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47.非難の声を浴びせるクラクション
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胸騒ぎがする。ネイビーブルーの軽自動車が都市のへりをぐるぐると回っていた。
「畜生ここも違う……」
一つの橋ごとに東風はそんな悪態をつく。
「橋」の開く情報は、取引が必要と申請した団体だけに、当日に知らされる。従ってここに居る誰もがそれを知らなかった。
車の中には、横には夏南子が、後ろには壱岐が乗っていた。
月は高く昇っていたから、車窓からは見えない。だがひどく明るい。そしてその光は決して熱を持たない。太陽の光を反射するだけの光。太陽の光を模した。
朱夏、何処にいる?
東風はアクセルを踏む。大気条令のせいで速度は厳しく制限されているが、そんなこと構ったことじゃない。危ないわね、といきなりのスピードアップに夏南子は文句をつける。後ろの壱岐は黙ったままだった。
*
痛え。
ようやくその言葉を津島は思い出した。顔がくすぐったい。だけど頭は痛い。血がゆるゆると流れ落ちる時に頬をくすぐる。緊張感が逆に湧いてくる。
変だよなあ……
気がつくと彼は笑っていた。転んだ拍子にカブの風防が割れていた。
しょーもねえなあ……
転んだのは、信号のせいだった。いつもだったらそこは点滅しないはずだった。「橋」の近くの信号はそうだった。必要な時にしか活動しない。
普通の道路だったら、大丈夫かと事故車に駆け寄ってくる者も居る。だけどここでは誰もいなかった。足が痛い。でも動かなくはない。手も痛い。だけど―――を持てない程ではない。
行かなくちゃ。
津島は思う。何処へ行かなくちゃならないのか、ぼんやりとした彼の頭は具体的な場所を示さない。
ただ、彼の視界には、遠くに、車のライトが列を作っているのが入っただけだった。
……綺麗だなあ……
耳の奥で、まだ声が残っている。あの、月明かりに綺麗な誰か、は自分に囁いたのだ。妙なもので、彼は、そうしなければならない、と思っていた。
ぐらん、と頭がかしいだ。
壱岐さんがこんな俺見たら、怒るだろうな……
ぼんやりした頭の中には、妙に鮮明な記憶がフラッシュバックする。どうしてこんなことまで覚えているのだろう、と言いたくなるほど、その記憶は鮮やかで、事細かだった。
……別に安岐がどう、という訳じゃない……
津島は記憶のすき間を縫うようにして思考が流れるのを感じる。
俺は、今のままで居たいだけなんだ……
ゆっくりゆっくり歩いたとしても、それでも根気良ければ、何とか到着するものである。彼は並んでいる車の横を「橋」に向かって歩いていく。エンジンはかけながら止まっていて、時々のろのろと進む「会社」の車は、横を歩いていく彼にぎょっとした目を向ける。
時にはおい大丈夫か! と窓を開けて心配そうに叫ぶ者も居る。だがそれは津島の耳には届いていなかった。
ダズルの「悪酔い」について、津島は詳しくは知らなかった。
その「悪酔い」が「外」では大した問題にならなかったのは、それがあくまでその人物の関わっている心理的な問題を増幅させるだけのものに過ぎなかったからである。
つまり、もともと、ちょっとつついただけで精神が高揚する者はより高揚し、悩みのある者は、その悩みを倍増させるのである。使った者の精神状態が良ければよりよくなるし、悪ければ最悪になるだけのものである。
そしてそれはあまり幻覚だの妄想だのは引き起こさないので、吸引中に外的な刺激があったとしても、さほど外部に問題を引き起こさないのだ。
壱岐や「会社」の社長はその程度の知識は持っていた。
だが彼らも知らないことはあった。
*
「催眠効果?」
ん、と芳紫はうなづいた。
「吸引中にややこしくない命令をすると、その通りに身体が動いてしまうんだ」
