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「先生、ありがとうございました。失礼します」
「はい。じゃあまた来週。気をつけてね」
スライド式のドアを開閉する音と共に、本日最後の生徒がレッスン室を後にした。
ピアノ椅子から立ち上がり生徒を見送った三峰久は、レッスンをすべて終えて、ふっと一息つく。ピアノに少しだけ体を預け、肘で身体を支えた状態で天井を見上げた。
「あぁ……、つかれた……」
教えるということはこんなにも体力が必要なのかと、講師として働きはじめてから常々痛感する日々。一人で黙々とピアノに向かい、ガリガリと無心にピアノを弾いていた時の方が断然、肉体的な疲労は消耗したとしても、脳内の疲労はここまでではないだろう。
でも、教えることは嫌いじゃない。むしろ、学ぶことの方が多く疲労をしたとしても対価として、楽しいと思えるほどに充実していると久は思っている。目を軽く瞑りながら、終わりのない自問自答という名の今日の反省会を、久は頭の中で繰り広げた。
数分が経ち、天井に顔を向けたまま左手にしている腕時計を横目で確認する。
時刻は17時30分を指していた。
ピアノに預けていた身体を起こした久は、「よしっ」と声を出したと思えば、足早にレッスン室を出て歩き始めた。
久は全く迷うことなく歩を進めていく。
理由は簡単で、出勤した時に今日の施設予約状況はあらかじめ把握しているからだった。一体、どこへ向かっているのか。
久にとって月に数回訪れるこの瞬間が、最近の中では一番の楽しみと化している。
わくわくする高揚感を抑えきれず少し大股気味で歩く久を、授業が終わった帰宅中の生徒たちは不思議そうな目で見ている。
程なくして目的の部屋の前に辿り着いた。ほとんどの授業が終わったレッスン棟は、遠くの方から管楽器やピアノの音がかすかに聞こえてくる程度で、とても静かだった。
辿り着いた先は、管楽器のレッスン棟。
久は右耳をドアに押し当てて部屋の中の様子を確認する。
ーーー問題ないな。
自己肯定とともに、久はスライドドアを一気に横にずらした。
「お疲れ! 力也」
「うわっ! お、お前、いい加減ノックくらいしろ!」
パイプ椅子に座りファイバークロスでトランペットを磨きながら、西岡力也は驚きの声をあげた。そして、その顔はいかにも不機嫌そうに久にガンくれている。
そんな力也の態度などお構いなしに、久は話しを続ける。
「今日のレッスンは何時終わりだ?」
教室に足を踏み入れることもなく廊下から力也に問いかける。
「あと生徒一人見たら終わるぞ」
「んじゃ、19時くらいだな。いつもの店で待ってる」
力也は久と違い、不定期で実技レッスンを行っている。
毎週決まった日に大学に訪れる訳ではないが、比較的水曜日がスケジュールの調整がしやすいらしく、力也は水曜日に大学にいることが多い。かく言う今日も、水曜日だった。
久は月水金が実技レッスンの実施日にあたるので、力也が来ている日は決まって呑みに行くことがここ最近ではお決まりとなっていた。
ドアが閉まるか閉まらないかというタイミングで、「おぅ」という力也の返事が聞こえてきた。
なんだかんだいって、自分と呑みに行ってくれる力也にほくそ笑む。
今日のレッスン予定に力也が組み込まれていた時点で、用意周到な久は使用時間をすでに延長していた。
レッスン室までの帰りの足取りは軽く、久は来た道を戻った。
幹線道路沿いに佇む赤ちょうちんをぶら下げた個人経営の居酒屋「やっさん」。カウンター席と座敷テーブルが3つ並ぶいわずと知れた、音大の先生たちが通う居酒屋だ。
ちなみに音大の先生と言っても、楽器や座学の先生たちが通う店である。さすがに声楽やピアノ科の先生はお嬢様な人々が多く、赤ちょうちんの居酒屋はとてもじゃないが似つかわしくない。そんな先生方は、向かいのイタリアンレストランに行ってるのではないだろうかと、少々偏見な目で見る久は、ピアノ科の講師の中ではかなり稀な人種といえるかもしれない。
