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⑳マーガレットの朗読会
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カタリンにとって2度目の王族主催のだ。1度目はマーガレットがマリカを叩くのを阻止して未来を変えることに成功した。まあ、今回は何も起こらないと思うのだが油断をせずに注意を周りに向けておけばまず、大丈夫だろう。
「マーガレット様」
振り向くと一人の美しいご令嬢が立っていた。
「どちら様ですか?」
マーガレットが穏やかな表情で尋ねる。
「私はキシュ伯爵家のサリカと申します」
そっとソジャコッドとカタリンがマーガレットの側に立つ。
「なにか御用?」
マーガレットが聞き返すと
「姉のマリカが色々とマーガレット様にご迷惑をおかけしたようで誠に申し訳ございませんでした」
「あら、何のことかしら。私は何も迷惑は受けておりませんよ」
「そうですか、それでしたら構わないのですが」
「あまり考えすぎないようにねサリカ様」
そ言うとマーガレットはその場を離れる。
思っていたマーガレットと違って
意外に優しかったので、サリカはホッとしていた。
殺さなくて良かったと・・。
和やかにパーティーは進み、王太子のスミデルもいろんなところに顔を出して精力的に動いていた。
そして国王陛下の側近で財務大臣のカミュが、静かだがよく通る声で会場の皆に話しかける。
「ご来場の皆様、本日はお越し頂きありがとうごいます」
カミュがマーガレットを手招きする。
「これより別室にて、バロウ公爵家のマーガレット様による朗読会を行います。興味のある方はどうぞあちらの部屋へ移動されて下さいませ」
意外にもぞろぞろと皆が部屋へ向かい始める。
「カタリン、これはすごい人気だな」
「ああ、この前の学校での芝居が噂になっていたんだろう」
緊張の中、マーガレットが用意された椅子に座り、観客用に並べられた椅子もすぐに埋まって座れない者は、立ち見になってしまった。
部屋の明かりは少しだけ暗くして、いよいよマーガレットの朗読会が始まった。
マーガレットが静かに話し始めた。
「昔々あるところに、おじいさんと孫の男の子が村に住んでいました。ある日、おじいさんと孫はこの辺ではとても高い山へ登山に行きました。」
「山の頂上で持って来たお弁当を食べて、さあ家に帰ろうかとなった時、急に雪が降って来ました」
「雪はあっという間に積もり歩くのも大変なことになってしまい、困っていたところ目の前に山小屋が現れました」
「おじいさんと孫は急いで山小屋に入り、暖を取り、体を寄せ合って夜を過ごしていました。そして二人は深い眠り入って行きました。」
「真夜中、扉をドンドンと叩く音がしました」
「そして吹雪と共に扉があくと、真っ白な服を着た女が立っています。」
「女はぐっすりと眠っているおじいさんの前に来ると頭に手をかざし魂を抜き取り口に入れて食べてしましました。」
「次に女は孫の魂を食べようと孫を見ると、孫は目を覚ましており女の顔をジッと見つめております。」
「小僧、お前は私が怖くはないのか?そう尋ねると孫は、お姉さん綺麗・・そう言いました。」
「意外な言葉を聞いた女は孫に、これは夢である。忘れてしまいなさい。そう言って、小屋から出て行きました。」
「翌日、おじいさんと孫が帰って来ないのを心配した村の者が探しに来て、小屋の中にいたおじいさんと孫を発見した。」
「おじいさんは凍死、孫の体も冷たくなっていましたが孫は一命をとりとめ無事でした」
「それから月日が経ち、孫は立派な青年となりました。」
「ある日、丘の上にある城に、一人の貴族がいたのですが、その貴族が使用人を募集していると村中にお触れが出ました。しかし村の者は気味悪がって誰もお城で働こうとしませんでした。」
「孫は面接に行きました。初めてその貴族を見た青年は、まるで女のようにきれいな男性だと思いました。」
「青年は使用人として採用され、その城に住み込むこととなりました。」
