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生活のなにがし

本屋を利用しろしろとは言うが。

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 現実問題、一応「政令指定都市」に住んでいるにも関わらず、とある専門雑誌を取り扱っている様な本屋が無い! ことになってをります。
 いや絶対あるとは思うのよ。静岡県における浜松の谷島屋は静岡の戸田書店に比べて中央の大手書店とはつながりが薄いというだけの話で! 一応工業地域でもあるんだから! 工業地域にはそれ相応の専門書籍はあるはずなんだから。

 とは言えども、ウチの市滅茶苦茶広いですから、そのでかい本屋に行くのに一苦労ですがな。
 浜松だったらチャリ30分+電車15分の「駅ビル」が一番行きやすいでかい本屋。
 ちなみに浜松駅までバスだとルートが電車の駅に行くより時間がかかってしかも高い。最近使っていなかったので調べてみたら、片道一時間で700円だよ! 
 チャリ+電車だと体力は要るけど片道240円どす。

 ただ探す本が確実にあるかどうか、を考えるとむしろ豊橋に電車30分かけて行って精文館に行った方が確実。
豊橋で片道420円。
 で、何で豊橋の方がましかというと、浜松より豊橋の方が本屋スキルが高いからどす。
 
 そう、何にしても体力必要。

 じゃあそうでない距離の本屋。
 半径10㎞圏内にかろうじて一つ二つある程度。無論車持ちだったらそれで充分だと思う。車持ち、乗れるひとなら名!
 それでも確実にあるとは言い切れないものが多すぎる。コミック一つとってもそれだ。専門系なんぞもう。

 特にもう、院に行ってた時欲しかった本なぞ、本屋には無いものばかりだったから、その時もうすっかりAmazonとマーケットブレイスと日本の古本屋とヤフオクで探す癖がついてしまったわい。そんでわざわざその電車代を考えれば送料払った方が安いっての。

 そんで「本屋で注文して取り寄せ」。
 これ昔から嫌いだったんだわ。
 何と言っても遅いんだ。ともかく遅い。
 これがどれだけ「すぐ読みたい」派を苛立たせたか! 昔から積ん読が存在しない速読な奴だったので、欲しい本というのは「すぐ」読みたい訳よ。もうできるだけ早く!
 だからまあ文庫本や新書がどんどん高くなっていったり文字が大きくなったのは…… 何か…… ものすごく…… 損した感多かったなあ……
 いやそういう問題ではなく。

 都心から発信する情報が時々ワタシを苛立たせるのは、そういうとこなんだよな。無論そちらはその「簡単に入手できる環境」のために高い住居費を使っている訳だけど。

 まあ同じようなことが「ラッシュ時のチカン」「多様性」とかの話題とかが出てくると何だか苛立つのもそのせいなんだよな。まるで都心でのことが当たり前である様に発信されると何だがキリキリしてしまう。

 いいんですよー今の環境気楽ですからー、と思って日々をやってるところを妙に突いてくるんですよ。

 無論自分が現在の環境以外で気楽に暮らせるとは思っていませんが、だからと言ってそれが普通だとは思っていないんで、やっぱり時々ちくちくと刺してくるような気分になるんですよー。
 それだけのことですがねー。
 もっと若かったらもっとやっかんだかもしれませんけどねー。
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