転生したら召喚獣になったらしい

獅月@体調不良

文字の大きさ
139 / 276
一章 聖獣への道のり編

12

しおりを挟む
~ シロ 視点 ~

 
どんな姿でも愛せる自信はあった
子が出来なくともまた考えればいい
そう頭の片隅で思ってたのだが、
番を前に理性が強くないのは雄の性

やっとコウガに触られる事に興奮しきって
さっさと行為へと流れた俺は、急に冷静になるように頭の血は下がる

『 はぅ、ぁ、ぁ、んっ……! 』

「( これは、不味くないか…… )」

心が不安定なのを知ってるから、言われた通りに出来るだけ優しく抱こうと 
舌と手で愛撫をし、緊張含めてといたのはいいが
コウガは欲に溺れ、何度か吐き出した精子で自分の身体を汚し、俺が幼くなった陰茎を掴み緩く触る度に
その華奢な腰は震え、元々俺よりもずっと小さくて丸い耳は後ろへと下がり、それに比べて毛量の多い尻尾はピクピクと震える

その様子は、いい大人が無知な少年を襲ってるような感じに思え
腰に来る重みより、冷める頭に頭痛すら感じる
 
「( なんで、こんな可愛いんだ…… )」

だからと言って欲が無くなるのではなく
その真逆で、自分の下半身にある雄が勃起し硬くなるのを冷静に気付いてる状態だ

『 はぁー、 ン…… 』

小さい唇を重ね、濡れた舌を重なり合わせ
絡ませる度に甘い吐息は漏れ
甘ったるい唾液を咥内に感じる度に、触れてもないのにはち切れそう 
出来れば挿入まで我慢してから、達したいのだが
こんな可愛い姿を見てりゃ性欲の方が勝る

さすが雄、そう自身で思っては
舌を程き唾液が繋がり銀の糸がプツリと途切れるのを見ては唇を舐め、耳元へと顔を寄せる

「 もう、入れてぇ…… 」

『 っ……!ん、んぅ…… 』

もう優しく抱くのには限界がある、啼くほどに犯して突き上げて擦りたい欲に、負けたと思った時には細い脚を開き孔へと亀頭を押し付けていた

『 はぁ、シロ……きて…… 』

「( っ、脳内再生繰り返す…… )」

きて、って……そんな可愛かくおねだりされたら 
既に膨張してる陰茎はもっと太く熱くなる 
浮き上がる血管と共に硬い雄を突き刺すのは、痛がりそうで抵抗はあるが

負けた、直ぐに俺の理性は消えて雄の交尾モードへと入る

「 あぁ、力抜けよ…… 」

『 クゥン、ンッ、いっ、あぁっ!! 』

まだ膨張が不完全な時に挿入すれば痛みも少ないだろ、だが完勃起させたのが悪い
中で膨張して抜けることのないはずだった陰茎を挿入するのだから痛むだろ 
俺の腕に爪を立てたコウガに、笑みを浮かべては中を突き進み肉壁を開き抉るように腰を埋めていく

『 ぐっ、ンンッ! 』

「 はぁ…… 」

幼い身体には似合わない陰茎、腹下へと手を当てればぼっこりと形が諸に分かり
それが愛らしく手を離し、片腕でシーツを掴み
反対の腕は肩を掴めば腰を曲げたまま前後に浅く揺らす

『 あぁっ!ぁ、アッ!んっ、ぁ! 』

「 ハァー……ン…… 」

肉壁が開いたり閉じたりを強弱付け繰り返す事に、感じる気持ちよさに息は荒くなり
次第に揺らす速度は上がる

『 あ、あっ!キツッ、くるしっ、ぁ、んぅ!んっ、ぁ! 』

「( 根元まで入れたら苦しいか……半分か )」

グッと奥に挿入し、直腸を押し上げれば嫌がる様子に今は慣れるまで半分までにするために腰を下げ
揺らすも其でもフェンリルに比例したようにデカい陰茎は腹ボテにしながら擦り上げる

『 そん、な、こすられ、たら、ぁあっ!いっ、ぁ!ひっ!!ぐっ!! 』

「 ンッ……はっ、っ……可愛い…… 」

『 だめ、ぁあっ! 』 

動く脚すら止まり、太股から爪先に掛けて力を込めたコウガはまた射精し
俺の腹を汚す事さえ気にもせず、何度も突くだけで漏らしていく
灰色かかったまだ黒髪が残る髪を乱し、唾液を拭く事なく口元から垂れ、欲に溺れた表情は興奮する

動きやすいよう、自らの上半身を起こし
白く華奢な腰に触れ片手は陰茎を持ち擦りながら、腰を揺らせばコウガは布団のシーツを掴み腰を反りながら欲を吐き出し 
首から顔を真っ赤に染め上げ、淫らに喘ぐ

「( すげ、興奮する…… )」

『 あぁっ、あっ!ひっ、アァ、ンッ、ンンッ!  』

そのまま中へと射精し、溜まる精子を気にする余裕なく 

何度も何度もその幼い身体へと俺の形をしっかり覚えるまで、犯しては
優しくキスを落とし、頬へと舐め笑みを溢す

こんなにも愛しいものがあるなんて
俺は初めて知ったと改めて思うほどに
可愛くて仕方なかった

「 おやすみ、コウガ…… 」

涙で濡れた頬を舐め、髪へと口付けを落としてから
気を失うように眠りについた彼の身体に布団を被せ横になる

「( ……落ち着いたら、俺達の宝を奪い返す方法でも一緒に考えよう。それまでゆっくり寝るといい )」

俺達を奪った者は許さないが、怒りや恨みは無意味な争いを生むだけ
それに俺は正直、子が居なくてもいいと思っているんだ
死ぬことの無い聖獣が新たな命を望むより、
只一人のパートナーと添い遂げていれば
他に望むもなんて何もないだろ、形ある宝は確かに大事だが
見えなくとも、気付かなくとも、当たり前のように傍にいる温もりを感じてるだけが俺は好きだと思う

まぁ、まだ考えの幼い彼奴には分からないだろうがその内きっと分かる日は来るだろう

子も欲しいが、俺は御前が傍にいれば十分なんだ
しおりを挟む
感想 64

あなたにおすすめの小説

愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない

了承
BL
卒業パーティー。 皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。 青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。 皇子が目を向けた、その瞬間——。 「この瞬間だと思った。」 すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。   IFストーリーあり 誤字あれば報告お願いします!

氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された

楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。 何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。 記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。 ---------- ※注) かっこいい攻はいません。 タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意! 貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。 ハッピーエンドです。 激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします! 全16話 完結済み/現在毎日更新予定 他サイトにも同作品を投稿しています。 様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。 初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!

身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される

秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました! 最終17位でした!応援ありがとうございます! あらすじ 魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。 ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。 死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――? 傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。

異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします

み馬下諒
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。 わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!? これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。 おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。 ※ 造語、出産描写あり。前置き長め。第21話に登場人物紹介を載せました。 ★お試し読みは第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★ ★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★

公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜

上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。 体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。 両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。 せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない? しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……? どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに? 偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも? ……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない?? ――― 病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。 ※別名義で連載していた作品になります。 (名義を統合しこちらに移動することになりました)

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新 Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新 プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまいネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください! 表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。 名前が  *   ゆるゆ  になりました。 これからもどうぞよろしくお願い致します! 表紙にはAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。 校正も自力です(笑)

【柳原学園】いやいや、俺は『俺様生徒会長』だから

西園 斎
BL
家の都合で『俺様』を演じてる生徒会長が、生徒会やら風紀やら教師やらから好かれるお話。 演技俺様会長総受け(愛され)/後固定CP *10年以上前の作品を、やや加筆修正していきます

転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。

星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。 前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。 だが図書室の記録が冤罪を覆す。 そしてレイは知る。 聖女ディーンの本当の名はアキラ。 同じ日本から来た存在だった。 帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。 秘密を共有した二人は、友達になる。 人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。

処理中です...