力也より先に店に着いた久はビールを注文し、グイっと一口。のどの渇きに感化され、ジョッキの半分ほどが一気に身体の中に吸い込まれていった。待っている間につまみは何を頼もうかとメニューをペラペラとめくっていると、ガラっと店の扉が開く音がした。
久は扉の方に目を向け、来る人物を確認する。
来店した客は常連と思しきおじさん二人組。お気に入りの席なのだろう、迷わずカウンターの1番奥の席に座り、和気あいあいと店主に話しかけながら飲み物の注文をしている。
待ち人の到来を待つこの時間。期待からか、自然と店の扉が開く音に身体が反応してしまう。早く来ないかなと待ちわび、胸が高鳴る。だから、待ち人でなかった時の落胆といったらない。
「早くこいよ……」
ぼそっと、久が誰にも聞こえないようなか細い声でつぶやく。
また、店の扉が開く音がした。
ーーー今度こそは。
久は扉の方へ身体ごと向け、期待に満ちた眼で暖簾の開閉を見つめる。
来店客は力也だった。
店に入るなり店内を見渡し久の姿を見つけた力也は、久が座ってる席を指さしながら「ビールよろしく」とカウンターの店主に声をかけ、久のもとにやってきた。
「お疲れ」
「わるい。待ったか」
「いや、俺も今来たところだ。まだビールしか頼んでない」
力也は背中に背負っている小型冷蔵庫くらいの楽器ケースを下ろし席に着いた。
いつも思うが、その中には何本のトランペットが入ってるんだろうと久は思っているが、今更感が拭えず未だ質問したことはない。
「腹減ってんだ。たまるもん食いたい」
席に着くなり、自分の空腹アピールをしてくる力也は昔と全く変わらない。学生時代も本当によく食うやつだったよな。
入店時に頼んだビールがおしぼりと一緒に運ばれてきたタイミングで、料理を注文した。
蒸し枝豆、名物のカツオ刺身、鶏のからあげ、焼き鳥盛り合わせ、腹減り野郎にはもってこいの焼き豚チャーハンだ。
この店は特にこだわりがあるわけではなく、店主の気まぐれ料理で成り立っている。客がリクエストして材料があればなんでも作ってくれる。そんなシステムなので和食、洋食、中華などなどあらゆる料理がそろっている。
「「乾杯!!」」
喉を落ちていくゴクっという音にあわせ「っかぁー、うまい!」という力也の声が久の耳にこだまする。
学生の時とは違う、中年になったことで力也の声にも幾分か渋みが出てきたように思う。力也の声は学生の頃から先生たちにいい声だと言われていた。そのバリトンボイスは、今も健在だった。
「そろそろ大学には慣れてきたか?」
「まあ、ぼちぼちな。おまえは、なんか今年から主任業務もやってんだろ」
「あーね。ぼちぼち」
二人して同じ反応で返す。
なんともどっちつかずな答えなのだが、この二人はこれで会話が成立する。ある意味、二人は似た者同士なのだと思う。顔は全くと言っていいほど、似ていないけどな。
大学を卒業してから15年という月日が経った。
卒業以来、一度も顔を会わせずに、少しの連絡すらも取らなかった俺たちが、今こうして酒を酌み交わしている。その事実に久は心底驚いていた。と同時に、歓喜に湧いていた。
これは何かのめぐり合わせなのかもしれない。
そう思わずにはいられない状況に、力也と過ごした学生時代の出来事を最近よく思い出すようになった。自然と脳裏にポンポンと蘇ってくるのは決まって、二人で酒の飲んでる時だった。
「なに、ニヤついてんだよ」
久の表情を目ざとく察知する力也に突っ込まれた。
「いや、なんでもない。ちょっと、昔の……学生の時のことを思い出してただけだ」
残り数センチだけ残っていたビールを一気に煽った久は、ハイボールを注文する。
久の言葉に一瞬だけ動揺した力也も、半分程残っていたビールを一気に煽り、「俺も同じのください」と店主へ告げた。
