28 / 148
第1部1章 はじめてづくし
026 ゴブリン掃討戦後始末
しおりを挟む
相手の戦闘要員は全滅したのだろう。こちらに向かってくる者はおらず、ゴブリンの野営地は混乱している。
ヒュンッ!
矢の放たれる音がした。
放ったのはいつの間にか姿を現した狩人ステンさんだった。
小さなゴブリンを連れて逃げようとしていたゴブリンが倒れ込んだ。
彼(彼女?)は武装していなくて、ボロ布でつつんだ片手は手首から先がないようだった。
多分、先日、俺が手首を切ったやつだろう。
「後始末をしないといけません。負傷者の手当をする人以外は手伝ってください」
ステンさんは二の矢で小さなゴブリンも射つと、さらに矢をつがえながら叫ぶ。
ミカさんが俺のところの駆け寄ってきて、残りの2人はステンさんについていく。
「大丈夫? あたしがてまどったせいで……足も背中もお腹も痛いよね。ごめんね。ごめんね」
泣きながら俺の鎧を外すと傷を自分のハンカチらしき布でおさえたり、服の一部を割いたものを使ってしばったりしてくれる。
ちゃんとハンカチとか持っているところが女の子だよな。
ミカさんはくりっとした大きな目をしている。無茶苦茶な美人というわけではないけど、クラスに居たら男女問わず人気が出そうな娘だ。まぁ、俺、男子校だから、そんな夢のような青春はゲームの中にしか存在しないものだと思ってるけど。
彼女がうつむくと、肩まで伸びた髪が顔を隠してしまう。もうちょっとよく見ていたいのになんか残念だ。
なんか可愛いなぁ……いや吊り橋効果ってやつなのか。よくわからない。矢が刺さって熱くなったのは太ももと背中と脇腹だけなのに、顔まで熱くなってきた。あれ、気づいていないだけで、もしかして、顔にも何か刺さってる?
「あのさ、俺、生きて帰れたら君と……」
「いつでもデートくらいしてあげるから、変なフラグ立てないでっ!」
泣き笑い顔でミカさんがささやく。
遠くでサゴさんとステンさんの言い争いの声が聞こえる。
「無抵抗だし、ゴブリンと言えども幼いんですよっ!」
「私たちはこの地で生きていかないといけないんです。禍根の種は残しておけないんだっ!」
チュウジの声がそこに加わる。
「我にまかせよ。我は非情な暗黒の騎士。この地をゴブリン共の血で染め抜こうではないか。全て黒衣の女神への贄としてやろう」
ゴブリンだって生物だから、子どもがいる。
事前にわかっていたはずだし、こうなることも十分頭ではわかっていた。でも、その現場に居合わせると、こんなのはあまり楽しくない。
怪我をして動けないのは幸いだ。
そして、そんなことを思ってしまう俺は卑怯者だ。
でも、今は卑怯者で居させてほしい。遅れて襲ってきた痛みを必死に堪えながら、俺は目をつぶった……。
すべてが終わったとおぼしきあとに目が覚めた。あたり一面血なまぐさい。
目覚めた俺は木と布を噛ませられる。
捕虜になったわけではないのに、何が起こってるんだろう。
「……矢を抜きますよ。我慢してください」
誰かが手を握ってくれている。柔らかくて温かい手だ。
激痛、木がおれんばかりに噛みしめる。涙が流れる。
この痛みは手を汚すことをこばんだ俺に対する罰なのか。
手を握る。
再び激痛。スイッチを押すと、動く人形のように俺は動いている。
手を握りしめる。握りしめた手に水滴が落ちる。
そして、意識をうしなう……。
夢を見た。
俺は鬼ヶ島で暮らしている鬼で友だち鬼と必死に逃げている。
友だち鬼が倒れると、悪鬼のような顔をした桃太郎がその頭を踏み潰した。
俺はキジに腿をついばまれ、犬に脇腹をかじられ、サルは俺の背中にぐりぐりと錐をねじこんだ……。
俺は泣き叫ぶ。
泣き叫びながらも冷静に夢にツッコミをいれる。
陳腐だよ、こんなの。
錐をねじ込まれた俺の意識は遠のき……。
再び目を覚ますと、ミカさんがすぐ横についていてくれた。泣きはらした顔をしている。
「目、覚めた? 大丈夫、矢は抜けたよ。よく頑張ったね。本当はもうすこし休ませてあげたいけど……動ける? 暗くなると野生動物が来るから、その前に移動しないといけないってステンさんが」
「大丈夫だよ、ありがとう」
「良かったぁ。脇腹のは掠めただけで内蔵とかに刺さったりしていないから傷が閉じれば比較的すぐに回復するって。太ももと背中もそこまでひどくないみたい」
「手、握っててくれたのミカさん?」
彼女はこくりとうなずく。
「手、痛かったでしょ? ごめんね」
彼女はふるふると首を横にふる。
「ありがとう。手、握っててくれたから耐えられた、と思うんだ。今度、尻に矢が突き刺さったときもお願いね」
「ばかっ」
ミカさんはぷいっと横を向く。
「シカタよ、目が覚めたか。我の暗黒闘気解放を貴様に見せてやりたかったわ」
泣きはらした顔でチュウジが声をかけてくる。
「チュウジ、ありがとな。そして、ごめん。俺、自分がやらずに済んでほっとしている。俺、卑怯者で臆病者だ。ほんとごめん」
「シカタ、お前はただのバカだ。それ以上でもそれ以下でもないから安心しろ」
「ここは火をつけていきます。今日中に村に戻るのは無理そうですから、半分ほど戻ったあたりで火を炊いて一晩過ごしましょう」
ステンさんに返事をすると、俺たちは無言でゴブリンの集落だった場所を後にした。
ヒュンッ!
