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第五章 波乱巻き起こるムスタン王国
第二十九話 作業厨、新国王を見る
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3日後の昼過ぎ。
俺はニナと共に王城前の大通りの端にいた。周りには人が沢山いて、ちょっと狭い。
だが、これでもAランク冒険者とメグジスの英雄のダブル名誉パワーによって、中小商会の会長や、高ランク冒険者等の社会的な地位がそこそこ高い人しか入れない区画の、それも割といい所にいるのだ。
因みに、平民が入ることの出来る区画はすし詰め状態になっている。
いや~名誉パワー様様だな。名誉って足枷にしかならないものかと思ってたけど、意外なところで役に立つ。
「ん~……あ、来るかな……? あ、違った……」
横ではニナが必死に背伸びしながら王城の方に目を凝らしている。心なしかちょっとはしゃいでいるように見えて、なんだか微笑ましい。
「そんなことしなくても、国王が出てくる時には何かしらの動きがあるはずだから、気配や雰囲気だけでも何となく分かると思うよ」
無粋だと頭では理解しつつも、思わずそう口に出す。
すると、ニナはむっと頬を膨らませながら口を開いた。
「それでも、こうやって見たくなるものなの! レインだって今本気で王城方面の気配を探ってるでしょ?」
「……バレたか」
ニナの言葉に俺はふっと笑うとそう言う。
いや、まあ……だって気になるだろ?
新国王の凱旋なんてそうそう見られるものじゃないから、一度くらいはしっかり見ておきたいと思う気持ちが俺にはあるんだよ。
それで……ああ、この気配は――
「ほら、やっぱり……あ、そろそろじゃない」
ニナは声を弾ませてそう言う。
「そうだな。いよいよか」
ニナの言葉に頷くと、俺は王城の方に視線を向ける
すると――
ゴゴゴゴ――
閉ざされていた王城の城門が今、ゆっくりと開かれ始めた。
扉の隙間からは、規則正しく並ぶ騎士の姿が見える。
「お~軍隊みたい……いや、軍だたな」
前世で見た軍の式典みたいなやつを想像した俺は、思わずそう呟く。
すると、城門が完全に開ききったことで、彼らは一斉に動き出した。
ザッザッザッザッ
一糸乱れぬ動きで大通りを進む彼らの動きには統一性があり、群として美しく感じる。これが、個々の実力を圧倒的に上回る力を引き出せる騎士団の実力の片鱗か。
……おっと。つい癖で彼らの強さを見てしまった。
気楽に新国王の凱旋を見に来たのだから、もっとゆったりとしていないと。
「さて、新国王は……お、あれか」
一際強そうな騎士に囲まれて進む豪華な馬車。その中には民衆に笑顔を振りまくエルメスとその婚約者、エレンの姿があった。
……いや、2人はこのほんの少し前に王城で結婚式を挙げたから、エレンは婚約者じゃなくて妻だったな。
2人は前に見た時よりも豪華絢爛な衣装を身に纏っている。そして、エルメスの頭には金色の冠――国王の証が乗せられている。
「わ~エルメス様とエレン様だ~」
ニナは背伸びをしながら、ゆっくりと進む馬車に乗る2人に目を輝かせる。心なしか、エルメスよりもエレンの方をよく見ているように見える。
同じ女として、エレンが持つ様々な美しさには目が離せないのだろう。
そんなニナに俺は頬を緩ませると、再度エルメスとエレンに視線を向ける。
「……お」
ふと、エルメスと目が合う。
すると、エルメスは柔和な笑みを浮かべ、小さく手を振る。何となく、気づいてますよと言っているような気がする。
「……ふっ」
そんなエルメスに俺は微笑すると、それに応えるようにちょっと大げさに手を振る。
「……いい国王になれよ。馬鹿な真似したら殴りこんでやる」
目の前を通り過ぎるエルメスを見ながら、俺はそう言った。
日が暮れ始めた頃、新国王と新王妃の王都凱旋が終わった王都では、即位を祝う祭りが始まった。
出店が立ち並び、大道芸は芸を披露し、皆は楽しそうに騒いでいる。
当然俺もニナ、シュガー、ソルトと共にこの祭りを楽しむつもりだ。
「……美味しい~」
ニナは出店で狩ったスイーツを美味しそうに頬張る。
「ご主人様! あれ食べたい!」
ふと別の所を見てみると、ソルトが出店の肉に目を輝かせている。普段ならそんなソルトを止めているはずのシュガーだが、今回ばかりは止める気配がない。