「それから二人きりの生活が始まり青年は時々、食料や生活必需品を買いに街へ降りていたのですがある日、城に戻る途中で野盗に襲われて、人質にされてしまいました。」
「貴族の元へ野盗から使いの者がやって来て、使用人を返してほしければ有り金を全て渡せと・・・言って来ました。」
「貴族はわかったと返事をして、明日連れて来るようにと約束を交わしました。」
「翌日、野盗たちは青年を紐で縛って引き連れて、城にやって来ました。」
「野盗の首領が言いました。」
「金は用意したか?」
「ああ、ここにある」
「テーブルの上には金貨が山積みになっていました」
「野盗の手下が金貨が本物かどうか確かめました」
「本物です。手下が返事をしました」
「野盗が確かめたのを見て、貴族が言いました。さあ、私の使用人を返せ、と」
「その時、野盗の一人がこう言って叫びました。」
「ボス、この貴族は女ですぜ」
「野盗たちの目の色がかわりました」
「青年は貴族がうすうす女性ではないかと感じていたので、この状況に焦りました。そして叫んだのです」
「旦那様、お逃げ下さい、と」
「次の瞬間、青年のお腹から刀が突き出ていました。」
「うるせえぞ、お前はもう用済みだ」
「そう言って青年の体に突き刺した刀を引き抜いて野盗の首領は笑っていました」
「青年は膝から崩れ落ちて地面に倒れて行きました」
「貴族は長い髪をうなじのあたりで紐で留めていたのですがそれを取られて、髪がほどけ、まさに女のようになっていました。」
「青年は薄れゆく意識の中で貴族を見ていました。そして気がついたのです。あの時の女の人だと」
「そして青年の目から涙がこぼれ、力の限り叫びました。逃げて下さい、と」
「青年の声は小さくて野盗たちには聞こえませんでしたが」
「女には、はっきりと聞こえていました」
「女の服を脱がそうとしていた野盗の腕が急に冷たくなり凍っていました」
「うわあー、う、腕があー」
「腕がポキっと折れていました。」
「野盗たちが気がつくと、目の前には男装の貴族ではなく、白い着物を来た美しい女が立っていました」
「なんだこれは!おい!この女を殺してしまえ!」
「首領が手下たちに命令をすると一斉に女に向かって刀を向けて襲いかかって行きました」
「しかし女に近づく前に男たちは凍って粉々になって死んで行きました」
「残るは首領だけ。首領は慌てて城から逃げようと出口へ向かって走っていましたが、女の右手には細長い氷柱が握られており」
「力いっぱい首領に向かって投げていました」
「氷柱は首領の背中に突き刺さり、首領は絶命しました」
「女は青年の側にいき抱き起こしました」
「私を覚えていたのだな」
「はい」
「・・・」
「最後にもう一度あなたに会えて・・・よかっ・・・た」
「冷たくなった青年の体を抱きかかえながら、女は涙を流しました」
「女の涙はとても温かく、泣き続けると自分の体が消えてしまうのがわかっていたのに、泣かずにはいられなかった」
「女は自分の体が消える間際に青年に言いました」
「次は人間に生まれ変わるから、その時は一緒に暮らそう」
「そして女の姿は青年の亡骸を残して消えて行きました」
「そして100年後、ある小さな村で一人の若者が住む家の前で、旅の娘が体調を崩していたところを若者が気がついて、その娘に声をかけました」
「大丈夫ですか?若者が声を掛けると」
「娘は、ちょっと旅の疲れがでたようですと言いました」
「若者は娘の顔を見つめてじっとしていました」
「娘は若者に尋ねました。私の顔に何かついているのですか?と」
「いいえ、ただなんとなく懐かしく感じただけですと答え、良かったら縁側で少し休んで行きなさいと言いました。」
「娘は頷くとそっと指で目尻の涙を拭きました」
「終わり」
静かに聞き入っていた観客たちは拍手喝采。中には涙ぐむご令嬢もいた。
マーガレットは静かに椅子から立ち上がりお辞儀をした。
夜、カタリンはベッドの上でこれからの事を考えていた。
「もうギロチン台の未来はないだろう。マーガレット様の性格はもう完全に昔と違っている」