矢の放たれる音がした。
放ったのはいつの間にか姿を現した狩人ステンさんだった。
小さなゴブリンを連れて逃げようとしていたゴブリンが倒れ込んだ。
彼(彼女?)は武装していなくて、ボロ布でつつんだ片手は手首から先がないようだった。
多分、先日、俺が手首を切ったやつだろう。
「後始末をしないといけません。負傷者の手当をする人以外は手伝ってください」
ステンさんは二の矢で小さなゴブリンも射つと、さらに矢をつがえながら叫ぶ。
ミカさんが俺のところの駆け寄ってきて、残りの2人はステンさんについていく。
「大丈夫? あたしがてまどったせいで……足も背中もお腹も痛いよね。ごめんね。ごめんね」
泣きながら俺の鎧を外すと傷を自分のハンカチらしき布でおさえたり、服の一部を割いたものを使ってしばったりしてくれる。
ちゃんとハンカチとか持っているところが女の子だよな。
ミカさんはくりっとした大きな目をしている。無茶苦茶な美人というわけではないけど、クラスに居たら男女問わず人気が出そうな娘だ。まぁ、俺、男子校だから、そんな夢のような青春はゲームの中にしか存在しないものだと思ってるけど。
彼女がうつむくと、肩まで伸びた髪が顔を隠してしまう。もうちょっとよく見ていたいのになんか残念だ。
なんか可愛いなぁ……いや吊り橋効果ってやつなのか。よくわからない。矢が刺さって熱くなったのは太ももと背中と脇腹だけなのに、顔まで熱くなってきた。あれ、気づいていないだけで、もしかして、顔にも何か刺さってる?
「あのさ、俺、生きて帰れたら君と……」
「いつでもデートくらいしてあげるから、変なフラグ立てないでっ!」
泣き笑い顔でミカさんがささやく。
遠くでサゴさんとステンさんの言い争いの声が聞こえる。
「無抵抗だし、ゴブリンと言えども幼いんですよっ!」
「私たちはこの地で生きていかないといけないんです。禍根の種は残しておけないんだっ!」
チュウジの声がそこに加わる。
「我にまかせよ。我は非情な暗黒の騎士。この地をゴブリン共の血で染め抜こうではないか。全て黒衣の女神への贄としてやろう」
ゴブリンだって生物だから、子どもがいる。
事前にわかっていたはずだし、こうなることも十分頭ではわかっていた。でも、その現場に居合わせると、こんなのはあまり楽しくない。
怪我をして動けないのは幸いだ。
そして、そんなことを思ってしまう俺は卑怯者だ。
でも、今は卑怯者で居させてほしい。遅れて襲ってきた痛みを必死に堪えながら、俺は目をつぶった……。
すべてが終わったとおぼしきあとに目が覚めた。あたり一面血なまぐさい。
目覚めた俺は木と布を噛ませられる。
捕虜になったわけではないのに、何が起こってるんだろう。
「……矢を抜きますよ。我慢してください」
誰かが手を握ってくれている。柔らかくて温かい手だ。
激痛、木がおれんばかりに噛みしめる。涙が流れる。
この痛みは手を汚すことをこばんだ俺に対する罰なのか。
手を握る。
再び激痛。スイッチを押すと、動く人形のように俺は動いている。
手を握りしめる。握りしめた手に水滴が落ちる。
そして、意識をうしなう……。
夢を見た。
俺は鬼ヶ島で暮らしている鬼で友だち鬼と必死に逃げている。
友だち鬼が倒れると、悪鬼のような顔をした桃太郎がその頭を踏み潰した。
俺はキジに腿をついばまれ、犬に脇腹をかじられ、サルは俺の背中にぐりぐりと錐をねじこんだ……。
俺は泣き叫ぶ。
泣き叫びながらも冷静に夢にツッコミをいれる。
陳腐だよ、こんなの。
錐をねじ込まれた俺の意識は遠のき……。
再び目を覚ますと、ミカさんがすぐ横についていてくれた。泣きはらした顔をしている。
「目、覚めた? 大丈夫、矢は抜けたよ。よく頑張ったね。本当はもうすこし休ませてあげたいけど……動ける? 暗くなると野生動物が来るから、その前に移動しないといけないってステンさんが」
「大丈夫だよ、ありがとう」
「良かったぁ。脇腹のは掠めただけで内蔵とかに刺さったりしていないから傷が閉じれば比較的すぐに回復するって。太ももと背中もそこまでひどくないみたい」
「手、握っててくれたのミカさん?」
彼女はこくりとうなずく。
「手、痛かったでしょ? ごめんね」
彼女はふるふると首を横にふる。
「ありがとう。手、握っててくれたから耐えられた、と思うんだ。今度、尻に矢が突き刺さったときもお願いね」
「ばかっ」
ミカさんはぷいっと横を向く。
「シカタよ、目が覚めたか。我の暗黒闘気解放を貴様に見せてやりたかったわ」
泣きはらした顔でチュウジが声をかけてくる。
「チュウジ、ありがとな。そして、ごめん。俺、自分がやらずに済んでほっとしている。俺、卑怯者で臆病者だ。ほんとごめん」
「シカタ、お前はただのバカだ。それ以上でもそれ以下でもないから安心しろ」
「ここは火をつけていきます。今日中に村に戻るのは無理そうですから、半分ほど戻ったあたりで火を炊いて一晩過ごしましょう」
ステンさんに返事をすると、俺たちは無言でゴブリンの集落だった場所を後にした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる