前世勇者の世直し人生〜400年前に死んだ元勇者、この世界に物申す!〜

霧ノ丘 零

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1章:新たな人生編

4話,元勇者、ダンジョン帰りに、美青年騎士と遭遇する

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  「いやー、スカッとしたわ~!!!」

俺は今、ダンジョンから小屋へ戻っている道中。あの後、Gをぶっ倒したことに感動を噛み締めた後、オーガのコアなどなど、収穫したドロップ品をアイテムボックスに入れ終わると、速攻でこのクソダンジョンのダンジョンコアを破壊!!

  「あんなのが最古からのダンジョンって・・・あんなの、と一緒じゃん」

あー、期待して大損だー、ってめっちゃ気落としたな。まあ、この後は、小屋の中でのんびり過ごすかなー。

 

  「・・・・おい、本当にこの森で合ってるのか?」

  「はい、団長。ですが・・・見当たりませんね」

  「えー、コレどうすんですかー? オレら説教確定っすか?!」


―――――――ん? なんか声聞こえるな・・・。西のほうか?

こんな森に入ってくるやつなんて、そーとーな物好きだな。雑魚モンスターしかいないんですけどね~。

 「・・・ま、スルーしよう。さぁて、ごーろごろタ~イム・・」

 「!!!」

 魔物の気配? おっかしーなー。ここらへんのはほぼ狩ったと思ったんだがな~・・・

いやー、うっかりうっかり。やっぱ5歳だもんな、うんうん。

 「なんでここにオークの大群が!?」

 「ど、どうしましょう団長!!?」

 「と、とりあえず倒すしかない!」

 ・・・・・・あー、あいつら大丈夫かな~。ここらへんのオークはちょっとやばいからな・・・。

「・・しょうがない、助けに行ってやるか」

どうしても、元勇者のプライドが残るか。まあ、いいや。


ーーーーーーーーー

「うぐっ! 何なんだこいつらは!! そこらのオークじゃねえっすよ!?」

弓で矢を放ちながら逃げ回っているのは、王国騎士団団員、ハント。一応は全能力値B~A、レベルは72。弓使いの素質があるが・・・全然才能が開花してない。全然ダメージが与えられてないじゃないか!?

「ハント、とりあえず逃げ続けろ!! もしかしたら突然変異のオークかもしれない!」

そう言いながら大剣で攻撃を交わし続けている美青年は、王国騎士団団長、カエサル。全能力値オールA。レベルも99と一応は高いが・・・こいつもただ大剣を振り回してるだけ。前の俺の国では、歩兵でもまともな太刀筋だったんだが・・・・。

「二人共、今魔法を練り上げてます! それまで耐えてください!!」

後方には、魔術支援のロン。今練り上げている魔法はどうやら中級魔法らしいが、、、

「あ、あれ!? 僕の魔法が効いてない?!」

炎魔法がオークに命中!・・・ポシュ~。ダメージ0。
あらら。まあ、今の威力じゃそんなもんだ。下級魔法使えばいいのに。

そんなこんなで、今俺は茂みのそばから戦いを観察中です。にしても・・・

「この世界のレベル、低すぎね? え、大丈夫かな、この時代・・・」

それにしても、このままじゃマジで死にそうなので・・・少し手を貸すことにした。

「・・・【気配遮断】、【火の矢《ファイヤアロー》】」

狙いを定めて・・・打つ!

《ブヒァー!》《ギャー!!》

オーク共、100匹ぐらいいたな。人間襲ってどんな楽しみがあるってんだ。

「・・・や、やったのか?」

「はい・・・。でも、僕魔法で攻撃してません・・・」

「オレもっす・・・」

よし、終わった~。さて、今度こそ帰ろ・・・

                   ミシッ!

「あ」

「! そこに誰かいるのか!?」

あー・・・やっちったー・・・。どうしようかな。

(さっさと帰りたいんだけど・・・しゃーない、可愛いアピールしてさっさと帰ろう)

俺は意を決して、彼らの前に姿を表したのだった。

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