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第11話 「あたしですら知っていたのに」
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あら、と掃除の手を休めてマリコさんはつぶやく。何やら懐かしい音が、聞こえてきた。
懐かしい、というか、けたたましい、というか。洋物のロックバンドのアルバムらしい。
それもハルは、結構な音量で聴いている。以前なら、確実に、自分にとっては騒音だった気がする。だが、最近のハルのドラムに慣れかかっていた耳には、どんなハード・ロックでも、ヘヴィ・メタルでも、大したことがないような気がしていた。
マリコさんは、さほど音楽には興味がない。
と、いうより、他に興味のあることがあったので、音楽はあくまでBGM、ただ流れているだけのもの、としてしか感じられない体質のひとだったのである。
彼女は、理系の頭の人だった。それゆえに医者の道を選んだし、家事も理系のことだ、と主張する。
そして、確かに、「栄養学的に素晴らしい献立」だの、「運動生理学的によく考えられた家具の配置」など、実際にこの家の中では実行されている。無論ハルは逆にそんなことは大して興味がないので、その分野はマリコさんに任せてある。
要は、向き不向きがあるので、向いていることをすればいいのだ。
で、そのBGMにはどうみても不向きな音楽が耳に入ってきたのだ。それはよくマホが聴いていたレコードだった。
でもね。
マリコさんは思う。
あたしですら知っていたのに、どうしてハルさんが気付かなかったのかしら。
それは非常に不思議だった。耳に入ってなかった、ということだろうが、それにしても。
まあいいか、と掃除機をかけていると、やがて曲が止まって、次の曲が始まった。
前の曲と同じヴォーカルに聞こえるが、曲調は全然違う。前の曲が速くて、ドラムの音が身体に響く程だったり、ギターの歪み方がちょっとしんどいくらいだったのに比べ、その曲はゆったりとしたバラートだった。
ピアノの音が聞こえる。掃除機を止め、それが何だったか、思いだそうとした。この曲には聞き覚えがあった。マホも好きで、よく聴いていた。
「……あ」
針飛び。繰り返し繰り返し聴いていたので、どうやらこの曲の部分は、傷がついてしまっているらしい。
何度か、その針飛びが続いて、あきらめたのか、ハルは次の曲に針を移した。残念。マリコさんは思う。結構これは好きだなあ。
そして、またしばらく、騒がしい音が続いたから、マリコさんは再び掃除を始めた。
「ちょっと行ってきまーす」
と、どうやら全曲が終わったらしい時、ハルが部屋から出てきてそう言った。
「あら、出かけるの?」
「ちょっとお買い物」
「何?」
「いや、さっき聴いてたLP、キズものだから」
「なるほど」
だからと言って、すぐに買いに走る奴も奴である。だが、この即決即効が以前ハルの行動パターンだっただけに、昔の調子が戻ってきたかな、と多少マリコさんは安心する。
「で、何処まで? 駅前のレコード屋ですか?」
「あるかなあ? あそこはあんまり洋物が多くはなかった気がするけど」
「行くだけ行けばどうでしょうね」
それもそうね、とあっさりと出かけた。
マリコさんは、ハルが出ていった後、それまで彼女が聴いていたマホの部屋へと入ってみた。ずっと閉まったままだったのだ。
カーテンは閉められ、机の上、ステレオの上はほこりが積もっている。レコード達もその被害からはまぬがれえなかったようで、カバーしてある袋がうっすらと白く見える。
……派手だなあ……
床に無造作に置かれたレコードジャケットが目に入る。どうやらハルはそのバンドの曲を聴いていたらしい。そういえば、こうゆうのもあったなあ、とマリコさんは思う。
派手、というより「ばけもの」。
白塗りメイクの上に、どう見ても、歌舞伎かホラーハウスメイクな四人が思い思いのポーズを取っている。
こうゆう人々なら、確かにああいう音を出しててもおかしくはないわ、と先ほどのけたたましい音を思い出す。だが、あのしっとりしたピアノのバラードも、このバンドと言われると、どうも訳が判らなかった。
とりあえず、日本には、そういうバンドはあまりない、と彼女は思う。少なくとも、この時代、彼女の知っている範囲では。
マリコさんのカセットケースに納まっているのは、ポップスが殆どである。
それも、彼女は透き通った声が好きなので、そういう声を持っていれば、バンドだろうが、ソロだろうが、どっちだっていいのだ。
透き通っていれば、「声」でなくともいいわけで、実はフュージョンバンドのリリコンなんて大好きなのである。だが、好きは好きでも、リリコンという楽器名まで覚えようとは思わないのがマリコさんなのである。そこまで覚える必要はないと思っている。
ハルはそうではない。好きになったら、それが「何か」つきとめようとするタイプである。
だが、「~だから」好きになる、という式ではない。あくまで好きになる方が先、という点、自分の感じたことが優先する、という点ではマリコさんもハルも大して変わらなかった。
*
「……ですか?」