「へー…… それは初耳だ俺」
藍地はテーブルの上のカードを集めながら感心する。
ただ待っているだけ、というのは性に合わない、と二人がカードを持ち出してから、二時間が経っていた。
「HALはそれを知ってるんだ?」
「知らない訳がないでしょ」
芳紫はジョーカーのカードを抜き出してみせた。
*
「安岐…… 火薬の臭いがする」
ヘルメットを外した瞬間、彼女はそう言った。
「火薬? ……俺には判らないけど」
「いや私には判るんだ。……銃だ」
「銃?」
公安が撃ったのか、と安岐は一瞬思った。だが彼も黒の公安は本当の銃は使わないことを知っていた。
では誰が? 彼は朱夏の手を引っ張って、次第に混乱を始める車の列の中へ飛び出していった。
動けない車に比べたらいっそのこと、歩いた方が早い。
突然目の前に飛び出してきた歩行者に、クラクションが非難の声を浴びせる。ちら、と中を見ると、苛立ったドライバーがハンドルを思いきり叩いている。気持ちは判らなくはない。だがそんなこと構っている暇はないのだ。
騒ぎが起きている。そんな好都合なことはない。
「……あれは……」
つぶやく朱夏に安岐は何、と訊ねる。
「あれは、お前の友達じゃないのか?」
「え?」
目を凝らす。安岐の位置からではよくは見えない。
「見えるの朱夏?」
「目も耳も、指向性を絞れば……」
友達。その言葉が彼の耳に引っかかる。朱夏が知っている安岐の友達は一人しかいない。
「津島?」
*
「馬鹿なことは止めて、銃を捨てろ!」
黒の公安長官の低い声が拡声器で増幅される。当初は、その場の責任者である部下の一人が説得を続けていた。だが、そのたびにその騒ぎの中心になっている若い男は、公安に向かって銃を向けるのだ。
もちろんそれは安岐が危惧したとおり、津島だった。
彼は車の間をすり抜け、とうとう「橋」の真ん中にまで来てしまっていた。
「橋」の「外」側に背を向けた彼は、ぼんやりとした視線を漂わせながら、ポケットから当たり前のように銃を取り出した。
それにまず、車から降りた業者の一人が悲鳴を上げた。
「畜生ここも違う……」
一つの橋ごとに東風はそんな悪態をつく。
「橋」の開く情報は、取引が必要と申請した団体だけに、当日に知らされる。従ってここに居る誰もがそれを知らなかった。
車の中には、横には夏南子が、後ろには壱岐が乗っていた。
月は高く昇っていたから、車窓からは見えない。だがひどく明るい。そしてその光は決して熱を持たない。太陽の光を反射するだけの光。太陽の光を模した。
朱夏、何処にいる?
東風はアクセルを踏む。大気条令のせいで速度は厳しく制限されているが、そんなこと構ったことじゃない。危ないわね、といきなりのスピードアップに夏南子は文句をつける。後ろの壱岐は黙ったままだった。
*
痛え。
ようやくその言葉を津島は思い出した。顔がくすぐったい。だけど頭は痛い。血がゆるゆると流れ落ちる時に頬をくすぐる。緊張感が逆に湧いてくる。
変だよなあ……
気がつくと彼は笑っていた。転んだ拍子にカブの風防が割れていた。
しょーもねえなあ……
転んだのは、信号のせいだった。いつもだったらそこは点滅しないはずだった。「橋」の近くの信号はそうだった。必要な時にしか活動しない。
普通の道路だったら、大丈夫かと事故車に駆け寄ってくる者も居る。だけどここでは誰もいなかった。足が痛い。でも動かなくはない。手も痛い。だけど―――を持てない程ではない。
行かなくちゃ。
津島は思う。何処へ行かなくちゃならないのか、ぼんやりとした彼の頭は具体的な場所を示さない。
ただ、彼の視界には、遠くに、車のライトが列を作っているのが入っただけだった。
……綺麗だなあ……
耳の奥で、まだ声が残っている。あの、月明かりに綺麗な誰か、は自分に囁いたのだ。妙なもので、彼は、そうしなければならない、と思っていた。
ぐらん、と頭がかしいだ。
