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二章 宝物捜索 編
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しおりを挟む一人で何度達してるのか、それすら数えてない程にシロの身体は自らの精子で汚れ、先走りではなく精子が付いたままの先端はピクピクと震えている
「 はぁっ、ぁ、はっ…… 」
陰茎から手を離し、玉袋を優しく揉みながら後孔へと入れた指を増やしては
拡げたりして弄る様子は、もう分からないほど頭が廻ってないのだろう
ぱっくりと開いた脚は密かな痙攣をする程度で、シロの意識は何処かに飛んでるようにも見える
呼吸するのがやっとな彼を見ていると、このまま挿入しても平気そうだなと思う
「 はぁっ、くっ、はっ…… 」
ゆっくりと指を抜き、其に合わせてピクリと反応する身体は痙攣したよう小刻みに震え
それを見ながらズボンのベルトに付いた金属部分を外し、ファスナーを下げ、中で勃起してた陰茎を取り出せば、前世で相手に使うことがなかった見慣れた大きさの陰茎に懐かしくなる
結構、シロ程とは言えないが良いものだったんだな、と改めて思えば、尻に触れ開かせてから亀頭を後孔へと押し当てる
「 っ……んっ……ぁ……」
『 放心状態から目が冷めた?……入れるよ、シロ 』
「 はっ、はっ……。コウガ、まて、くれ、これ以上は……こわれる……頭が、ぁ、っ…… 」
それってつまり、気持ちよすぎて理性失ってるって解釈でオーケー?
随分と一人で気持ち良さそうだなって笑えば、身体を曲げ、膝を立たせては押し当て陰茎を滑らせ玉袋から股をなぞる
「 っ!んっ…… 」
『 いいよ、気持ち良くなって……。いつもしてくれる御返し 』
ゆっくりと腰を揺らし、玉袋へと擦り当てれば心地好さに吐息は漏れ、シロの身体は震え視線は此方へと向く
視線の重ならない虚ろの目を一度閉じ、落ち着く為に呼吸をし、もう一度目を開けた時には意識はしっかりしたように見える
「 っ……あぁ、分かった……。御前のくれ…… 」
『 うん、沢山、中を擦るな…… 』
ほらまとまに会話できる事に、シロなりに受けに回ってくれたんだな
どういう心境なのか、終わってから聞けたら聞こうって思う
擦っていた陰茎を下げてもう一度後孔へと当て、亀頭を押し込めば彼は眉を寄せ息を吐く
「 っ、はぁっ…… 」
『 んっ…… 』
流石に何度も感じて達しただけある、ぬるっとしてる内部は既に受け入れる準備が出来たように、
亀頭から陰茎まで招くように入れば、熱くて溶けそうな程に柔らかい肉壁は包み込んできた
『 ハァー、すげっ……シロの中、めっちゃ気持ちいい…… 』
「 んっ、御前の中もいつも……こんな、感じだ…… 」
奥へと進む度に腰が反るのが分かり、骨盤辺りへと触れ軽く揺らせば、彼は息を吐き脚を俺の背中で組む
「 気持ちいいだろ……全部、注ぎたくなる…… 」
『 シロ、なんで……性欲、与えられた"フリ"なんて、したんだ? 』
「 ぁ、あっ、単純に……御前と、話したかった…… 」
やっぱりフリだったんだなーって思いながらゆっくりと腰を揺らしていれば、
彼は上半身を起こし起き上がり、それに合わせて胡座を組めば、膝の上に座ったまま腰を下げた
シロは俺の身体へと腕を巻き抱き締めてくる
「 はぁ、ふかっ…… 」
『 ん、動いて? 』
「 はっ、っ……こうだろ 」
『 そう……。流石、腰使いうまいな…… 』
自ら腰を動かすシロは、片手で前髪を掻き上げ、汗を拭けば、俺の肩に顎を乗せ腰を揺らしまま背中へと触れる
まだ服を着てることが気になるように、反対の手は服を捲り上げようとするのが分かり、
簡単に消しては、笑みを溢したような声は耳に届く
「 でも、本当…御前が、望むなら……。俺が、孕むように……ライフに願ってもいいと思った、それだけ……お前との子は欲しい…… 」
『 へぇ、子供居なくても俺だけ居ればいいんじゃなかった? 』
「 っ、気付いてたのか…… 」
『 そりゃ、シロは……子より、俺を選びそうだし 』
汗を垂らす、シロを見せては軽く口付けを落とし唇を重ねては、後ろへと倒れるように仰向けになり、腹へと座ったままの彼は、見下げてから眉を下げた
「 すまん……。やっぱり、一番は、御前がいいんだ…… 」
『 別にいい……。生まれるまでの時間はかなりあるし、さっさとファフニールから貰って……生まれるまで二人を楽しもうぜ? 』
「 っ!ぁ、あぁ、そうだな…… 」
がんっと下から突き上げた俺に、シロは喘ぎ声を漏らし、自らの腰に片手を置き反対の手は、俺の手の平と重ねれば見せ付けるように腰を動かす
自分で動くシロが男らしいのに色っぽくて、
一瞬凄く綺麗な人にも見えた
本人めっちゃマッチョなのに……
「 はぁっ、腰に……形が、っ、ふかっ、あっ…… 」
『 ふっ……ほら、動いて…… 』
「 っ、やってる……くっ! 」
排泄物が無いからこそ、腰に感じる陰茎の形が生々しく動いたり肉壁を擦るのが分かるだろ?
ほら、もっととばかりに下から動かせば彼はぎゅっと内部を締め付け息を荒くする
どんなに平常心保とうとしても、
何度も達した身体は簡単に快楽を拾うだろ?
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