「マーガレット様がマリカ・キシュの頬を叩くのを、私が防いだのが始まりで、悪い流れが全て変ったようだ」
カタリンは掛け布団を口元まで掛けてニヤニヤした。
「この世界は嫌いじゃない。だから幸せに生きられるなら、この世界もまんざらでもないわね」
「マーガレット様」
振り向くと一人の美しいご令嬢が立っていた。
「どちら様ですか?」
マーガレットが穏やかな表情で尋ねる。
「私はキシュ伯爵家のサリカと申します」
そっとソジャコッドとカタリンがマーガレットの側に立つ。
「なにか御用?」
マーガレットが聞き返すと
「姉のマリカが色々とマーガレット様にご迷惑をおかけしたようで誠に申し訳ございませんでした」
「あら、何のことかしら。私は何も迷惑は受けておりませんよ」
「そうですか、それでしたら構わないのですが」
「あまり考えすぎないようにねサリカ様」
そ言うとマーガレットはその場を離れる。
思っていたマーガレットと違って
意外に優しかったので、サリカはホッとしていた。
殺さなくて良かったと・・。
和やかにパーティーは進み、王太子のスミデルもいろんなところに顔を出して精力的に動いていた。
そして国王陛下の側近で財務大臣のカミュが、静かだがよく通る声で会場の皆に話しかける。
「ご来場の皆様、本日はお越し頂きありがとうごいます」
カミュがマーガレットを手招きする。
「これより別室にて、バロウ公爵家のマーガレット様による朗読会を行います。興味のある方はどうぞあちらの部屋へ移動されて下さいませ」
意外にもぞろぞろと皆が部屋へ向かい始める。
「カタリン、これはすごい人気だな」
「ああ、この前の学校での芝居が噂になっていたんだろう」
緊張の中、マーガレットが用意された椅子に座り、観客用に並べられた椅子もすぐに埋まって座れない者は、立ち見になってしまった。
部屋の明かりは少しだけ暗くして、いよいよマーガレットの朗読会が始まった。
マーガレットが静かに話し始めた。
「昔々あるところに、おじいさんと孫の男の子が村に住んでいました。ある日、おじいさんと孫はこの辺ではとても高い山へ登山に行きました。」
「山の頂上で持って来たお弁当を食べて、さあ家に帰ろうかとなった時、急に雪が降って来ました」
「雪はあっという間に積もり歩くのも大変なことになってしまい、困っていたところ目の前に山小屋が現れました」
「おじいさんと孫は急いで山小屋に入り、暖を取り、体を寄せ合って夜を過ごしていました。そして二人は深い眠り入って行きました。」
「真夜中、扉をドンドンと叩く音がしました」
「そして吹雪と共に扉があくと、真っ白な服を着た女が立っています。」
「女はぐっすりと眠っているおじいさんの前に来ると頭に手をかざし魂を抜き取り口に入れて食べてしましました。」
「次に女は孫の魂を食べようと孫を見ると、孫は目を覚ましており女の顔をジッと見つめております。」
「小僧、お前は私が怖くはないのか?そう尋ねると孫は、お姉さん綺麗・・そう言いました。」
「意外な言葉を聞いた女は孫に、これは夢である。忘れてしまいなさい。そう言って、小屋から出て行きました。」
「翌日、おじいさんと孫が帰って来ないのを心配した村の者が探しに来て、小屋の中にいたおじいさんと孫を発見した。」
「おじいさんは凍死、孫の体も冷たくなっていましたが孫は一命をとりとめ無事でした」
「それから月日が経ち、孫は立派な青年となりました。」
「ある日、丘の上にある城に、一人の貴族がいたのですが、その貴族が使用人を募集していると村中にお触れが出ました。しかし村の者は気味悪がって誰もお城で働こうとしませんでした。」
「孫は面接に行きました。初めてその貴族を見た青年は、まるで女のようにきれいな男性だと思いました。」
「青年は使用人として採用され、その城に住み込むこととなりました。」
「それから二人きりの生活が始まり青年は時々、食料や生活必需品を買いに街へ降りていたのですがある日、城に戻る途中で野盗に襲われて、人質にされてしまいました。」
