細かいエッセイのまとめ

生活のなにがし

悪名がそれなりに見られるモーラステープを愛用しとります。

　というか、今はそのジェネリックの「ケトプロフェンテープ」なんですが。
　ちなみに「モーラス」との違いはのびのび素材の厚さです。「ケト～」は薄いざんす。そこでコスト削減してるんじゃないかと。
　まあそれは元祖「サロンパス」と、その他のジェネリック的な安い小さいシップにも言えるんですが。ともかく元祖・高いものは「使いやすさ」ですね。

　でまあ。
　モーラスにしろケトプロフェンにしろ、主成分のケトプロフェンが光線過敏症を引き起こすということで危険視されてるあたりもあるんですが。
　Twitterでも時々出てきますねー。
　まーとりゃず、ワタシは使ってます。
　いえ実際のとこ、ワタシ光線過敏症あるんですよ。
https://atopy.com/%E5%85%89%E7%B7%9A%E9%81%8E%E6%95%8F%E7%97%87
　が判りやすいんですが、その中の「多形日光疹」そのまんまです。特に腕！　四月あたりからかゆくてかゆくて！　やばいと思った時には手の甲が酷いことになってます。
　だから普段から腕だの足だのできるだけ光に当てないようにしてます。半袖Tシャツで外に出るなんて、夏の夜や家の中だけですわ。
　という前提なんで、「今さら」なんですよねえ。
　まあ単にワタシが「ケトプロフェンの光線過敏症ではない」だけかもしれませんが。そうだったとしても、非常にそもそもが厄介で対策とってきたので騒ぎ立てられても何だかな、ということなんですな。
　それよりも、腰痛や膝の痛みや肩こりの凄まじさの方が上記の厄介さよりつらい訳ですよ！
　この成分はワタシには実によく効いてくれます。
　実のとこ、サロンパス二日使うより、モーラス一日使うだけの方が肌荒れおきない（サロンパスはきつい）くらいです。なので本当に体質なんですよね……

　でもまあ確かに光線過敏症のせいか、市販品は超少なくて、薄いぴったり貼り付くものではなく、白いぺったりしたものしか無いんですね。一応これも持ってますしそれなりに効くんですが、……使いづらいです。
　気持ちはいいんですが、肉体労働で動き回る、汗かく奴にはこの類いはあきまへん。ずれたり、薬剤が溶けてぐずぐずになって服についたりします。
　なのでこの成分のものは本当にモーラスとかのテープでないと面倒なのです。

　薬と副作用の関係は、結局はやってみなくちゃ判らないということがあるんですよね。
　ワタシはメンタルのSSRI系の薬、これも一部では悪名のあるパキシルをもう二十年近く呑んでる訳ですが、副作用が出たことは無いです。
　そんで断薬するつもりもない。薬の作用が必要な身体のつくりをしている、ということだから生活というか身体の一部のようなものです。高血圧の薬はずっと飲み続けなくてはならない、というのあるじゃないですか。あれですな。セロトニンの分泌関係がちょいと人より面倒なことになってるというなら仕方ないですがな。体質なんですから。体質の補完のための薬はやっぱりあったほうがいいと思います。
　そんでジェネリックは……　ちょっと貼り薬とは微妙に差を出す辺りで違うんじゃないかな、ということで使ってないんですが（笑）。いえこれはただの感情的に。

　なのでまあ、モーラスにしろ何にしろ、副作用を必要以上に怖がるというのは何だかなあ、ということでした。