「分かったよ。沢山買ってやる」
そう言って、右手の赤ワインボトルに口をつけると、俺は金を手に取り、歩き出した。
◇ ◇ ◇
すっかり日が暮れた王都。その一角にある民家の屋根に、祭りを眺める10代半ばほどの少年の姿があった。白い法衣を身に纏っており、この街を歩けば少し浮くことだろう。
そんな彼は一見ただの少年に見えるが、その正体はれっきとしたバーレン教国の教皇なのだ。
その少年――教皇は出店で買った串焼きを頬張ると、日が暮れてもなお騒ぎ続ける民衆を眺めながら口を開く。
「まさか大した争いにすら発展せず、たった2日で解決しちゃうなんて。これは流石に予想できなかった」
教皇は若干不機嫌そうに言う。
教皇の見立てでは、あの状況からならどうやっても内乱には発展していた。
ゼロスがエルメスを処刑したとしても、エルメスが逃げて軍を組織したとしても、逃げたエルメスが暗殺者を差し向けて、ゼロスを殺したとしても、逃げたエルメスが証拠集めに奔走したとしても、遅いか早いかの違いでしかなかったはず。
だが、いざ来てみれば事件は既に解決しており、内乱の兆候も一切見られない。
内乱、戦争という遊戯を鑑賞できなくなったことには、思い通りにいかないことを当然と思う教皇も、流石にちょっと不機嫌になる。
「今僕が王族を皆殺しにすれば、否が応でも内乱……いや、戦争がおきるだろうけど……ま、やめとくか。僕がこれに手を出したら、途端につまらなくなる。僕が直接介入するのはもっと大きなことだからね」
教皇はそう言って串焼きを食べきると、路地裏に跳び下りる。
「よっと。さて、そろそろ国に帰ろうかな……いや、折角来たんだし、もうちょっとこの祭りを楽しんでみるか」
教皇は転移で帰ろうとするも、少し悩むそぶりを見せると、もう少しこの祭りを楽しむことを決める。
その直後、教皇の前にいくつかの人影が現れた。
「おい。有り金全部出せ。そしたら手を後ろに回して膝をつくんだ。でなきゃ……殺すぞ」
そう言って凄むガラの悪い男は、教皇に短剣を突き付ける。
「そうだぜ。おら! さっさと出せよ」
「大人しくしてりゃ命は取らんよ」
他の4人は教皇の背後に回って退路を塞ぐと、威圧感を出しながらそう言う。
一方、そんな彼らを見た教皇は、呆れたようにため息をつくと口を開く。
「あのさぁ……邪魔だからどいてくれない? 僕これから食べに行くんだよ」
教皇の言葉と態度に、5人は顔を見合わせると、一斉に吹き出す。
「ぶっは。マジかよ。こんなこと言う奴がいるとは思わなかった……」
「くふっ……まさかこの状況が分からない間抜けがいるなんて……」
爆笑する5人を見て、教皇はより深いため息をつく。
「何でそうなるのかな……? 君たちが僕から金を巻き上げようとしていることぐらい分かってるよ。今はお前らごみを処理する気分じゃないから、さっさと行った行った」
そう言うと、教皇はしっしっと追い払うような仕草をとる、
すると、教皇の態度にイラついたのか、5人は一斉に怒気を纏い、声を荒げる。
「てめぇ……」
「ふざけやがって!」
「潰す!」
そして、教皇に短剣を突き付ける男は左手で教皇の腕を掴み取ると、そこに短剣を振り下ろす。死よりも恐ろしい、徹底的な拷問紛いのことをするつもりだ。
だが――
「イラつく」
教皇は一言そう呟くと、振り下ろされる短剣を右手でそっと摘み取る。
「な……!?」
ありえない事象に、5人の思考が止まる。
その隙に教皇は短剣を投げ捨てると、左手を今なお掴み続ける男を見据え、口を開く。
「死は救済。慈悲」
その直後、この男は驚愕に支配されることとなる。
「な、な、なあ!?」
教皇の左手を掴む男の手が、パラパラと塵となって消えていくのだ。
パラパラ、ハラリ――
男はあっという間に塵となり、持ち物と服を残して消えてしまった。
「な、な、な……ひぃ! 化け物ぉ!」
1人の叫びで、4人は一斉に逃げ出す。
だが――
「死は救済。慈悲」
その言葉と同時に4人の身体はパラパラと塵になっていき、消えてしまった。
誰もいなくなった路地裏で、教皇は持ち主を失った服を憐憫の目で一瞥すると、口を開く。
「お前ら如きが僕に勝てるわけがない。この姿では分からないだろうけど、昔は慈悲の勇者って呼ばれてたんだからね」
そう言い残すと、教皇はこの場から立ち去った。
======================================
これにて第五章が終了です!