今日の呑み会は少しだけ、波乱が起きそうな予感がする。
「はい。じゃあまた来週。気をつけてね」
スライド式のドアを開閉する音と共に、本日最後の生徒がレッスン室を後にした。
ピアノ椅子から立ち上がり生徒を見送った三峰久は、レッスンをすべて終えて、ふっと一息つく。ピアノに少しだけ体を預け、肘で身体を支えた状態で天井を見上げた。
「あぁ……、つかれた……」
教えるということはこんなにも体力が必要なのかと、講師として働きはじめてから常々痛感する日々。一人で黙々とピアノに向かい、ガリガリと無心にピアノを弾いていた時の方が断然、肉体的な疲労は消耗したとしても、脳内の疲労はここまでではないだろう。
でも、教えることは嫌いじゃない。むしろ、学ぶことの方が多く疲労をしたとしても対価として、楽しいと思えるほどに充実していると久は思っている。目を軽く瞑りながら、終わりのない自問自答という名の今日の反省会を、久は頭の中で繰り広げた。
数分が経ち、天井に顔を向けたまま左手にしている腕時計を横目で確認する。
時刻は17時30分を指していた。
ピアノに預けていた身体を起こした久は、「よしっ」と声を出したと思えば、足早にレッスン室を出て歩き始めた。
久は全く迷うことなく歩を進めていく。
理由は簡単で、出勤した時に今日の施設予約状況はあらかじめ把握しているからだった。一体、どこへ向かっているのか。
久にとって月に数回訪れるこの瞬間が、最近の中では一番の楽しみと化している。
わくわくする高揚感を抑えきれず少し大股気味で歩く久を、授業が終わった帰宅中の生徒たちは不思議そうな目で見ている。
程なくして目的の部屋の前に辿り着いた。ほとんどの授業が終わったレッスン棟は、遠くの方から管楽器やピアノの音がかすかに聞こえてくる程度で、とても静かだった。
辿り着いた先は、管楽器のレッスン棟。
久は右耳をドアに押し当てて部屋の中の様子を確認する。
ーーー問題ないな。
自己肯定とともに、久はスライドドアを一気に横にずらした。
「お疲れ! 力也」
「うわっ! お、お前、いい加減ノックくらいしろ!」
パイプ椅子に座りファイバークロスでトランペットを磨きながら、西岡力也は驚きの声をあげた。そして、その顔はいかにも不機嫌そうに久にガンくれている。
そんな力也の態度などお構いなしに、久は話しを続ける。
「今日のレッスンは何時終わりだ?」
教室に足を踏み入れることもなく廊下から力也に問いかける。
「あと生徒一人見たら終わるぞ」
「んじゃ、19時くらいだな。いつもの店で待ってる」
力也は久と違い、不定期で実技レッスンを行っている。
毎週決まった日に大学に訪れる訳ではないが、比較的水曜日がスケジュールの調整がしやすいらしく、力也は水曜日に大学にいることが多い。かく言う今日も、水曜日だった。
久は月水金が実技レッスンの実施日にあたるので、力也が来ている日は決まって呑みに行くことがここ最近ではお決まりとなっていた。
ドアが閉まるか閉まらないかというタイミングで、「おぅ」という力也の返事が聞こえてきた。
なんだかんだいって、自分と呑みに行ってくれる力也にほくそ笑む。
今日のレッスン予定に力也が組み込まれていた時点で、用意周到な久は使用時間をすでに延長していた。
レッスン室までの帰りの足取りは軽く、久は来た道を戻った。
幹線道路沿いに佇む赤ちょうちんをぶら下げた個人経営の居酒屋「やっさん」。カウンター席と座敷テーブルが3つ並ぶいわずと知れた、音大の先生たちが通う居酒屋だ。
ちなみに音大の先生と言っても、楽器や座学の先生たちが通う店である。さすがに声楽やピアノ科の先生はお嬢様な人々が多く、赤ちょうちんの居酒屋はとてもじゃないが似つかわしくない。そんな先生方は、向かいのイタリアンレストランに行ってるのではないだろうかと、少々偏見な目で見る久は、ピアノ科の講師の中ではかなり稀な人種といえるかもしれない。
