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第一章 空の世界
第二話 普通の母さん
しおりを挟む母さんは、いつもは普通の母さんだった、
緑河 菊江、私の母さん。
朝、私の部屋のドアをノックして、
そろそろ起きなさいと優しい声で起こしてくれる、
リビングに入ると
笑顔の母さんがテーブルに朝ごはんを並べている、
もう子供じゃないんだから、
玄関まで送らなくてもいいよと言ってるのに、
毎朝わざわざ玄関まで降りてきて
私を行ってらっしゃいと見送ってくれる、
学校から帰ると、笑顔の母さんがおかえりと迎えてくれる、
部屋中に夕飯の良い匂いが漂っている、
母さんおやすみ、
そう言って眠り、また朝を迎える。
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