とりあえず駅前のレコード屋に入って、ハルは滅多に見たことのない洋楽ロックのLPを繰る。立って並べられているそれの、ジャケットの帯の上にかすかに読めるタイトルの中に探しているものは見つからない。
「そうですねえ…… うちもあんまり洋楽は置いてないんですよ。やっぱり、どうしてもね、最近の売れるものが」
見渡すと、歌謡曲だの、ビート系邦楽ロックのLPが表立って並べられている。いずれにせよ、あまり縁のないものではあった。
ハルの行き付けている店は、もっと静かな、こじんまりとしたクラシック・ジャズ中心の店だった。
だが、その店にロックが置いてあったという記憶がなかったので、こういう、滅多にきたことのない店へ出向かなくてはならなかったのである。
「もっと街中の大きな店へ行った方がいいですよ」
店員は親切からか、ある大きな店のチェーン店の名を出した。それもそうね、とハルは思う。
「あ、そういえば、そこの向かいの、アカエさんはそうゆうのだけ置いてあるかもしれませんよ」
ガラスごしに、やはりこじんまりとした店が目に入る。つい先日、あのドラムを持ってきてくれた店だ。まだその中へは足を踏み入れたことはない。
「どうも……」
ふらふらと、ハルはそこから離れた。
*
道路の向かい側のアカエミュージックのショウウィンドウには、小さい店ながらも、ギターやドラムが飾ってある。
人気のあるギタリストのポスターが、ギターのメーカーの宣伝だろうか、貼ってある。ギター小僧にはたまんないだろうが、ハルには全く判らないものだった。
ともかくレコードがあれば、と手動の戸を開ける。
雑然、という単語がハルの中に走った。もちろん、それはそれなりに、楽器は楽器ごとに、と整頓されてはいるのだが、彼女の知っている楽器店の整然とした様子とは全く違っていたので。
壁にはポスターが所狭しと貼られている。壁の棚には、カラフルな蛍光色のパッケージのギターの弦が、ぺらぺらと置かれている。目線を下に落とすと、細かく仕切られた黒い棚には、ドラムのスティックが尻を突き出していた。
さて、LPは、と見渡すと、片隅に、雑誌と並んで立てられていた。正確に言うと、雑誌の棚の横に、レコード棚があった。そしてその向こうの棚には、バンドスコアがぎっしりと並んでいた。
「何か探してるのー?」
軽い声がする。明るい髪の色が目に飛び込む。あれ?と店のエプロンをつけた彼は、声を立てた。
「こないだのお客さん、確か日坂さんだったよねー」
「あれ?」
そう言えば、そうである。先日ドラムを届けに来た店員だった。
「どおその後」
「おかげさまで。慣れないけど」
「あなたが使ってるの? だよね」
その言い方じゃ、と言外に含める。そして彼は首をひねる。
「マホちゃん、どうしちゃったの?」
「どうしたのって」
「ん、いや、いままでよくウチの練習用スタジオ使ってくれてたけど、急に来なくなっちゃって」
店員の彼は、じっとハルを見る。
懐かしい、というか、けたたましい、というか。洋物のロックバンドのアルバムらしい。
それもハルは、結構な音量で聴いている。以前なら、確実に、自分にとっては騒音だった気がする。だが、最近のハルのドラムに慣れかかっていた耳には、どんなハード・ロックでも、ヘヴィ・メタルでも、大したことがないような気がしていた。
マリコさんは、さほど音楽には興味がない。
と、いうより、他に興味のあることがあったので、音楽はあくまでBGM、ただ流れているだけのもの、としてしか感じられない体質のひとだったのである。
彼女は、理系の頭の人だった。それゆえに医者の道を選んだし、家事も理系のことだ、と主張する。
そして、確かに、「栄養学的に素晴らしい献立」だの、「運動生理学的によく考えられた家具の配置」など、実際にこの家の中では実行されている。無論ハルは逆にそんなことは大して興味がないので、その分野はマリコさんに任せてある。
要は、向き不向きがあるので、向いていることをすればいいのだ。
で、そのBGMにはどうみても不向きな音楽が耳に入ってきたのだ。それはよくマホが聴いていたレコードだった。
でもね。
マリコさんは思う。
あたしですら知っていたのに、どうしてハルさんが気付かなかったのかしら。
それは非常に不思議だった。耳に入ってなかった、ということだろうが、それにしても。
まあいいか、と掃除機をかけていると、やがて曲が止まって、次の曲が始まった。
前の曲と同じヴォーカルに聞こえるが、曲調は全然違う。前の曲が速くて、ドラムの音が身体に響く程だったり、ギターの歪み方がちょっとしんどいくらいだったのに比べ、その曲はゆったりとしたバラートだった。
ピアノの音が聞こえる。掃除機を止め、それが何だったか、思いだそうとした。この曲には聞き覚えがあった。マホも好きで、よく聴いていた。
「……あ」
針飛び。繰り返し繰り返し聴いていたので、どうやらこの曲の部分は、傷がついてしまっているらしい。
何度か、その針飛びが続いて、あきらめたのか、ハルは次の曲に針を移した。残念。マリコさんは思う。結構これは好きだなあ。
そして、またしばらく、騒がしい音が続いたから、マリコさんは再び掃除を始めた。
「ちょっと行ってきまーす」
と、どうやら全曲が終わったらしい時、ハルが部屋から出てきてそう言った。