力也より先に店に着いた久はビールを注文し、グイっと一口。のどの渇きに感化され、ジョッキの半分ほどが一気に身体の中に吸い込まれていった。待っている間につまみは何を頼もうかとメニューをペラペラとめくっていると、ガラっと店の扉が開く音がした。
久は扉の方に目を向け、来る人物を確認する。
来店した客は常連と思しきおじさん二人組。お気に入りの席なのだろう、迷わずカウンターの1番奥の席に座り、和気あいあいと店主に話しかけながら飲み物の注文をしている。
待ち人の到来を待つこの時間。期待からか、自然と店の扉が開く音に身体が反応してしまう。早く来ないかなと待ちわび、胸が高鳴る。だから、待ち人でなかった時の落胆といったらない。
「早くこいよ……」
ぼそっと、久が誰にも聞こえないようなか細い声でつぶやく。
また、店の扉が開く音がした。
ーーー今度こそは。
久は扉の方へ身体ごと向け、期待に満ちた眼で暖簾の開閉を見つめる。
来店客は力也だった。
店に入るなり店内を見渡し久の姿を見つけた力也は、久が座ってる席を指さしながら「ビールよろしく」とカウンターの店主に声をかけ、久のもとにやってきた。
「お疲れ」
「わるい。待ったか」
「いや、俺も今来たところだ。まだビールしか頼んでない」
力也は背中に背負っている小型冷蔵庫くらいの楽器ケースを下ろし席に着いた。
いつも思うが、その中には何本のトランペットが入ってるんだろうと久は思っているが、今更感が拭えず未だ質問したことはない。
「腹減ってんだ。たまるもん食いたい」
席に着くなり、自分の空腹アピールをしてくる力也は昔と全く変わらない。学生時代も本当によく食うやつだったよな。
入店時に頼んだビールがおしぼりと一緒に運ばれてきたタイミングで、料理を注文した。
蒸し枝豆、名物のカツオ刺身、鶏のからあげ、焼き鳥盛り合わせ、腹減り野郎にはもってこいの焼き豚チャーハンだ。
この店は特にこだわりがあるわけではなく、店主の気まぐれ料理で成り立っている。客がリクエストして材料があればなんでも作ってくれる。そんなシステムなので和食、洋食、中華などなどあらゆる料理がそろっている。
「「乾杯!!」」
喉を落ちていくゴクっという音にあわせ「っかぁー、うまい!」という力也の声が久の耳にこだまする。
学生の時とは違う、中年になったことで力也の声にも幾分か渋みが出てきたように思う。力也の声は学生の頃から先生たちにいい声だと言われていた。そのバリトンボイスは、今も健在だった。
「そろそろ大学には慣れてきたか?」
「まあ、ぼちぼちな。おまえは、なんか今年から主任業務もやってんだろ」
「あーね。ぼちぼち」
二人して同じ反応で返す。
なんともどっちつかずな答えなのだが、この二人はこれで会話が成立する。ある意味、二人は似た者同士なのだと思う。顔は全くと言っていいほど、似ていないけどな。
大学を卒業してから15年という月日が経った。
卒業以来、一度も顔を会わせずに、少しの連絡すらも取らなかった俺たちが、今こうして酒を酌み交わしている。その事実に久は心底驚いていた。と同時に、歓喜に湧いていた。
これは何かのめぐり合わせなのかもしれない。
そう思わずにはいられない状況に、力也と過ごした学生時代の出来事を最近よく思い出すようになった。自然と脳裏にポンポンと蘇ってくるのは決まって、二人で酒の飲んでる時だった。
「なに、ニヤついてんだよ」
久の表情を目ざとく察知する力也に突っ込まれた。
「いや、なんでもない。ちょっと、昔の……学生の時のことを思い出してただけだ」
残り数センチだけ残っていたビールを一気に煽った久は、ハイボールを注文する。
久の言葉に一瞬だけ動揺した力也も、半分程残っていたビールを一気に煽り、「俺も同じのください」と店主へ告げた。
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