壱岐さんがこんな俺見たら、怒るだろうな……
ぼんやりした頭の中には、妙に鮮明な記憶がフラッシュバックする。どうしてこんなことまで覚えているのだろう、と言いたくなるほど、その記憶は鮮やかで、事細かだった。
……別に安岐がどう、という訳じゃない……
津島は記憶のすき間を縫うようにして思考が流れるのを感じる。
俺は、今のままで居たいだけなんだ……
ゆっくりゆっくり歩いたとしても、それでも根気良ければ、何とか到着するものである。彼は並んでいる車の横を「橋」に向かって歩いていく。エンジンはかけながら止まっていて、時々のろのろと進む「会社」の車は、横を歩いていく彼にぎょっとした目を向ける。
時にはおい大丈夫か! と窓を開けて心配そうに叫ぶ者も居る。だがそれは津島の耳には届いていなかった。
ダズルの「悪酔い」について、津島は詳しくは知らなかった。
その「悪酔い」が「外」では大した問題にならなかったのは、それがあくまでその人物の関わっている心理的な問題を増幅させるだけのものに過ぎなかったからである。
つまり、もともと、ちょっとつついただけで精神が高揚する者はより高揚し、悩みのある者は、その悩みを倍増させるのである。使った者の精神状態が良ければよりよくなるし、悪ければ最悪になるだけのものである。
そしてそれはあまり幻覚だの妄想だのは引き起こさないので、吸引中に外的な刺激があったとしても、さほど外部に問題を引き起こさないのだ。
壱岐や「会社」の社長はその程度の知識は持っていた。
だが彼らも知らないことはあった。
*
「催眠効果?」
ん、と芳紫はうなづいた。
「吸引中にややこしくない命令をすると、その通りに身体が動いてしまうんだ」
「へー…… それは初耳だ俺」
藍地はテーブルの上のカードを集めながら感心する。
ただ待っているだけ、というのは性に合わない、と二人がカードを持ち出してから、二時間が経っていた。
「HALはそれを知ってるんだ?」
「知らない訳がないでしょ」
芳紫はジョーカーのカードを抜き出してみせた。
*
「安岐…… 火薬の臭いがする」
ヘルメットを外した瞬間、彼女はそう言った。
「火薬? ……俺には判らないけど」
「いや私には判るんだ。……銃だ」
「銃?」
公安が撃ったのか、と安岐は一瞬思った。だが彼も黒の公安は本当の銃は使わないことを知っていた。
では誰が? 彼は朱夏の手を引っ張って、次第に混乱を始める車の列の中へ飛び出していった。
動けない車に比べたらいっそのこと、歩いた方が早い。
突然目の前に飛び出してきた歩行者に、クラクションが非難の声を浴びせる。ちら、と中を見ると、苛立ったドライバーがハンドルを思いきり叩いている。気持ちは判らなくはない。だがそんなこと構っている暇はないのだ。
騒ぎが起きている。そんな好都合なことはない。
「……あれは……」
つぶやく朱夏に安岐は何、と訊ねる。
「あれは、お前の友達じゃないのか?」
「え?」
目を凝らす。安岐の位置からではよくは見えない。
「見えるの朱夏?」
「目も耳も、指向性を絞れば……」
友達。その言葉が彼の耳に引っかかる。朱夏が知っている安岐の友達は一人しかいない。
「津島?」
*
「馬鹿なことは止めて、銃を捨てろ!」
黒の公安長官の低い声が拡声器で増幅される。当初は、その場の責任者である部下の一人が説得を続けていた。だが、そのたびにその騒ぎの中心になっている若い男は、公安に向かって銃を向けるのだ。
もちろんそれは安岐が危惧したとおり、津島だった。
彼は車の間をすり抜け、とうとう「橋」の真ん中にまで来てしまっていた。
「橋」の「外」側に背を向けた彼は、ぼんやりとした視線を漂わせながら、ポケットから当たり前のように銃を取り出した。
それにまず、車から降りた業者の一人が悲鳴を上げた。
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