の隙間から漏れて来るのは、懐かしさすら感じさせる街の喧騒。

「窓を開けて……掃除して……。後は……そうだ、シャロンになんて説明しよう……」

 肩の荷が下り、気が抜ける。安堵からか自然と瞼が重くなると、シャーリーはそのまま寝息を立てた。



「シャーリー! いるんですか!? いたら返事をしてください!!」

 ドンドンと扉を叩く音。それはもはやノックというより破壊工作。近所迷惑甚だしい。
 それに驚き飛び起きると、窓からは燦々と降り注ぐ陽光が立ち込める埃を輝かせていた。

「やば……寝ちゃってた……」

 この声はシャロンだ。枕に付いた涎の跡に目を瞑ると、急ぎ身形を整える。

「今開けるからちょっと待ってー!」

「シャーリー? シャーリーなんですね!? ……良かった……」

 扉越しに聞こえる消沈したような声。扉を開けると、半べそをかくシャロンの姿。

「お……おはよう……」

「おはようじゃないですよ! どこ行ってたんですか!!」

 約1ヵ月間音信不通だ。怒られて当然である。シャーリーは、長期間街を離れる際、毎回担当のシャロンに報告を入れていた。
 担当と言っても専属ではなく、シャロンは他の冒険者の担当も担っている。なので、そちらの仕事に集中しても大丈夫な様にと一声かけるのだ。今回はそれが仇となった。
 元々、『シャーリーはフィリップを見捨て九条とくっついた』なんて噂が立っていたほど。そこにフィリップと争っていたとの噂が耳に入れば、心配しないわけがない。それはギルド職員としてではなく、友人としてだ。

「まぁ、立ち話もなんだから入りなよ……。ちょっと埃っぽいけど……」

「お邪魔します!!」

 ぐしぐしと袖で顔を擦り涙を拭うと、少々キレ気味で声を上げるシャロン。
 シャーリーは軽く絞った布巾で椅子とテーブルをささっと拭き上げ埃を落とすと、シャロンはそれにドカッと腰を下ろし、ふくれっ面で猛口撃を開始した。

「どこ行ってたんですか!? 何があったんですか!? いつ帰って来たんですか!? 張り紙は見ましたか!? 全部説明して!」

「ちょっと落ち着いて。悪かったってば……」

「ホントに……ホントに心配したんですよ?」

 うるうると涙ぐむシャロンに、本当の事を話せればよかったのだが、それは出来ない。

「ちょっと九条の所にお邪魔してて……」

「……嘘はいけませんね。フィリップさんを追いかけて北門から街を出て行ったのは知っています。それにフィリップさんが持っていた物も……」

「ホントだってば。確かにフィリップに弓は取られたけどちゃんと取り返したし、九条の世話にもなってたんだって」

 ベッドにもたれ掛かっている袋の頭からほんの少し飛び出ているのはミスリル製の弓。それは正真正銘シャーリーの物だ。
 それに視線を移すシャロンであったが、その勢いは止まらなかった。

「わかっています。シャーリーがどれだけ大変な目にあったのか……。でも大丈夫です。今ならまだ間に合います! だから自首してください!」

「……は?」

「シャーリーの弓が奪われたのは皆知っています。その事実があればシャーリーがフィリップさんを殺してしまっても、囚われの身になることはありません。私も証言しますから……」

「ちょっと待って! 私がフィリップを殺したって言いたいの?」

「……違うんですか?」

「へんな妄想は止めてよ。そもそもシルバーの私が愛用の武器もなしにゴールドのフィリップに勝てると思ってるの?」

「……確かに……。でもフィリップさんは魔法学院の報酬を受け取りに来られてないんですよ?」

「はぁ。ちゃんと説明してあげるからよく聞いて。あの日、弓を奪われた私はフィリップを追いかけた。そして北門を出た。ここまでは知ってるでしょ?」

 こくりと頷くシャロン。

「で、結局私は追い付けなかったの。フィリップが学院の依頼を受けていたなんて知らなかった。だから私はずっとそれを探していただけ。結局見つけられなくて九条を頼ったのよ。死霊術のダウジングなら探せるんじゃないかと思ってね。シャロンも知ってるでしょ? ……で、何気ない顔してコット村に顔を出したフィリップから九条が弓を奪い返してくれたってわけ。わかった?」

「なるほど……。ではフィリップさんを殺したのは九条さんなんですね?」

「違う違う。確かにフィリップは死んじゃったけど、それは自業自得で魔物のせいなの。公式の記録でもそうなってるはずよ。気になるなら王都のギルドに問い合わせてみてよ。公爵家のお墨付きだから」

 魔剣の事は話せない。シャロンがそれを口外するとは思えないが、それがギルドに広まることになれば、噂を聞き付けた第2第3のフィリップが出て来てもおかしくはない。

(まぁ、その殆どが入口のデュラハンに一掃されるだろうけど……)

「公爵家って……。一体何があったんです?」

「さあね。私も詳しくは知らないわ。試験中のパーティに公爵家の御子息様がいたってことは知っているけど、どうせヘマでもしたんじゃないの?」

「ごめんなさい。シャーリーを信じてはいますけど、確認をとらせていただきますね」

「ええ。構わないわよ」

 半信半疑でわだかまりを残すよりも、しっかりと疑いを晴らした方がお互いの為である。

「それよりもシャロン。今何時?」

「あっ! そろそろ昼休憩終わっちゃう! ごめんなさいシャーリー。1度ギルドへ戻りますね」

「ええ。あとでそっちにも顔を出すわ。ついでと言っちゃなんだけど、久しぶりに一緒に食事でもどう?」

「いいですね! じゃぁ、細かいことは後で」

 訪ねてきた時とは打って変わって笑顔を見せたシャロンは、バタバタと慌ただしく部屋を出て行く。

「気を付けてね」

 振り返るシャロンに手を振り返すと、シャーリーは溜息をつきつつも気を引き締めた。

「さてっと……。まずは掃除からかな……」
しおりを挟む
感想 21

あなたにおすすめの小説

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月中旬出棺です!! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

黄金蒐覇のグリード 〜力と財貨を欲しても、理性と対価は忘れずに〜

黒城白爵
ファンタジー
 とある異世界を救い、元の世界へと帰還した玄鐘理音は、その後の人生を平凡に送った末に病でこの世を去った。  死後、不可思議な空間にいた謎の神性存在から、異世界を救った報酬として全盛期の肉体と変質したかつての力である〈強欲〉を受け取り、以前とは別の異世界にて第二の人生をはじめる。  自由気儘に人を救い、スキルやアイテムを集め、敵を滅する日々は、リオンの空虚だった心を満たしていく。  黄金と力を蒐集し目指すは世界最高ランクの冒険者。  使命も宿命も無き救世の勇者は、今日も欲望と理性を秤にかけて我が道を往く。 ※ 更新予定日は【月曜日】と【金曜日】です。 ※第301話から更新時間を朝5時からに変更します。

底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
 40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。  しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。  おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。  漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。  この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜

橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?

平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~

金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。 そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。 カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。 やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。 魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。 これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。 エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。 第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。 旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。 ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載

処理中です...