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生活のなにがし

同性愛がどーとかで差別うけてどーたらこーたらは昔はあったんかいな?

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 吉屋信子の研究やってた時に、戦前の同性愛心中についても調べたんですね。
 これね。
 
https://www.alphapolis.co.jp/novel/709728713/706370406/episode/3070343

 新聞沙汰になるというくらい「だから」珍しくて忌避されるもの、だったんでしょーね。

 とはいえ、江戸時代は陰間茶屋とか存在していたし、明治に入ってからの男子寮でも川端康成とかの例とかもあるしー、で、まあ「それはそれとして」結婚はあったりしたんですよ。
 まあそこで男子と女子の違いについては、「どんな女でも見えないとこならまあできるだろ」と「触られるのも嫌」の認識の違いですかねえ。

 男子同士の心中も無い訳ではないですが、少女同士の心中の方が多かったようです。
 女学校の生徒だけでなく、女工さん同士というのもあった訳だから、そこは身分問わない何かがあったんでしょう。
 そんで彼ら彼女達が必ずしも性的傾向がどうこう、というより、まだこの時代だと「将来に悲観」とか「無理な結婚を強いられて」だった訳だし。
 でもそれで本当に心中を考えてしまうのは、たとえば三原山の心中が「流行った」ように、その方法が全国的に提示されるようになったからであって。マスコミー。
 ほら、「いざとなった三原山」という感じで場所がある! と思うと実行してしまうということもあるでしょう。そういう意味ではマスコミは今も昔も罪深い。
 全くそうでない時代だったら「仕方ない」でずるずる行って~
 でもそれじゃ嫌! となったらまあ。

 とはいえ生物として同性愛とかあかんかというと、昆虫とか別の生物に全く無い訳でもないし。ただ生産性は無いというだけのはなしで。
 つか何だっけな、カニのオスに寄生して受精してしかも宿主をメス化させて育てさせるという水生生物もなかったっけな。
 のばらあいこさんが擬人化BLマンガに仕立ててるんだけどあれば見事だったわ。
 だから何というか結局は状況如何な訳なんだよなあー。

 あかんこのテの話はどんどんぐるぐるしてくるわー。
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