「あら、出かけるの?」
「ちょっとお買い物」
「何?」
「いや、さっき聴いてたLP、キズものだから」
「なるほど」
だからと言って、すぐに買いに走る奴も奴である。だが、この即決即効が以前ハルの行動パターンだっただけに、昔の調子が戻ってきたかな、と多少マリコさんは安心する。
「で、何処まで? 駅前のレコード屋ですか?」
「あるかなあ? あそこはあんまり洋物が多くはなかった気がするけど」
「行くだけ行けばどうでしょうね」
それもそうね、とあっさりと出かけた。
マリコさんは、ハルが出ていった後、それまで彼女が聴いていたマホの部屋へと入ってみた。ずっと閉まったままだったのだ。
カーテンは閉められ、机の上、ステレオの上はほこりが積もっている。レコード達もその被害からはまぬがれえなかったようで、カバーしてある袋がうっすらと白く見える。
……派手だなあ……
床に無造作に置かれたレコードジャケットが目に入る。どうやらハルはそのバンドの曲を聴いていたらしい。そういえば、こうゆうのもあったなあ、とマリコさんは思う。
派手、というより「ばけもの」。
白塗りメイクの上に、どう見ても、歌舞伎かホラーハウスメイクな四人が思い思いのポーズを取っている。
こうゆう人々なら、確かにああいう音を出しててもおかしくはないわ、と先ほどのけたたましい音を思い出す。だが、あのしっとりしたピアノのバラードも、このバンドと言われると、どうも訳が判らなかった。
とりあえず、日本には、そういうバンドはあまりない、と彼女は思う。少なくとも、この時代、彼女の知っている範囲では。
マリコさんのカセットケースに納まっているのは、ポップスが殆どである。
それも、彼女は透き通った声が好きなので、そういう声を持っていれば、バンドだろうが、ソロだろうが、どっちだっていいのだ。
透き通っていれば、「声」でなくともいいわけで、実はフュージョンバンドのリリコンなんて大好きなのである。だが、好きは好きでも、リリコンという楽器名まで覚えようとは思わないのがマリコさんなのである。そこまで覚える必要はないと思っている。
ハルはそうではない。好きになったら、それが「何か」つきとめようとするタイプである。
だが、「~だから」好きになる、という式ではない。あくまで好きになる方が先、という点、自分の感じたことが優先する、という点ではマリコさんもハルも大して変わらなかった。
*
「……ですか?」
とりあえず駅前のレコード屋に入って、ハルは滅多に見たことのない洋楽ロックのLPを繰る。立って並べられているそれの、ジャケットの帯の上にかすかに読めるタイトルの中に探しているものは見つからない。
「そうですねえ…… うちもあんまり洋楽は置いてないんですよ。やっぱり、どうしてもね、最近の売れるものが」
見渡すと、歌謡曲だの、ビート系邦楽ロックのLPが表立って並べられている。いずれにせよ、あまり縁のないものではあった。
ハルの行き付けている店は、もっと静かな、こじんまりとしたクラシック・ジャズ中心の店だった。
だが、その店にロックが置いてあったという記憶がなかったので、こういう、滅多にきたことのない店へ出向かなくてはならなかったのである。
「もっと街中の大きな店へ行った方がいいですよ」
店員は親切からか、ある大きな店のチェーン店の名を出した。それもそうね、とハルは思う。
「あ、そういえば、そこの向かいの、アカエさんはそうゆうのだけ置いてあるかもしれませんよ」
ガラスごしに、やはりこじんまりとした店が目に入る。つい先日、あのドラムを持ってきてくれた店だ。まだその中へは足を踏み入れたことはない。
「どうも……」
ふらふらと、ハルはそこから離れた。
*
道路の向かい側のアカエミュージックのショウウィンドウには、小さい店ながらも、ギターやドラムが飾ってある。
人気のあるギタリストのポスターが、ギターのメーカーの宣伝だろうか、貼ってある。ギター小僧にはたまんないだろうが、ハルには全く判らないものだった。
ともかくレコードがあれば、と手動の戸を開ける。
雑然、という単語がハルの中に走った。もちろん、それはそれなりに、楽器は楽器ごとに、と整頓されてはいるのだが、彼女の知っている楽器店の整然とした様子とは全く違っていたので。
壁にはポスターが所狭しと貼られている。壁の棚には、カラフルな蛍光色のパッケージのギターの弦が、ぺらぺらと置かれている。目線を下に落とすと、細かく仕切られた黒い棚には、ドラムのスティックが尻を突き出していた。
さて、LPは、と見渡すと、片隅に、雑誌と並んで立てられていた。正確に言うと、雑誌の棚の横に、レコード棚があった。そしてその向こうの棚には、バンドスコアがぎっしりと並んでいた。
「何か探してるのー?」
軽い声がする。明るい髪の色が目に飛び込む。あれ?と店のエプロンをつけた彼は、声を立てた。
「こないだのお客さん、確か日坂さんだったよねー」
「あれ?」
そう言えば、そうである。先日ドラムを届けに来た店員だった。
「どおその後」
「おかげさまで。慣れないけど」
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