「貴族の元へ野盗から使いの者がやって来て、使用人を返してほしければ有り金を全て渡せと・・・言って来ました。」
「貴族はわかったと返事をして、明日連れて来るようにと約束を交わしました。」
「翌日、野盗たちは青年を紐で縛って引き連れて、城にやって来ました。」
「野盗の首領が言いました。」
「金は用意したか?」
「ああ、ここにある」
「テーブルの上には金貨が山積みになっていました」
「野盗の手下が金貨が本物かどうか確かめました」
「本物です。手下が返事をしました」
「野盗が確かめたのを見て、貴族が言いました。さあ、私の使用人を返せ、と」
「その時、野盗の一人がこう言って叫びました。」
「ボス、この貴族は女ですぜ」
「野盗たちの目の色がかわりました」
「青年は貴族がうすうす女性ではないかと感じていたので、この状況に焦りました。そして叫んだのです」
「旦那様、お逃げ下さい、と」
「次の瞬間、青年のお腹から刀が突き出ていました。」
「うるせえぞ、お前はもう用済みだ」
「そう言って青年の体に突き刺した刀を引き抜いて野盗の首領は笑っていました」
「青年は膝から崩れ落ちて地面に倒れて行きました」
「貴族は長い髪をうなじのあたりで紐で留めていたのですがそれを取られて、髪がほどけ、まさに女のようになっていました。」
「青年は薄れゆく意識の中で貴族を見ていました。そして気がついたのです。あの時の女の人だと」
「そして青年の目から涙がこぼれ、力の限り叫びました。逃げて下さい、と」
「青年の声は小さくて野盗たちには聞こえませんでしたが」
「女には、はっきりと聞こえていました」
「女の服を脱がそうとしていた野盗の腕が急に冷たくなり凍っていました」
「うわあー、う、腕があー」
「腕がポキっと折れていました。」
「野盗たちが気がつくと、目の前には男装の貴族ではなく、白い着物を来た美しい女が立っていました」
「なんだこれは!おい!この女を殺してしまえ!」
「首領が手下たちに命令をすると一斉に女に向かって刀を向けて襲いかかって行きました」
「しかし女に近づく前に男たちは凍って粉々になって死んで行きました」
「残るは首領だけ。首領は慌てて城から逃げようと出口へ向かって走っていましたが、女の右手には細長い氷柱が握られており」
「力いっぱい首領に向かって投げていました」
「氷柱は首領の背中に突き刺さり、首領は絶命しました」
「女は青年の側にいき抱き起こしました」
「私を覚えていたのだな」
「はい」
「・・・」
「最後にもう一度あなたに会えて・・・よかっ・・・た」
「冷たくなった青年の体を抱きかかえながら、女は涙を流しました」
「女の涙はとても温かく、泣き続けると自分の体が消えてしまうのがわかっていたのに、泣かずにはいられなかった」
「女は自分の体が消える間際に青年に言いました」
「次は人間に生まれ変わるから、その時は一緒に暮らそう」
「そして女の姿は青年の亡骸を残して消えて行きました」
「そして100年後、ある小さな村で一人の若者が住む家の前で、旅の娘が体調を崩していたところを若者が気がついて、その娘に声をかけました」
「大丈夫ですか?若者が声を掛けると」
「娘は、ちょっと旅の疲れがでたようですと言いました」
「若者は娘の顔を見つめてじっとしていました」
「娘は若者に尋ねました。私の顔に何かついているのですか?と」
「いいえ、ただなんとなく懐かしく感じただけですと答え、良かったら縁側で少し休んで行きなさいと言いました。」
「娘は頷くとそっと指で目尻の涙を拭きました」
「終わり」
静かに聞き入っていた観客たちは拍手喝采。中には涙ぐむご令嬢もいた。
マーガレットは静かに椅子から立ち上がりお辞儀をした。
夜、カタリンはベッドの上でこれからの事を考えていた。
「もうギロチン台の未来はないだろう。マーガレット様の性格はもう完全に昔と違っている」
「マーガレット様がマリカ・キシュの頬を叩くのを、私が防いだのが始まりで、悪い流れが全て変ったようだ」
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