第六章は王都のダンジョン探索等の、王都でやりたかったことの続きをやる章となります。
俺はニナと共に王城前の大通りの端にいた。周りには人が沢山いて、ちょっと狭い。
だが、これでもAランク冒険者とメグジスの英雄のダブル名誉パワーによって、中小商会の会長や、高ランク冒険者等の社会的な地位がそこそこ高い人しか入れない区画の、それも割といい所にいるのだ。
因みに、平民が入ることの出来る区画はすし詰め状態になっている。
いや~名誉パワー様様だな。名誉って足枷にしかならないものかと思ってたけど、意外なところで役に立つ。
「ん~……あ、来るかな……? あ、違った……」
横ではニナが必死に背伸びしながら王城の方に目を凝らしている。心なしかちょっとはしゃいでいるように見えて、なんだか微笑ましい。
「そんなことしなくても、国王が出てくる時には何かしらの動きがあるはずだから、気配や雰囲気だけでも何となく分かると思うよ」
無粋だと頭では理解しつつも、思わずそう口に出す。
すると、ニナはむっと頬を膨らませながら口を開いた。
「それでも、こうやって見たくなるものなの! レインだって今本気で王城方面の気配を探ってるでしょ?」
「……バレたか」
ニナの言葉に俺はふっと笑うとそう言う。
いや、まあ……だって気になるだろ?
新国王の凱旋なんてそうそう見られるものじゃないから、一度くらいはしっかり見ておきたいと思う気持ちが俺にはあるんだよ。
それで……ああ、この気配は――
「ほら、やっぱり……あ、そろそろじゃない」
ニナは声を弾ませてそう言う。
「そうだな。いよいよか」
ニナの言葉に頷くと、俺は王城の方に視線を向ける
すると――
ゴゴゴゴ――
閉ざされていた王城の城門が今、ゆっくりと開かれ始めた。
扉の隙間からは、規則正しく並ぶ騎士の姿が見える。
「お~軍隊みたい……いや、軍だたな」
前世で見た軍の式典みたいなやつを想像した俺は、思わずそう呟く。
すると、城門が完全に開ききったことで、彼らは一斉に動き出した。
ザッザッザッザッ
一糸乱れぬ動きで大通りを進む彼らの動きには統一性があり、群として美しく感じる。これが、個々の実力を圧倒的に上回る力を引き出せる騎士団の実力の片鱗か。
……おっと。つい癖で彼らの強さを見てしまった。
気楽に新国王の凱旋を見に来たのだから、もっとゆったりとしていないと。
「さて、新国王は……お、あれか」
一際強そうな騎士に囲まれて進む豪華な馬車。その中には民衆に笑顔を振りまくエルメスとその婚約者、エレンの姿があった。
……いや、2人はこのほんの少し前に王城で結婚式を挙げたから、エレンは婚約者じゃなくて妻だったな。
2人は前に見た時よりも豪華絢爛な衣装を身に纏っている。そして、エルメスの頭には金色の冠――国王の証が乗せられている。
「わ~エルメス様とエレン様だ~」
ニナは背伸びをしながら、ゆっくりと進む馬車に乗る2人に目を輝かせる。心なしか、エルメスよりもエレンの方をよく見ているように見える。
同じ女として、エレンが持つ様々な美しさには目が離せないのだろう。
そんなニナに俺は頬を緩ませると、再度エルメスとエレンに視線を向ける。
「……お」
ふと、エルメスと目が合う。
すると、エルメスは柔和な笑みを浮かべ、小さく手を振る。何となく、気づいてますよと言っているような気がする。
「……ふっ」
そんなエルメスに俺は微笑すると、それに応えるようにちょっと大げさに手を振る。
「……いい国王になれよ。馬鹿な真似したら殴りこんでやる」
目の前を通り過ぎるエルメスを見ながら、俺はそう言った。
日が暮れ始めた頃、新国王と新王妃の王都凱旋が終わった王都では、即位を祝う祭りが始まった。
出店が立ち並び、大道芸は芸を披露し、皆は楽しそうに騒いでいる。
当然俺もニナ、シュガー、ソルトと共にこの祭りを楽しむつもりだ。
「……美味しい~」
ニナは出店で狩ったスイーツを美味しそうに頬張る。
「ご主人様! あれ食べたい!」
ふと別の所を見てみると、ソルトが出店の肉に目を輝かせている。普段ならそんなソルトを止めているはずのシュガーだが、今回ばかりは止める気配がない。
「分かったよ。沢山買ってやる」
そう言って、右手の赤ワインボトルに口をつけると、俺は金を手に取り、歩き出した。
◇ ◇ ◇
