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友達の妹の面接
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「おつかれ! 今日はありがとな!」
今日は店休日。だが、例の面接の日である。
喜多山に連れられて、1人の少女が店内に入ってきた。
「ほら、ちゃんと挨拶して」
「...こんにちは」
大人しそうな子だな。しかし、兄の顔立ちが良いだけあって、妹もなかなかに良いルックスだし、スタイルも良いな。
「こんにちは。この子が妹さん?」
「そうそう。ちゃんと履歴書も用意してきたから!」
「それじゃあ、お預かりします」
って言っても、ウチでバイトする理由に関しては喜多山から聞いてるけどな。
「どうだ?オシャレな店だろ?」
「...そーだね」
兄に冷たく返す妹。クールな感じだな。
接客...大丈夫かな?
「さっそく面接始めさせてもらうね。堅苦しい感じでやるつもりはないから、色々聞かせてもらえたらと思うよ」
「分かりました。よろしくお願いします」
「それで、喜多山さんは...」
「真理愛って呼んでください」
名前呼び希望か。
まあ、兄貴と被るからな。
「わかった。それで、真理愛ちゃんはウチでバイトしようと思った理由はあったりする?」
「兄から聞いてると思いますけど、私今までバイトしたことがなくって、兄に紹介してもらったのがきっかけです」
「そうか。ちなみに、真理愛ちゃんは週にどれくらいバイトできそう?」
「米田さんが働いて欲しいだけ働きますよ」
バイトにやる気はあるみたいだな。
「とりあえず、今までバイトの経験ないわけだし、出勤できる時だけ来てもらう形で大丈夫だよ」
「分かりました。採用してもらえるってことでいいんですか?」
「ああ、いいよ。キミのお兄さんには大学の頃世話になったし」
やりとりしたばかりだが、第一印象でだいたい分かる。この子は礼儀正しい子だ。
第一印象が悪ければ断っていたが、まずは雇ってみて様子見でいいだろう。
「ありがとうございます」
「とりあえず、来週から働いてもらう感じでいいかな?制服の準備とかしておくから」
「分かりました。よろしくお願いします」
「米田ありがとな!ウチの妹をよろしく頼むよ!」
「言っておくけど、私がバイトの日は来ないでよね」
妹想いの優しい兄貴、可哀想...。
「真理愛が米田に迷惑かけなきゃ来ないから大丈夫だよ」
「米田さん、兄はシスコンですけど、私はブラコンじゃないから安心してくださいね」
「え、喜多山ってシスコンだったの?」
「本気にするな!俺には彼女が居るの知ってるだろ!良い兄として、妹のことが心配なだけだから!」
「ならもう心配しなくていいよ。私、ちゃんとバイトして家にお金入れるから」
「そうしてもらえれば、俺としてはひと安心だよ。米田、よろしく頼むな」
「ああ、分かったよ」
「そういえばさ、アリスちゃんは居ないんだな」
「今日は店休日だからな」
「そうか。真理愛も、アリスちゃんを見習って良いバイト目指せよー」
「誰それ」
俺たちのやりとりが気になったのだろうか、真理愛ちゃんは兄に冷たく質問した。
「逢莉子は、ウチの唯一のバイトだよ」
「写真、ありますか?」
「え? ああ、ちょっと待ってて...」
記憶を辿りながら、スマホのアルバムから逢莉子の写真を探し出す。
「この子だよ。可愛いだろ」
「この人、アタシと同じ学科です」
「え?! まさか、知り合い?」
「そうですね」
なんか機嫌が良くない気が...。
「アリスちゃんと友達かよ! よかったじゃん」
「友達じゃないんだけど」
うお、即答で断言した...。
「え、同じ学科なのに?」
「いや、同じ学科だから友達とは限らないでしょ。普段しゃべることもないし」
マジかよ...気が合わないパターンかな...。
「仲悪いとかじゃないよね? 大丈夫かな?」
「大丈夫だと思います。伏木さんが私のことどう思ってるか分かりませんが」
「逢莉子か...大丈夫だと信じる」
逢莉子の性格だからな...どうなることやら。
真理愛ちゃんの居心地が悪いバイト先にならないよう俺がしっかり配慮していかんとな。
それは、店長でありオーナーの俺の義務だ。
今日は店休日。だが、例の面接の日である。
喜多山に連れられて、1人の少女が店内に入ってきた。
「ほら、ちゃんと挨拶して」
「...こんにちは」
大人しそうな子だな。しかし、兄の顔立ちが良いだけあって、妹もなかなかに良いルックスだし、スタイルも良いな。
「こんにちは。この子が妹さん?」
「そうそう。ちゃんと履歴書も用意してきたから!」
「それじゃあ、お預かりします」
って言っても、ウチでバイトする理由に関しては喜多山から聞いてるけどな。
「どうだ?オシャレな店だろ?」
「...そーだね」
兄に冷たく返す妹。クールな感じだな。
接客...大丈夫かな?
