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第三章 指名手配犯
第二十七話 タブレット菓子
しおりを挟むネットで調べ
錠剤のサイズをある程度予測する、
本当は実物を見たいけど…
蓮司が家にいる以上どうすることもできない、
自分で同じものを買ってみるという手も考えたが、
時間がかかりそう。
ネットの写真を参考に
大体のサイズを予想するしかできない。
匂いでバレないよう、
匂いの少ないタブレット菓子と入れ替えることにした。
匂いが少ないタブレット菓子を探すため、
里菜はタブレット菓子を見つける度に購入した、
里菜の部屋は色んな種類のタブレット菓子で溢れた。
この中から、
匂いが少な目の物を選び、
入れ替える。
後は実家が留守になるのを待つのみ、
しかしなかなか蓮司は会社に行かない、
辞めてしまったのか?
蓮司の会社をたまに覗いてみるけど
覗くだけじゃ何も分からない、
特に誰かが蓮司の話をしている様子も無い。
このまま蓮司が家から出なかったら…
一緒に出掛けようと蓮司を呼び出して…
その間に部屋に忍び込む…
それしかないか…。
怪しまれる可能性大だけど、
もうそれしかない…。
諦めかけた里菜、
しかしある日、
監視カメラの映像を確認すると、
蓮司が出勤している様子が見えた。
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