すっかり日が暮れた王都。その一角にある民家の屋根に、祭りを眺める10代半ばほどの少年の姿があった。白い法衣を身に纏っており、この街を歩けば少し浮くことだろう。
そんな彼は一見ただの少年に見えるが、その正体はれっきとしたバーレン教国の教皇なのだ。
その少年――教皇は出店で買った串焼きを頬張ると、日が暮れてもなお騒ぎ続ける民衆を眺めながら口を開く。
「まさか大した争いにすら発展せず、たった2日で解決しちゃうなんて。これは流石に予想できなかった」
教皇は若干不機嫌そうに言う。
教皇の見立てでは、あの状況からならどうやっても内乱には発展していた。
ゼロスがエルメスを処刑したとしても、エルメスが逃げて軍を組織したとしても、逃げたエルメスが暗殺者を差し向けて、ゼロスを殺したとしても、逃げたエルメスが証拠集めに奔走したとしても、遅いか早いかの違いでしかなかったはず。
だが、いざ来てみれば事件は既に解決しており、内乱の兆候も一切見られない。
内乱、戦争という遊戯を鑑賞できなくなったことには、思い通りにいかないことを当然と思う教皇も、流石にちょっと不機嫌になる。
「今僕が王族を皆殺しにすれば、否が応でも内乱……いや、戦争がおきるだろうけど……ま、やめとくか。僕がこれに手を出したら、途端につまらなくなる。僕が直接介入するのはもっと大きなことだからね」
教皇はそう言って串焼きを食べきると、路地裏に跳び下りる。
「よっと。さて、そろそろ国に帰ろうかな……いや、折角来たんだし、もうちょっとこの祭りを楽しんでみるか」
教皇は転移で帰ろうとするも、少し悩むそぶりを見せると、もう少しこの祭りを楽しむことを決める。
その直後、教皇の前にいくつかの人影が現れた。
「おい。有り金全部出せ。そしたら手を後ろに回して膝をつくんだ。でなきゃ……殺すぞ」
そう言って凄むガラの悪い男は、教皇に短剣を突き付ける。
「そうだぜ。おら! さっさと出せよ」
「大人しくしてりゃ命は取らんよ」
他の4人は教皇の背後に回って退路を塞ぐと、威圧感を出しながらそう言う。
一方、そんな彼らを見た教皇は、呆れたようにため息をつくと口を開く。
「あのさぁ……邪魔だからどいてくれない? 僕これから食べに行くんだよ」
教皇の言葉と態度に、5人は顔を見合わせると、一斉に吹き出す。
「ぶっは。マジかよ。こんなこと言う奴がいるとは思わなかった……」
「くふっ……まさかこの状況が分からない間抜けがいるなんて……」
爆笑する5人を見て、教皇はより深いため息をつく。
「何でそうなるのかな……? 君たちが僕から金を巻き上げようとしていることぐらい分かってるよ。今はお前らごみを処理する気分じゃないから、さっさと行った行った」
そう言うと、教皇はしっしっと追い払うような仕草をとる、
すると、教皇の態度にイラついたのか、5人は一斉に怒気を纏い、声を荒げる。
「てめぇ……」
「ふざけやがって!」
「潰す!」
そして、教皇に短剣を突き付ける男は左手で教皇の腕を掴み取ると、そこに短剣を振り下ろす。死よりも恐ろしい、徹底的な拷問紛いのことをするつもりだ。
だが――
「イラつく」
教皇は一言そう呟くと、振り下ろされる短剣を右手でそっと摘み取る。
「な……!?」
ありえない事象に、5人の思考が止まる。
その隙に教皇は短剣を投げ捨てると、左手を今なお掴み続ける男を見据え、口を開く。
「死は救済。慈悲」
その直後、この男は驚愕に支配されることとなる。
「な、な、なあ!?」
教皇の左手を掴む男の手が、パラパラと塵となって消えていくのだ。
パラパラ、ハラリ――
男はあっという間に塵となり、持ち物と服を残して消えてしまった。
「な、な、な……ひぃ! 化け物ぉ!」
1人の叫びで、4人は一斉に逃げ出す。
だが――
「死は救済。慈悲」
その言葉と同時に4人の身体はパラパラと塵になっていき、消えてしまった。
誰もいなくなった路地裏で、教皇は持ち主を失った服を憐憫の目で一瞥すると、口を開く。
「お前ら如きが僕に勝てるわけがない。この姿では分からないだろうけど、昔は慈悲の勇者って呼ばれてたんだからね」
そう言い残すと、教皇はこの場から立ち去った。
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