異世界大魔王、現代日本に避難中です

九龍クロン

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24話

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24話

 翌朝、レインを家に送り届け、帰宅。
今日はなにをするか……と考えていたところ、来客があった。

 「おんしが家に来るのは珍しいのお、いちごよ。なんぞあったか?」

 「な、なんか!急にバズっちゃって!あの、20万人いっちゃって……ちょっといろいろ助けてほしい!お願いします!」

 「うお、バズったのか!よいのお、おめでとうじゃな!……ひとまず座るがよい。作戦会議じゃな」

 「ありがとね!えっと……前回こういう事があって……」

 いちごの説明するところでは、前回の記念コラボ配信が大手まとめサイトに掲載された事、大魔王様を推していると公言している大手の大人気バーチャルユーチューバーがコラボ配信を話題に出した事、アメリカ式バーベキューのガチ動画を出したところ海外で大バズりした事……などが重なりに重なり、1日毎に1万以上の登録数が増える事態になったそうだ。

 「うーむ、人気大爆発じゃな!羨ましい限りじゃ。で、助けて欲しい事はなんなのじゃ?」

 「方向性の相談というか……ぶっちゃけなにしたらいいかわからない!どうすればいいの!」

 「んーむ」

 大魔王様は最初の最初からそこそこの話題性を保ち、そこそこの配信頻度で、そこそこ順調に、登録数が増えていったタイプである。
こういう大バズりには、あまり馴染みがない。が。

 「いままで通りの内容で、ちょいと投稿頻度を増やせばよかろう。SNSの更新も少しだけ増やすとよい。いままで通り、やりたい事をやりつつ、じゃな」

 「うーーーん、うーん……そう、そうなんだよね、自分でもわかってたんだけど!やっぱやみちゃんに言われると間違ってなかったんだなって思えた!ありがとね!大好き!」

 「んむ、ワシも大好きじゃよ~。……せっかくじゃし、今日はコラボするかの。飯も食ってくがいい」

 「やったー!料理は任せて!一応、配信セットは持ってきてます!」

 「さすがじゃの。……いちごのよさは、パワフルな明るさと、チャンスを逃さない強かさじゃと思うのじゃ」

 「いちごはね、やみちゃんの、堂々とした立ち居振る舞いがとても好き!」

 「……面と向かって元気に褒められると、恥ずかしいのう」
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