「さっそく面接始めさせてもらうね。堅苦しい感じでやるつもりはないから、色々聞かせてもらえたらと思うよ」
「分かりました。よろしくお願いします」
「それで、喜多山さんは...」
「真理愛って呼んでください」
名前呼び希望か。
まあ、兄貴と被るからな。
「わかった。それで、真理愛ちゃんはウチでバイトしようと思った理由はあったりする?」
「兄から聞いてると思いますけど、私今までバイトしたことがなくって、兄に紹介してもらったのがきっかけです」
「そうか。ちなみに、真理愛ちゃんは週にどれくらいバイトできそう?」
「米田さんが働いて欲しいだけ働きますよ」
バイトにやる気はあるみたいだな。
「とりあえず、今までバイトの経験ないわけだし、出勤できる時だけ来てもらう形で大丈夫だよ」
「分かりました。採用してもらえるってことでいいんですか?」
「ああ、いいよ。キミのお兄さんには大学の頃世話になったし」
やりとりしたばかりだが、第一印象でだいたい分かる。この子は礼儀正しい子だ。
第一印象が悪ければ断っていたが、まずは雇ってみて様子見でいいだろう。
「ありがとうございます」
「とりあえず、来週から働いてもらう感じでいいかな?制服の準備とかしておくから」
「分かりました。よろしくお願いします」
「米田ありがとな!ウチの妹をよろしく頼むよ!」
「言っておくけど、私がバイトの日は来ないでよね」
妹想いの優しい兄貴、可哀想...。
「真理愛が米田に迷惑かけなきゃ来ないから大丈夫だよ」
「米田さん、兄はシスコンですけど、私はブラコンじゃないから安心してくださいね」
「え、喜多山ってシスコンだったの?」
「本気にするな!俺には彼女が居るの知ってるだろ!良い兄として、妹のことが心配なだけだから!」
「ならもう心配しなくていいよ。私、ちゃんとバイトして家にお金入れるから」
「そうしてもらえれば、俺としてはひと安心だよ。米田、よろしく頼むな」
「ああ、分かったよ」
「そういえばさ、アリスちゃんは居ないんだな」
「今日は店休日だからな」
「そうか。真理愛も、アリスちゃんを見習って良いバイト目指せよー」
「誰それ」
俺たちのやりとりが気になったのだろうか、真理愛ちゃんは兄に冷たく質問した。
「逢莉子は、ウチの唯一のバイトだよ」
「写真、ありますか?」
「え? ああ、ちょっと待ってて...」
記憶を辿りながら、スマホのアルバムから逢莉子の写真を探し出す。
「この子だよ。可愛いだろ」
「この人、アタシと同じ学科です」
「え?! まさか、知り合い?」
「そうですね」
なんか機嫌が良くない気が...。
「アリスちゃんと友達かよ! よかったじゃん」
「友達じゃないんだけど」
うお、即答で断言した...。
「え、同じ学科なのに?」
「いや、同じ学科だから友達とは限らないでしょ。普段しゃべることもないし」
マジかよ...気が合わないパターンかな...。
「仲悪いとかじゃないよね? 大丈夫かな?」
「大丈夫だと思います。伏木さんが私のことどう思ってるか分かりませんが」
「逢莉子か...大丈夫だと信じる」
逢莉子の性格だからな...どうなることやら。
真理愛ちゃんの居心地が悪いバイト先にならないよう俺がしっかり配慮していかんとな。
それは、店長でありオーナーの俺の義務だ。
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